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浜崎先生の講義「奈良の柿四方山ばなし」 (171116) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇あっという間に講義の時間が過ぎてしまいました。身近な柿に様々なルーツがあること、また、使い方をいろいろと教えていただきました。最も頭に残っているのは、血圧を下げる作用があること、毎日1個を食べて、自身の様子を見てみましょう。

◇柿タンニンが身体に良いという話は聞いていましたが、今日、えぇっと思う柿の効果を紹介いただき、柿がますます好きになりました。

◇今まさに柿の時期、あまり知らなくて食べていた柿ですが、とても参考になりました。糖尿病に効くということは、すばらしいと思います。柿タンニンがすごいと思いました。

◇身近な存在である柿について、柿の歴史、奈良県の柿のことを詳しく講義いただき、柿についての親しみが増した。家族にも説明してみたい。

◇子どもの頃、畑に柿の木があったが、いつの間にか枯れてしまった。今日の話を聞いて、枯れたことを残念に思う。早速また植えてみようと思う。

◇柿は奈良県の特産品であり、興味深く聞きました。柿の歴史を詳しく知ることができて良かった。昔は渋柿しかなかったが、鎌倉時代に甘柿ができたこと、1,000種も品種があることもわかった。葉の利用法の開発等もおもしろかった。柿渋の利用、柿を利用した産業の発展も期待できるように思われる。

◇柿の歴史や生産について、目からウロコのお話でした。せっかくの奈良の果実ですから、もっと全国へ、世界へ出ていってほしいものです。

◇柿の凄いパワーにびっくりしました。とてもおもしろかったです。ただ、中国が柿の生産量の5分の4ほども占めているとは意外でした。柿について、いろいろな角度からお話を聞けて良かったです。

◇とてもおもしろい柿の話だった。毎年、西吉野まで買いに行く。柿の実、渋柿の今後の活用が進めば、長寿社会の日本に大きな貢献が期待できるとの実感をもった。

◇最初は興味がなかったのですが、聞いていて、柿のすばらしさに気づきました。柿は身体が冷えると思っていましたが、身体に良いものをたくさん持っていると聞いて、毎日1個は食べようと思いました。柿が日本から世界に広がったなんて嬉しいですね。柿さん、ありがとう。

◇とても興味深い講義だった。無理せず11個を標準にして食します。また、柿の葉が県外産であることにびっくり。葉だけを収集することの難しさがよくわかりました。

◇身近な柿について、いろいろな角度から話を聞き、とても良かった。1年を通じて食する方法が完成され、広く出まわることを期待したい。また、サプリメントに活用されることが楽しみです。

◇渋柿の臭い、小さい時の記憶が鮮明である。世界に「カキ」で通じることを初めて知った。小さい頃、柿の木の下で、柿の花の首飾りを作って遊んだ。五条へ行って、山上まで柿の木があってびっくりした。今日は楽しい、興味深い話、ありがとうございました。

 

浜崎先生への質問と回答

1.渋柿を干したり、ヘタに焼酎をつけると、甘くなるのは何故でしょうか?

回答)柿の渋みの成分、柿タンニンは、柿の果実の中に(タンニン細胞の中に)、水に溶けた状態で溜まっています。渋柿をかじると渋く感じるのは、かじった時にタンニン細胞が壊れ、中の柿タンニンが流れ出してきて、舌や口の中の粘膜と反応して、渋味として感知されます。干したり、焼酎で渋を抜くというのは、この柿タンニンをタンニン細胞の中で水に溶けないように固めてしまうという作業になります。水に溶けないので、柿をかじっても、中の柿タンニンが流れ出さず、渋味を感じないまま、飲み込むことができるわけです。

ではどうして水に溶けなくなるのでしょうか? これは、アセトアルデヒドという物質が関係しています。この物質は、皆さんがお酒を飲んだ時に気分が悪くなったり二日酔いになったりする時の原因物質で、お酒のアルコールから生まれます。このアセトアルデヒドは柿タンニンと非常に相性がよく、出会うとたちまちタンニンとくっついてしまい、容易に固まって水に溶けなくする性質があります。脱渋はこの声質を利用したものです。柿も、ヒトと同じようにアルコールをアセトアルデヒドに変化させる作用を持っています。そこで焼酎を付けてそのアルコールを柿に吸わせれば、吸われたアルコールがアセトアルデヒドに変化し、柿タンニンと作用して、タンニンを固めてしまうのです。いわば柿を二日酔いにして、タンニンが固まるように仕向けるわけです。干し柿の場合は少し作用が違うのですが、皮を剝いて乾燥させると、柿の中でアセトアルデヒドが発生する機構があります。また、乾燥することによって、柿タンニンが徐々に濃縮され、固まりやすくなります。このようにして柿タンニンが固まった果実は、渋味が「抜け」、甘く美味しく食べられるわけです。ですので、「渋抜き」「脱渋」とは言いますが、けして柿タンニンを果実から抜き取るわけではなく、果実の中で固めてしまって「渋味」だけを「抜いて」いるわけです。

2.柿の葉1枚を45円で、本当に買ってもらえるのでしょうか?

回答)柿の葉すし業者さんによります。また、安定して何枚の葉をどれ位の期間出荷できるかによっても異なります。ただ、ある程度の規模で柿の葉を出荷できれば、購入してもらえる業者はあります。もしよろしければ、いちど具体的にご相談ください。しかるべきところに繋がせていただきます。

3.“柿”の字の語源は何でしょうか。“木”へんに“市”と書く意味がわかればお教えください。

回答)「柿」の文字は、古くは「柹」という字でした。このつくりの部分は、「シ」と発音します。このつくりは、一説によると蔓の巻いた棒の上部を指したもので、「上の方」「上位」を示すとのことです。日本のある漢学者の方の説として、「柿を水に漬けて上澄みから渋をとったことによる」、という話をみたことがありますが、それが正しいのかどうかは判りません。なにより、柿渋の歴史を調べてみた限りでは、柿の漢字が出来るかどうかの頃から柿渋があったという根拠がなく、ちょっと頷くのが難しい説だと感じています。それよりも、私個人としては、発音から字が選ばれたのではないかと思っています。

柿は古くは長江沿岸の温暖な地域にありました。数千年前の長江沿岸は、当時の黄河流域に栄えた漢民族の文明国家から見れば、いわゆる蛮族の荒ぶる土地で全く別の文明が栄えた地域になります。実際に柿が中原まで伝わったのは大陸が統一された紀元前3世紀頃あたり、秦の始皇帝の次に統一国家となった漢の時代あたりらしい事が、文献から推察されます。それを考えると、南の蛮族だった人達が「シ」と呼んでいるものが、王朝が開かれた長安まで届いたので、漢語で「シ」と発音する「柹」を当てたのではないかと想像しています。このつくりの字は崩し文字で書くと「市」にそっくりになりますが、そうやって長く書き連ねているうちに「市」の字に変化し、今の「柿」になったのでしょう。ひょっとして、長江流域の考古学的な発掘が進んできて、当時の人達の使っていた文字が発見されたりすれば、そこに「柿」の原字があるやもしれません。それが見つかるまでは、本当の答えは出ないかもしれませんね。

 

 

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ものづくり科 11月14日 七宝焼き課程
 

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久保先生の講義 「介護保険制度の行方とシニア世代のための住環境」 (171026) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇皆が迎える老後、急速にやってきている高齢社会、介護保険制度もそのスピードに対応できなくなりつつある現状を改めて考えさせられました。ボランティア、NPOも含めて、自助・共助のシステムを皆で考えないといけない時期がきていると思います。

◇今後、何らかの形で地域包括ケアシステムの一員として貢献できればと感じました。

◇いま自分がヘルパーをしているので、とても興味のある講義でした。どんどん高齢者が増える中で、5年ごとの見直しでは無理になってくるのではと不安を覚えます。面倒を見ていただくより、見させていただけることに感謝して頑張りたいと思います。

◇ヘルパー2級を持っていて、在宅介護やボランティアで高齢者の方々と付き合ってきて、介護保険がどんどん使いにくくなっていると思います。これからの時代は、地域での支え合いや有償ボランティアで助け合っていくと思います。自分もすぐに世話される方になるかもしれないので、もっとサービスを受けやすい環境が欲しいと思います。

◇超高齢化がどんどん進み、これからはますます生きにくい社会になっていくのだと実感した。元気な今のうちに、どのように住み、どのように暮らし、どのように生を終えるのかをしっかりと考えたい。

◇介護サービスの提供方法等の違いや、提供する施設の種類が多いことに驚いた。

◇私がこれから必要となる介護保険について、勉強になりました。できるだけ健康な状態を続けられるようにしなければいけませんね。

◇全く考えてもみなかったことで、自分の身に当てはめて考える良いタイミングでした。自分も妻も、両親の介護もなく苦労したことがないため、新たな知識として役に立つ講義でした。

◇介護保険にお世話にならなければならない高齢になってきた。自分は一人住まいで、身近に迫った問題です。できれば自宅で過ごしたいが、介護の世話になるか今からよく研究して、自分に合った施設を利用するように考えたい。地区の民生委員や地域包括支援センターと相談して今後のことを考えたい。

◇義母が96才で、この8月から、介護付き有料老人ホームに入居しています。身近な話題でしたので、しっかり聞かせていただきました。

◇主人78才、私71才で、現在はそれぞれ自立しているが、今後は介護保険にお世話になる日が来る。本日の講義を主人に伝え、二人で今後の生活をよく話し合いたい。

◇老人ホームやサービス付高齢者住宅の違いを理解できました。まだ想像できない未来のことと思っていましたが、考えなければならないのかなと感じました。

◇在宅介護は、家族に大きな負担をかけることとなるので、住いの方法を考えてみたいと思いました。

2年前、要介護5の母を見送った経験から、ある程度知っていたが、本日さらに良く理解できた。

 

久保先生への質問と回答

1.住宅型とサービス付高齢者住宅との大きな違いは何なのでしょうか?

回答)大きな違いは設備基準です。居室面積は、住宅型が13㎡以上、サービス付高齢者住宅は18㎡以上。共用スペース面積や廊下幅等の基準も違います。運営に関しては、ほぼ違いが無く、利用者の生活や介護サービスの利用も同様です。

2.介護施設が何らかのことで、経営できなくなった場合、入居者はどうなるのでしょうか。どこかの施設と連携があるのでしょうか?

回答)施設設置基準や介護保険法上、入居者の保護が大前提としてあります。運営会社等は、担当ケアマネージャーや他の施設や介護サービス事業者と協力しあい、他の施設への転居を提案することとなっております。もちろん、決めるのはご本人とご家族です。

3.前半に話された認定者数等について、全国だけでなく、奈良県の実態も教えてください。

回答)恐れ入りますが、厚生労働省及び奈良県のホームページでご確認ください。

 

 

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田尾先生の講義「絵伝で見る弘法大師の生涯」(171109)への代表的な感想

 

◇空海のことを全く知らなかったことがわかりました。絵巻によって解説いただき、少し接することができました。「無財の七施」を行っていきたいと思います。

◇財がなくても施しができる「無財の七施」の教えを、今後の生活の中に活かしていこうと思います。また、「崔子玉・座右銘」になかなか良い教えがありましたので、今後の参考にさせていただきます。

◇空海は、超人で天才、偉大な人物と思う。四国八十八カ所お遍路にも惹かれて3回歩き、途中で中断しているが、元気なうちに歩いて全カ所めぐりたいと願っている。田尾先生の「よう、おまいり」を購入したので、よく読んでめぐりたい。「無財の七施」、特に“和顔施”、いつもにこやかな顔で接することを実践していきたい(今も、にこやかな顔で生活しているが、より意識して)。

◇弘法大師の生涯について学ばせていただき、ありがとうございました。私は四国遍路1200年の時に、歩いての修業にまいり、思い出多い旅となりました。今後も大師のことを学んでまいります。

◇とても難解な言葉、歴史などをわかりやすい言葉で説明いただいた。般若心教の解説を良く読んでみようと思いました。

◇空海の実像を初めて知ることができたような気がしました。確かに、空海は日本史の中で巨人であると思います。講師のお話は、とてもユニークな内容でした。東寺に絵巻があることは知りませんでした。密教を日本に伝えた空海の一端を見たような気持ちになりました。

◇歴史上のスーパースター“弘法大師”、学生時代から、エピソードも含めいろいろと学んできましたが、今日、またひとつの新しい学びをいただきました。行状絵巻も、わかりやすく語っていただき、よく理解することができました。私にとって宗教とは何かも、いちど考えてみようと思います。

◇誰もが、その名前を知っている弘法大師だが、弘法大師について、実はよく知らないのだということがわかった。絵巻も、今日のように、場面ごとに詳しく説明いただくとよくわかり、とてもおもしろかった。

◇謎に包まれた空海の生涯を、おぼろげながら理解できました。最澄との交流も初耳でフレッシュに感じました。

◇とても良い話をありがとうございます。空海は土木工事をされており、行基さんと同じような面もありますが、最澄さんに土木工事の話はないようです。いろいろな本を読んでみたいと思います。

◇行状絵巻をもとに空海の一生を講義いただき、とても優秀な人であったことを知りました。超訳「般若心経」は現代を生き抜く心がまえとしてもおもしろく受けとりました。

◇平安時代に、真言宗の空海と天台宗の最澄という二人の偉大な僧がいたことは歴史を学んで知っているが、宗教にはあまり興味がなく、また、それゆえわからないので、空海がどのように偉いのかわからなかったが、本日の講義を聞き、我々の頭とは雲泥の差があり、小説にも書けないほど難しい人物であることを理解しました。

◇「空海とは」との最初の質問にふと考えてしまいました。高野山、真言宗のイメージはありましたが、絵伝で詳しく教えていただき理解が進んだと思います。日本の偉人を知り経験を学ぶことは大切なことであり、自分がこれからも生きていく糧になると思います。

◇空海のことについて、知っているようで全く知らなかったことに気づきました。あまりにも有名すぎてあたり前に弘法大師空海と高野山真言密教という程度の知識でした。空海を、もう少し調べてみようと思います。

◇空海は学校の歴史の授業で習っただけなので、ほとんど知らなかった。空海のことが少しだがわかりました。自由訳「般若心経」が、心を打ちました。すばらしい内容だと思いました。


 受講生(銭谷氏)による話題提供(171109) への感想

「ふる里のむかし話」 「古代のスーパーヒーロー“役行者”-その神秘的生涯と遺徳」

 

◇「ふる里のむかし話」、思わず聞き入っていました。洞川温泉へ行きたいです。役行者を深く教えていただきました。難しい本をたくさん読まれ、本日教えていただきました。ありがとうございます。

◇洞川に伝わる「むかし話」を聞き、また、役行者の話を聞きました。役行者に関係するお寺などを、いちど訪ねてみたいなあと思いました。

◇「ふる里のむかし話」、とてもここちよく拝聴できた。龍泉寺、洞川温泉、大峯奥駆け道、おいしい豆腐や油揚げを思い出す。“女人禁制”の山も、あってかまわないと思う。以前に、藤原道長などが納めたお経のことを聞いたが、つながっていて良かった。「国宝展」でも経筒等を見た。穏やかな口調で話され、とても良かった。

◇私は、地元のシニア会で、洞川へ行き、温泉に入らせてもらい、食事もいただきました。龍泉寺では、案内いただき、ほら貝も吹いていただきました。陀羅尼介やお豆腐を買って帰りました。役行者のすごい修業と忍耐の強さがあったから、神々が現われ人々を救う尊い身分を与えられたのだと思います。改めて、昔の人は偉かったと思います。

◇私のふる里も、洞川ではありませんが、天川です。祖母から聞いていた話、初めて教えていただいた話、懐かしく聞かせていただきました。人口はどんどん減少していますが、こんなにも古くからの言い伝えが残っている所こそ、いつまでも残ってほしいものです。

◇不思議な力をもつ役行者について、日本史の教科書では習った記憶がなく、どんな人物なのかと思っていましたが、その一端を知ることができ良かったです。

◇教科書外の歴史の講義を、新鮮な気持ちで聞くことができました。

◇本日の講師の銭谷先生は、フェニックス大学の1期生、我々の大先輩とのこと。「ふる里のむかし話」は、先生の育った村の話とのことで、なかなか楽しい話だった。続いての「古代のスーパーヒーロー役行者」の講義については、簡潔な話にまとめられ、なかなか聞きやすかった。

◇洞川のむかし話、ありがとうございました。若い頃、大峯登山で、吉野山から夜通し歩いたことを思い出し、楽しく聞きました。この秋には、ぜひ再訪したく思っています。

◇むかし話は、何となく子どもに戻ったみたいで、心が温まりました。

◇子守唄はしみじみとして、とても良かった。

◇洞川に伝わる“むかし話”を聞きながら、自分の田舎を少し思いだすところがあった。役行者について全く知識がないままだったが、生涯を聞くことができ楽しかった。

◇空海より100年前と伝える役行者は、特定の人物であるということを初めて知りました。奈良・近畿における古くからの言い伝えはとても興味深く、また、一言主神社など親近感がある地名がでてきて、これからも楽しみながら訪問できると思います。地域の伝承を大切にして語り継げていく大切さを感じました。

◇子や孫へ自分たちが住む土地の“むかし話”を語り伝承していくこともなくなりました。そのような中で、「ふる里のむかし話」は、大切な話として守っていかなければならないと思いました。役行者について詳しいお話を聞かせていただき、改めて、大峰山を含め宗教文化として守っていきたいと思いました。

◇自分たちの近くにも昔話があるのかもわかりません。それを知ってみたいという気持ちになりました。

 

 

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11月9日講義模様
 

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11月2日必修講義模様
 

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山崎先生の講義(171026) への代表的な感想

「歴史に翻弄される中、生涯をかけて『万葉集』を編纂した大伴家持」

 

◇以前から万葉集に興味があり、種々の講演会等に参加していますが、編纂の中心人物とされている大伴家持についての話は初めてで、以前にも増して万葉集に興味がわきました。

◇大伴氏の家系からの説明と、“どんな人”の説明で、先生が“家持さん”をどれだけ好きかが伝わってきました。時代の流れ、人との関わりの中で歌が詠まれてきたことがよくわかりました。今ごろになって、万葉集に興味がわきました。

◇昔の人は短い歌のなかに自分の想いをこめて表現していたのがよくわかりました。歌の意味合いを解するのはなかなか難しいものがありますが、山崎先生の説明でその想いが少しわかったように思います。

◇大伴家持を知ることができて良かった。けっこう身近に感じました。

◇歌の内容を理解するには、あまりにも知識がないのですが、大伴家持の歌を詳細に説明いただき、家持の人生観が、少しですが想像できました。

◇詩歌は苦手で、あまり勉強してきませんでしたが、大伴家持と万葉集はよく知っているつもりでした。今日の講義では、今までとは違った視点で学ぶことができました。

◇わかりやすい口調で、やさしく話していただき、大伴家持を身近な人として受け入れることができました。

◇とても興味深く、楽しく聞かせていただきました。家持の歌について、もっとお話を聞かせていただきたいと思いました。家持については、万葉集を編纂した「歌人」という認識しかありませんでしたが、家持の“人となり”が、とてもよくわかり良かったです。

◇大伴家持のある一面しか知らなかったが、とても興味をもちました。もう一度、万葉集を手にとってみよう。

◇大伴家持について、万葉集を編纂したことしか知りませんでしたが、その人物像と没落していった生涯を知ることができ、万葉集の歌碑・史跡など見た時には、今以上に感銘を受けると思います。

◇万葉集にあまり興味がなかったが、先生に詠みあげてもらうと、とても気持ちが良いものでした。大伴家持の人生が波乱多いものだったとわかりました。

◇歴史書は勝者の編纂になるが、真実は、万葉集のような短歌の中にある。心情を最も端的に表していると思います。短歌の解釈の勉強を続けていきたいと思いました。

◇大伴家持の生涯の話を、万葉集の恋の歌と、政争に踊らされた家持の心の動きを交えたお話は、その時代の背景が見え、楽しく聞かせていただきました。

◇こんなにも万葉集歌の意味があるとは思わなかった。先生の経験から発せられる歌の詠みと調に感心する。今まで難しいと思っていた万葉集が、当時の役人が自分を表現する手段として使っていたとは驚き。その中心人物の家持の人生を適切に説明いただき、何か万葉集に興味を覚えたように感じた。

◇今日の講義で、家持の“人となり”を感じることができましたが、本質は妻想いのよき夫であったとともに、感情豊かな方で、しかも世情を憂いていたのかなあと感じました。加えて、女性の気を引き寄せる言葉たくみなセンスは羨ましい限りです。

 

 

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野口先生の講義 「手づくりの観光と地域の未来」 (171012)への感想・質問回答

 

代表的な感想

◇「観光の本質は交流」であること、地域と人々を活性化する観光が重要であること、そのためには、ミニツーリズムづくり(地域の人たちによる手づくりの観光交流づくり)が必要ということがわかった。

◇『奈良の将来ビジョン』に示されたミニ観光の試みについて、とても興味深く聞かせていただきました。高取町の「町家のひなめぐり」に、一度は行ってみたいと思います。

◇観光の担い手は地域の仕事・地域を愛する人間であるべきこと、地域住民が自ら観光・交流を担うことが“もてなし”の基本であるということに共感を覚えました。地域に何があるのかをよく理解して、地域の活性化に協力していくことが大切だと思いました。

◇観光の意義を知ることができ、よかつた。「観光の本質は交流」とのこと、地域の一人ひとりが他地域から来られた方々に親切に対応することを心がけることが重要と思う。

◇「観光の本質は交流」である、何とすばらしい言葉か。しかし、何をするにしても、円滑に運営するには数年かかる。特に地域に受入れ素地ができるまでどれだけの努力が必要か。成功した地域はすばらしいと思う。

◇「観光の本質は交流」、講義を受けて共鳴した。室生地域については室生寺だけしか知らないので、深野地区も訪れて見たい。

◇これからの奈良の観光をどうするかという観点からの講義はとても参考になる。特に、深野での地域づくりについては、北森さんの講義を聞いていたので、さらに肉づけされて胸にストンと落ちた。

◇地域づくりは、地域がもっている財産を見つけること、掘りおこすことが大切、地域を何とかしたい強い気持ちをもって分析し企画し、先ず一人でも行動すること、続けていくうちに理解者が増えていく、以前から先生方が何度も言っておられるように、外部から新しい感覚を取り入れながらということでしょう。深い知識からわかりやすく話していただき、ありがたかった。

◇地域の活性化にあたって、地域内交流と地域外交流の大切さ、経済効果よりも“皆が等しく”を進めることの価値を学べた。少し広い範囲の良さや利点を加味しながら、住民間の交流を積極的に進めることが極めて重要であることがわかった。今後の地元の活性化に役立てたい。

◇高取町と室生深野について、リーダーを中心に取り組まれている活動はとても参考になりました。私たちは今、何か行動を起こし、地域の発展を考えなければならない。私は古綿文化の伝承に取組中ですが、町の人々の関心が低く、残念です。高齢であるが、一人でもできることを頑張りたい。

◇最後のページの企業、政府、非営利団体(NPONGO)が現状よりも大きな力をもつようになることが共生社会への第一歩という講師の考えに賛同できた。

3件の事例には興味をもった。一度足を運んでみたい。

◇今日は、何においても交流することが重要であると聞いた。今から“サンデー毎日”を意味のあるものにするため、交流(コミュニケーション)を大切にしたいと考えました。ありがとうございました。

 

野口先生への質問と回答

質問.事例にでてきた店はできた時から知っていますが、「限定+予約」のため、行ったことはありません。そのような仕組みは、事業としては成功でしょうが、観光としてはどのように評価するのでしょうか?

回答)難しい質問で、悩みました。

1に、事例で紹介した店は株式会社です。どのような経営形態をとるのも、基本は企業の判断に任せるべきものでしょう。

2に、一度店に行かれたらわかるように、あの立地で、通りがかりの客が入ってくることは望めません。また、逆に、わざわざ、店を訪ねてきた人に(満員の場合)「帰ってくれ」と言っても、街中ではないので、客はほかに行く店もなく困ることは間違いありません。「帰ってくれ」と言われて、不愉快な思いもするかもしれません。

3に、同店は地域の農家たちと営農協議会をつくり、ここにレストランで使う大和野菜の栽培を委託しています。同店を軸にしたこの活動は地域コミュニティの維持・再生を目的としており、同店は、株式会社の形をとりながらも、このような役割をも担っています。

4に、この地域には、付近に二つの古刹があり、同店のパンフレットにも記載されており、店を訪れる際、お寺を観光する人も少なくないと考えます。

事例で紹介した店と地域との関係、観光との関わりは以上のとおりです。1店舗の活動としては、これで十分ではないかと私は判断します。

なお、質問された方は、「限定・予約のため、店・現地に行っていない」とのことですが、やはり、現地へ行き、店の実情を見たうえで、ご自分で考えてみてください。

 

 

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辰巳裕先生の講義「奈良の観光交流への想い」(171012)への代表的な感想

 

◇すばらしい奈良の宝をいかに地域社会の発展に役立てていくか、いかに良さを伝えていくかについての先生の前向きな姿に接し、私自身も、地域づくりに向けて、楽しく気楽にまた責任をもって実践していきたいと思いました。ありがとうございました。

◇まちづくりに対する講師の熱い思いが通じてきた。楽しみながらの活動になるよう高めていくことが重要ということにも得心できた。

◇地道に取り組んでおられる原点の「生の声」を聞いて共感を覚えた。おもしろい話だった。

◇今日の講義では、「奈良を学び良く知ることにより奈良を好きになってほしい」との先生のお気持ちがとても良く伝わりました。奈良に何十年も住みながらも、本当の意味で奈良のことを知らないと思います。これからは訪れる時に、歴史的な背景を知る努力をしなければならないと思いました。

◇奈良の人間は、自分の地元についてあまりにも知らなすぎる。私は数年前、仕事の関係で、京都と奈良の違いは何かを考えてみました。私なりの結論に達してはいますが、今日の話は共感する部分が多々あります。私たち自身も、もっと奈良を知りアピールできるような力を身につけたいと再確認しました。

◇歴史の古い奈良には、たくさんの宝が埋もれていると思う。昔から住んでいる者にとっては、ごく当たりまえで何の変哲もないことが、視点を変えると、とても魅力的なものに変わる。そこに気づくことが大切なのだろう。

◇行動する前にいろいろ考えてやはり無理だと結論を出し、結局何もできていないでいる。何かするには、まず一歩を踏み出すことを肝に銘じたい。

◇奈良のため、奈良を大切に思っている人がおられるのだなあと思いました。奈良を良くするため、頑張ってください。応援していきます。

◇奈良フェニックス大学に入り、奈良県民になろうとして、自分が本当に何をしたいのかを考える良い講義でありました。たくさんの仲間づくりに、少しずつ参画していけるよう努力することにします。

◇先生が代表の「NPO法人奈良好きの人つどい」のイベントに一度参加したことがある。先生の意図はすばらしいと思う。東京から来ている方もいてびっくりした。「関東の方々にとって奈良はあこがれの地」であることを聞いた。もう少し深く、歴史から奈良の地を学びたい。また、HPを見て“楽しく”参加したいと思っている。

◇「NPO法人奈良好きのつどい」は、発足時から存在は知っていた。入会しようかと思いつつ、そのまま流れている。西山厚先生のファンで、よく先生の講演を聴講している。本日の辰巳先生の講義で、やっぱり入会しようと決めた。

◇法華寺町は、家内の実家のある町で、親しみのある町です。法華寺町を中心に奈良の良さを全国に情報発信する取り組みに敬意を表します。継続は力なりで、協力者や関心ある人たちを活用され、奈良の知名度向上と発展に寄与されていると思います。私も小さな力ながら協力していきたいと思います。

◇「自分のためにボランティアをする、そのことによって他の人もボランティアができる」という言葉が、これからの生活・仲間づくりに役立つのかなあと思いました。楽しく、心に思う活動ができるのかなあと思いました。

 

 

 

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佐藤先生の講義 「能を演じる」 (171005) への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇細かな所作まで説明いただき、とても良かった。私は、能面が大好きですが、能は演者の存在を消して能面の面(おもて)に成りきるという話を聞いて、面には生命があるから、それを見る人を引きつける魅力を持っているのだとわかりました。良いお声で感動しました。

◇能について初めて講義を受け、すべてが新鮮で心に響いた。一日中この講義を受講していたい気持ちでした。しばらく能鑑賞から遠のいているので、本日の感動を心に、先生の舞台に足を運びたい。素晴らしい授業でした。

◇実演も交えながら、丁寧にお話くださったので、とてもわかりやすく楽しかったです。今まで狂言や歌舞伎は観たことがあり、また見たいと思いますが、能はどうも退屈で堅苦しいように感じ遠慮していました。でも、居眠りしても良いと聞き、もっと気楽に、そして今日のお話を思い出しながら、ぜひ能を観て見たいと思いました。

◇面が主役、面が美しく見えるようにふるまう。面と対峙する。初めて聞いたように思います。次に能鑑賞する時には予習をします。

◇本物の世界を教えていただきました。「謡を全て覚えたところが出発点」「面が主役。感情をもったように錯覚する程の所作」などの言葉に感動しました。日本の古典芸能の精神性の高さはすばらしいですね。

2度目の講義を受けましたが、全てが新鮮に聞こえました、また、見えました。年に3回ほど能を観る機会があります。あらすじを読んでから観るので、おもしろいとは感じていますが、講義の内容を思い出し楽しみたいと思います。

◇初めて能の成り立ちなど教えていただき、予習が必要なことがわかりました。役柄と演者の華を融合させて表現することや、面に従って演じるなど、目からウロコのお話がたくさんありました。ぜひ、能を鑑賞しに行きたいと思いました。

◇能は初めてでした。すべてが難しい。でも、知る機会になり、意識して知っていこうと思いました。知らなかった世界に出会えてうれしいです。公演を見たいと思います。

◇とても興味深く勉強させていただきました。能は堅苦しいイメージが強く、日本人でも理解している割合は多くないように思いますが、究極の日本文化と認識しました。ありがとうございました。

◇いらぬものをそぎ落としつつ、その境地を求める。人生に似ているなと思った。

◇能は初めて学んだ。説明されている声が、一変して太い良く通る声に変った。どうしてあのような声が出たのか、動きについては一挙手一投足が大変、修業の賜物と思う。今後テレビを見るのが楽しみになった。

◇能について教えていただき、ありがとうございました。能を見学する機会が少ないので、これからは少しでも努力したい。宇陀では年1回、蛍能が開かれ、12回見学しましたが、その場で終わっています。これからはもっと関心をもって取り組みたい。

◇能は5年ほど前から親しんでいる。発祥の地は奈良。それなのに大衆受けは今ひとつ。歌舞伎と違いスターがいない、できない。今日のような機会をもっと増やし、奈良の観光客誘致に貢献できればと思う。奥の深い能、さまざまな機会を見つけ能に親しんでいきたい。

 

質問と回答

1.正面座席が良いと思って座ったのですが、脇正面から観た時、全体の動きが見えておもしろかったです。良い席とは、どこなのでしょうか?

回答)客席の料金設定から言えば、正面席、脇正面席、中正面席の順に良い席ということになります。役者は、正面から見られることを前提に演じますから、その芸術性などを真正面から受け取るにはやはり、正面席が最適と言えます。また、脇正面からは、足の運びなど、立方の技術的なことがよく見えるということで、この席を好まれる方も少なくありません。自らも能を稽古している人に脇正を好まれる傾向があります。

中正面は、柱に邪魔をされて舞台に死角ができる難点がありますが、舞台がより立体的に見えるということでは、正面、脇正面より上でしょう。もし柱がなければ最も良い席だとも言われることがありますが、面を掛けた役者にとっては、この柱が位置や向きを知る命綱ですので、相撲の土俵のようにはなくすわけにはいかないのです。

2.①能は権力者が育てたもの、ワビ・サビを重んじる。②神楽・歌舞伎は庶民向けの芸能として育ったもの、ワビ・サビとは無関係で動きの面白さを追求する。この①・②の源流は何でしょうか?神話でしょうか、昔の娯楽でしょうか? 

回答)多分にお求めの答えになっていないことを承知の上でお答えします。

芸能の始源はおしなべて神事であるといわれています。現在でもその姿をとどめているものは、例えば神官、巫女が神前で奏する「神楽」。神慮をすずしめ、なぐさめるものです。また、能の「翁」は翁面を掛け、神霊をその演者に降ろして寿福を招来させる「よりまし」芸そのものです。

芸能は、声、身体の動き、楽器の音によって、空気、大地を揺り動かし、神霊に働きかけるものでした。それは同時に人の心にも働きかけ揺り動かします。人々の神に向かう心の力が、神の力を増幅させるものでもありました。芸能は、神に力を与えるためにより多くの人の神向きのエネルギーを集めるための手段にもなっていきます。そのため、芸能は神への働きかけとともに、人の心への働きかけがより意志されるようになり、より人を喜ばせ、より人を集められるものに工夫されていったことと思います。歌舞、寸劇は、神話、説話、伝説、事件、うわさ話、あらゆるところに題材を求めたものと思います。

大陸唐散楽由来の猿楽も、種々多様な芸から、鎌倉期には「能」という歌舞劇と「狂言」というコント劇のようなものに収斂されます。それが、観阿弥、世阿弥に代表される室町初期の猿楽者たちによって洗練されたものが、現在の能楽につながるものです。

能の洗練大成の時期は、将軍義満の北山文化が花開いた時代。作能は、高級武士、公家を意識した、王朝的な美意識でなされています。世阿弥らが能に求めた「幽玄」も現在の意味に比較して、より華やかな意味を持つそれです。「わび」「さび」は、それが強調された中世に限らず、日本文化全体に、大なり小なり通じているものと思われ、能にもまたそれを感じさせるものもありますが、やはり中心的な美意識ではありません。能は「静」を印象付ける芸能ゆえに、「わび」「さび」を連想させることがあるかもしれませんが、基本的には②で挙げられた、神楽、歌舞伎と同類なのだと思います。

能は室町以降、貴顕を意識し、桃山、江戸時代には武家の式楽となり、様式化、高踏化する歴史を歩みました。歌舞伎は、江戸時代から商業演劇として成長してきています。神楽も江戸期に成立し、神社、氏子を客としてきました。成立した時代、環境、また演ずる対象などによって芸態は大きく異なりますが、芸能はおしなべて、華やかな美しさ、楽しさを中心に据えたうえで、そこに別の種の美で味付けが施されているというのが基本的な在り方かと思います。

3.いま流行りのロボットが能を演じればどうなるのでしょうか?

回答)ロボットやAIなど、今時の技術について無知ですので、お答えするのが難しいのですが…。人体と同様の動きが出来るロボットができたとして、また、能役者の体の使い方が完全に解析できてロボットにインプットできたとして、さらにそれをAIが磨き上げたとして…どうなるのでしょうか、わかりません。

この作業を進めるに当たっては、当然能役者がかかわらなければならないでしょう。その際、理想的な身体操作、謡の理想、何を以って能の美とするか、よい能の条件は何かなど、普段適当に済ませていることを突き詰めて考えなければならなくなるでしょう。それは能楽界によい刺激を与えることだろうと思います。

4.能に携わっている方の生活・日常は、どのようになっているのでしょうか?

回答)人それぞれでしょうし、決まった形もありません。自由業ですから、早寝早起きの人もいれば、日の出る頃に寝て、昼頃起床する人もいます。最低限、確り舞台を勤めて、確りお弟子の稽古をする、あとはその人なりです。

ちなみに私の内弟子の時代は、師匠に稽古をつけてもらうときは、午前一時、二時から明け方まで。明け方に床に就く、お弟子の稽古は昼過ぎから、時には日付が変わるまで。完全な夜型生活でした。よく、深夜ランニングに出て、平城宮址で稽古していました。今でもその癖が抜けず、夜型の生活が続いています。

朝の仕事があったり、夜の仕事があったり、スケジュールが日によってまちまちですので、能楽師は皆、かなり不規則な生活をしていると思います。拘束される時間の合間に自身の稽古を入れていきます。稽古場だけでなく、歩いていても、乗り物の中でも、風呂でも、稽古の致し様はいくらでもありますので、意識しさえすれば無駄な時間は無くなりますが、そこは怠け心との勝負です。自身の稽古を習性に出来るかが難しいことだと思います。

また、師匠に口酸っぱく教えられたことは、「普段の生活がそのまま舞台に出る」ということです。日常の振る舞い、動作に乱れがなく、美しくあるよう心掛けています。昔、春日大社の若い神官さんとの話の中で、神道には教義のようなものはないけれども、常の一つ一つの振る舞い、動作を神向きの心を以って為すことが信仰の形なのだ、というようなことを聞いたことがあります。真に尊いことだと思います。

 

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必修講義選択講義特別講義
 

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山本先生「シニア世代の不動産売却にかかる税金」(171005)への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇本日の税の勉強は、我々の年代にとって、とても興味がある話ばかりで、身につまされて聞きました。今までこのような話を聞けなかったので、具体性があり参考になりました。自分の時も考えるきっかけになりました。

◇身近な問題として有意義であった。子どもへの相続について検討していきたい。

◇財産処分は、頭が痛い問題。一人住まい、築150年の古民家で土地付・農地有、息子たちは東京在住。地域で古くから住んでおり売却は考えたくなく、末永く保存したい思いをもっている。息子たちとよく話し合います。

◇今日の講義はなかなか難しく、いざ自分がその立場になってわかってくるのかなと思います。知らないで損をすることも多々あると思うので、頭においておかなければと思いました。

◇不動産関係の税金は本当に難しいものがある。ことある時は、必ず専門家に相談したいと思う。少しでも得する方法があることがわかった。貴重な講義であった。全部理解することは困難であるが、何か方法があると思っておくことが大事!

◇私には終了したことですが、必要な知識と思いました。私もモメにモメました。もう少し早く知れれば良かった。

◇言い訳になりますが、サラリーマンだったため、税金に関する知識は殆どない状態です。内容をすべて理解するまでには至りませんでしたが、税金に対して留意すべき点が多々あり、とても参考になりました。

◇同居している家主の父がおり、その相続がどうなるのだろうと不安になってきていました。今日の講義で、真剣に考えなければならない時期が近づいていることを痛感しました。私自身も終活に向けて、もう一度勉強しなければと思っております。

◇私たちシニア世代にとっては、今後、不動産売却は身近な問題になってくると思われる。興味をもって話を聞かせていただいたが、予備知識が全くなかったので、少し難しかった。今後このような問題に直面した時には、専門家に相談するのがベストだと理解した。

◇相続不動産の処分のタイミングについて有効な知識を得ました。

◇相続や譲渡なんてまだまだ先と、真剣に考えていなかったが、法の解釈、理解によってさまざまなケースがあることがよくわかった。これをきっかけに。今後、いろいろと学びたい。法律を知っていることは強みですね。

◇自分たちのマイホームや親からの相続等で、切実な問題となってきています。貴重な説明をいただき、自分でもアンテナを立てて専門家に相談していきたいと思います。

◇マイホームの買替え特例、居住用財産の特別控除、被相続人の居住用財産の特別控除など、詳しく説明いただき、よくわかりました。次は、配偶者控除の廃止などよく話題になりますが、所得税の控除等について講義していただききたいと思いました。

 

質問と回答

問.販売価格(取引価格)は、土地・建物込の価格のことでしょうか? 配偶者が土地・建物を相続する場合の金額査定は、現在の公示価格で行われるのでしょうか?

回答)販売価格は、土地・建物合計金額です。

相続での評価額は、相続税評価額です。土地については、公示価格の80%程度です。

建物については、固定資産税評価額で評価いたします。

なお、配偶者が相続により取得する場合は、330㎡までであれば、80%減額されます。

 

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10月5日 講義風景




 

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北森先生の講義「地域づくりは“た・ち・つ・て・と”-空き家がない村からのメッセージ」(170914)への

代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇地域づくりは行動を起こすことから始まるのがわかりました。若者と女性の力が役立つということで、行動を起こすのに勇気をもてました。

◇子どもたちをサポートする体制づくりをされているのがすばらしいです。伝統行事は、続けることに価値があることが理解できました。

◇自分が住んでいる地域でも少子高齢化が進んでおり、いろいろ考えさせられました。未来遺産ということも知りました。各地域で事情は違うでしょうが、“た・ち・つ・て・と”を頭に入れて活動したいと思いました。

◇地域づくりは地域の資源を活かした仕組みづくりというお話であった。私が住む住宅地は新興住宅地で団塊の世代が多く住んでいる。空き家の問題など地域が抱える問題は山間地と同じようなものです。私たちの地域は“人”が資源であると思いますので、高齢化に関係なく、おもしろい地域になることを目指したいと思います。

◇とても興味深く聴くことができました。地域づくりは、しっかりとした収入も確保できる活動の上に、その拡大にむけた啓発やPRや楽しいイベントがあると思っていましたが、講師の新しい文化の創造プランとその実践に驚きました。目からうろこ、新しい姿を学ばせていただきました。

◇行政に頼らない地道な活動があり、逆に力がある活動だと感じました。長い時間をかけて、多面的・多角的に活動されていることに感心しました。

◇穏やかな語り口から、調和を重んじて地域づくりをされている姿をうかがいました。女性のしなやかさとポディティブ思考の大切さを再確認しました。

◇ご苦労のほどを十分理解できました。継続、人間力、根気、コミュニケーション等々が大切と考えます。私は自治会の世話をしていますが、活動に全く興味を示してくれない年配者も多く、苦戦しながら実践しているのが実情です。“た・ち・つ・て・と”を念頭に頑張ってみたいと思います。

◇よく似た里山で、むらづくりに悩んでいる。自治会との兼合いはどうなっているのか、先生がこのエネルギーを継続できるのは何か、リーダーの後継者はどうするのか、現在の課題を解決していくのにどうするかを考え直す機会となった。

◇締め括りの「のんびり構えている時間的余裕はない」が決め手だった。新しい田舎の時代、地域力=価値創造も同時に教えていただいた。

◇日本の里100選に認定された取り組みと情熱、組織運営に感動した。以前から宿泊してみたいと思っている「ささゆり庵」にぜひとも行ってみたい。韓国・中国からのホームスティ者たちが、ホストファミリーの心のこもった温かいおもてなしで、日本に対する見方が変わったという話にも心打たれる。来年6月には、ササユリを見学に行きます。

◇地域づくりは“た・ち・つ・て・と”がよくわかった。自治会で外国からの旅人を受け入れる運動をしてみたい。

◇私の近所も高齢化しています。近所の結びつきをつくらなくてはと思っています。先生の地域づくりの話はとても役に立ちます。時間はないけれどあせらず、集いながらまず行動だと思います。近所づきあいが薄い地域ですが、お茶の会やおしゃべりで、少しずつ動きます。

 

質問と回答  注)◆印の回答は正解ではありません。参考意見のひとつとしてご覧ください。

1.地域経済のことが気になります。持続可能なのかでしょうか?

回答)私たち「深野○○会」の活動では、安定的に地域に収入が得られる活動には至っていません。将来的には、自然環境が良いこともあり、また都市住民の訪問が増えたため「農家民泊、貸農園、農林体験」等検討する予定です。

○○会結成時、経済的収入も検討しましたが、メンバーの纏まり、行動力を重視するうえで、全員平等に経済効果を得るには無理があるため、現状を改善し行動することを優先し、収入を得る事は将来のテーマにしました。我々の活動は自主・自由参加、ボランティアに徹しており、資金が必要な場合は国や企業の支援、助成に応募しています。

幸いにも当地は、元々山間地でありながら昔から農林業だけで生活できないこともあり、外部に働きに行く家庭が殆どであったため、定年後もそれなりに生活できているのが実態です。

◆経済的な持続可否よりも、若者の人数が少ない点から、将来に対する危惧はあります。

2.私が住んでいる地域でも、少子高齢化がどんどん進んでいます。例えば、自治会の班長は輪番制になっていますが、ある老年者世帯は「班長は無理、どうしてもと言うなら自治会を脱退する」と言われ、その世帯を輪番から外しています。このようなことが増えれば、大変な状況になります。役員の問題が大変です。地域づくりの一環として、上記のような場合、自治会としてどのように対応していけばよいのでしょうか?

回答)私たちの地域は戸数36戸、うち5戸は外部からの移住者です。

1)自治会組織:自治会長、副会長は任期2年、年齢順。現会長で6365歳。

     課題:この数年、全国各地「地域おこし・活性化」等の活動が自治体からの働きかけで、「まちおこし協議会」等会合が多くなり、特に自治会長は忙しくなっている。

     自治会長等の経験者は役員の忙しさを良く知っているので、周りが何かと側面支援してくれる。

2)地域内に昔から垣内(カイト)、組と呼ばれる近隣の家庭で形成された4組があり、組長さんと呼ばれる人(班長?)が各1人の計4人と、1)の2名 計6名が自治会役員です。

     組長も輪番制で1年任期。垣内への連絡、地域奉仕作業を行っている。

当地域は戸数も少ない事より、役員を拒否すると全員が困ることを理解している。自治会長に就任するには、誰が見ても家庭的に無理、気の毒だと言う人は役を免除してあげようとの考えがあります。2年任期の輪番制に24年前に変更してから、対象者15名中3人は自治会長の役割免除をしました。

     私の感性から見ると、自分の言い分が通らないと自治会を脱退するという強迫的な言い分を黙認すると地域の纏まり、融和が保てないと思います。班長拒否している方の言い分を十分聞いて差し上げることと共に、できる範囲でも良いから班長をやってもらうことも必要でしょう。

     さらに、質問された方の地域は男性中心の社会かなとも思います。女性の方が活動的であり柔軟な発想があります。社会貢献は、これからは女性です。私どもの地域では役員会等に奥さまが参加し、男性では気のつかない意見を言ってくれます。

3)地域全体で高齢化家庭が極端に増える可能性が高い場合は、地域での今後の対応方法などを今の段階で話し合う必要がありそうです。また高齢でも班長をできるように、どのように改革すれば良いのかも重要な検討課題でしょう。

3.先生が深野地区へ戻られてから、火災などにより近隣の関係が悪化するなど、地域の存続が脅かされるようなことはなかったのでしょうか。あったとすれば、どのように対処されたのでしょうか?

回答)今のところ幸いにも、近隣の関係が悪化するなどの問題はありません。

ただそのようなことが発生した場合は、第三者を交えて、勇気を持って話し合い、相互理解の場を持つことが重要と考えます。互いに隣人や地域と良い関係を維持したいと誰もが願っているのですから。

その他「代表的な感想」について感じたこと

①上から5番目「地域づくりはしっかりとした収入確保から……」

確たる収入確保ができないと地域づくりはできないは理想ですが、お金が絡むとチーム内に不協和音も出ます。また安定収入を見込めるためには時間が必要です。それまで何もしない、議論にばかり時間を費やするというのはもったいないというのが私の考えです。活動している中で、収入に結びつけることを考えられてはいかがですか。

②上から8番目「活動に全く興味を示してくれない年配者も多く……」

多様な価値観がある中、全員に関心・興味を持ってもらおうとするのは素晴らしいことです。しかし、全員の賛同を得るのは困難です。そのエネルギーを活動に充当することに注力されては!素晴らしい活動であれば、相手から近づいてきますから。むしろ賛同してくれる、協力してくれる仲間を増やす方が遣りがいもあり、楽しいですよ。

③上から9番目「自治会との兼ね合いはどうなっているのか……」

「深野○○会」は、自治会とは直接関係はありません。ただ全てのメンバーは自治会員でもあり、最も活動的な組織であるため、地域活動の中心になっています。

「室生国際交流村」は宇陀市全域及び名張市の一部と活動を共にしているため、自治会及び自治体とも全く関係がありません。

④上から11番目。「ささゆり庵」に行ってみたい……。来年6月にはササユリを見に行きます」

私たちの地域は、四季折々の表情を見せて呉れます。

来年の6月と言わず、皆さま時々お越しください。ご案内もさせていただきます。

奈良市内から車で1時間足らずです。

 

 

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関根先生の講義「金峯山の信仰と遺物」 (170907)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇何回か訪れている金峯山ですが、藤原道長の御岳詣でや山上ヶ岳の大規模経塚群を学び、道長埋納経筒やたくさんの鏡像が発掘されたことを知り、次の訪問が楽しみになりました。

◇金峯山の信仰という話を聞き、昔の人々の信仰の深さを垣間見ることができました。御嶽詣という言葉を聞いたことはあったものの、意味を理解していませんでしたが、今日、意味を知ることができました。今日のように乗り物もない時代、しっかりと心に決めて信仰をしていた様子がよくわかりました。

◇この春、蔵王権現の御開帳を初めて見ることができ、その迫力に圧倒されました。今日、その深い内容が聞けて、ますます金峯山に興味が湧きました。

◇わりに近くで親しみやすい金峯山寺のお話がとてもわかりやすかったです。藤原道長の行程等、何日に出発してどこを通りどこをお参りしながら大峰山へ登られたのかがよくわかり、山上でのお詣りの仕方、お経を書かれた紫色の紙に書かれたお経の文字が金であったことなど、極楽世界に絶対に往生したいと願ったり、彰子さんに子どもが授かるよう祈られたことが、よくわかりました。

◇山岳信仰、神仏習合発生の地の金峰山の話はとても関心のある話でした。道長奉納の経筒は奈良国立博物館で観たことがあり、末法の時代に入ったと信じられた8世紀中頃の宗教の考え方も含め、現世利益を願う貴族の考え方など、興味深い話でした。

◇奈良に住んで40年ですが、まだ金峯山には行ったことがありません。歴史文化遺産として興味深く受講させていただきました。いちど出向きたいと思います。

◇吉野山は機会あるごとに訪れ、多くの寺があり、桜で有名で、あまり意識してその存在を学ぼうとしたことはなかった。もともと興味はあるので、本日は良い機会をいただけました。次に訪れる時は、今日学んだことを思い起こしながらゆっくりと歩いてみようと思います。

◇栄華を極め全てを手にした道長でさえ、こんなにも熱心に仏教を信仰し、金峯山にまで詣でていたと知りおもしろかった。当時の人々の生活と信仰がいかに一体化していたのかが、改めてよくわかった。しかし、567千万年後に再来することを願い、経塚に奉納したのに、わずか千年余りの後の我々が掘り出し話題にしているのは、さぞかし無念であろうと思われる。

◇金峯山詣について、道長の行程や思いなど、とてもわかりやすく説明いただきました。また、鏡像の実物を拝見し、その薄さ、線刻のすばらしさ、手仕事の技に感銘しました。京都から金峯山までの道のりを歩かれた信仰の過程も垣間見られ良かったです。

◇とても勉強になりました。近くの大峰山系について全く知りませんでした。こんな歴史があったとは、講義を聞いて良かったです。

◇金峯山信仰について学ばせていただき、ありがとうございました。私は30才代の時、吉野神宮殿より山上まで夜間歩行詣をした経験があります。これからは、金峯山にまつわることを学び、子や孫たちに教えていけるよう努力いたします。ありがとうございました。貴重な遺物を拝見でき、ありがとうございました。

◇自分には信仰心というものがなく、わからなかったけれど、いろいろな神も仏も一体で現世利益や極楽往生を願うことらしいと思う。今現在のために観音様が身近なような気がしました。

 

質問と回答

問.金峯山の仁王様の作者は、どのような説があるのでしょうか?

回答)高さ5.7m。東大寺南大門に次ぐ日本で二番目に大きな仁王像です。延元3年(1338)から翌年にかけて大仏師康成(こうせい)が胤舜、良円らを率いて造立した後、康正2年(1456)に改めて彩色されました。康成は、運慶の曽孫とも伝えるように、慶派仏師の流れを汲み、父康俊(こうしゅん)から「南都大仏師」の称号を継承した、この時期の代表的な南都仏師です。数年前の修理の際に像内から納入品が発見されました。木造五輪塔、地蔵菩薩及び多宝塔印仏、こけら(杮)経等です。こけら経は、膨大な枚数が発見されたので話題を呼びました。松尾寺の十一面観音を造った「行成」と同一人物と考えられます。

本堂の蔵王権現像は「下御門仏師」の作ですが、もともと南都仏師は大きな仏像を作るのに秀でていたようで、康成のこの仁王像もこの期の大像の中でも傑出しています。

 

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村田学長の講義 「“うまい”地域を訪ねてみよう」 (170921)への代表的な感想・質問回答

 

代表的な感想

◇地域づくりを“食”の面から考える話、とてもおもしろく聞くことができました。“食”による地域文化の創造が大切である、それによって、地域の人と訪れた人の相互理解が深まることを知りました。もっと地元の食品を見直し活用して、ブランド化する必要性を考えさせられました。

◇“食”は旅行の重要テーマになっている、地元食材の良さともてなしが、来訪者の拡大、さらに地域経済へ波及し、地域イメージのアップにつながり、それがまた人々を引きつけるという“食”を活かした地域文化創造の事例を学んだ。何もないではなくあるものを探そう、なければ創りだせば良いことも学んだ。

◇おもしろかった。“うまい”から見る地域活性化がわかり、良かったです。考えるきっかけをいただいた。自分はどう行動するのかですね。訪ねたい所がありました。まずは身近な所から動き出します。

◇私にとって旅行で大きなウエイトを占めるのは、やっぱり「おいしいもの」を食べることである。夕食は旅館に任せきりとなるので、ランチに何を食べようかと、いろいろと調べることになる。大切なことは、「そこでしか食べられないもの」である。伝統保存食、地場産品の見直しや開発は観光客を引きつける。つまり、地域づくりに直結していると実感した。

◇地元の食材を活かし、地元の人材が働く場所をつくるすばらしさが、各地で実証されていることに感銘しました。「何もないでなく、あるものを探そう。なければ創りだせば良い」という言葉には勇気をもらいました。小さなことから始めよう、“いや始める”と確信しました。

◇“うまい”という食へのこだわりの中から、各地域の大切なコミュニケーションの取り組みがわかり、私たちも何か気をつけて探すことが必要だと思いました。こだわりの気持ちと、自分たちが自信をもった食材を活かせば、地域の発展につながるのではと思いました。

◇食文化を通して地域の活性化にいかに取り組むか、伝えられてきた食文化を取り入れて商品化することを学ばせていただきました。地域の食材を活かそう!! 努力したい。

◇肩から力を抜いて楽しい各地域の“食”の話は興味をもてた。現地に行って食してみたい気持ちになった。旅行の楽しみから“食”は外せないので賛同できた。

◇行って見よう、食べてみようと思うような講義でした。地域づくりには「胃袋も必要」ですので、大いに参考になりました。その地域が主体となる取り組みは、地域に何があるのか、その発見からスタートし、柔軟に対応していくことが重要、やろうとすればできる…そんな気に成りました。

◇淡路島の食の話、生唾ものです。そんなに遠くないので、いつでも行ける、食べている自分を想像しました。いろいろな場所で関わっておられるのですね、道の駅「藤樹の里あどがわ」へは何回も行っています。私の好きな道の駅のひとつですが、アドベリーは全く知りませんでした。確かめてきます。

◇地域づくりを考える時、“食”で人を集めることがやはり重要かなと思う。自分の地域には、廃校や地元野菜などはある。人材も高齢者が多くいる。何かできそうな気がする。

◇旅の楽しみのひとつは“食”だと思います。地元の新鮮なものを食べさせてもらえるのは最高に幸せなことだと思います。どこででも食べられるようなものを出されると、また行きたいとは思えないし、リピーターを望むことはできないと思います。提供する側も提供される側も意見を出し合って良いものを作り出していかなければ発展はないと思います。

◇地元で採れた食材を使い、生きた味を作りだす工夫が要。地元でできる工夫で新しい発見をすることなのだ。できないでは何も始まらない。ここにポイントがあるようだ。とても興味ある講義を受けた。おもしろかった。

 

質問と回答

問.講義に出てきた地区以外にも、食をテーマとした「もてなしのまちづくり地区」があれば教えてください。

回答)奈良県もてなしの心推進県民会議では、20072009年度に、31地区の「もてなしのまちづくりモデル地区」を認定しました。平城遷都1300年祭をひかえ、各地区の方々の優れた取り組みの認知拡大と県域全体のもてなしの向上を図ることが目的でした。講義では、「五条市西吉野地区」などを紹介しましたが、ほかにも“食”をテーマとしたものに、「明日香村奥明日香地区」「奈良市高樋町地区」があります。
 

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大西文秀先生の講義 「ヒト・自然系からみた関西、奈良の暮らし」 (170914) への代表的な感想

 

◇住む環境や流域においてヒトと自然との関係を考えることがスタートラインであり、私たち自身が生活や文化を見直す時期にあるということに納得しました。ヒトの活動が自然の許容力を超えることにより、地域規模での環境や資源の過消費、災害問題が発生していることを真剣に考えなければならないと思います。

◇重要な自然を破壊せず、川の流域を大切にし、次世代に美しい環境を残したい。

◇環境問題は幅広く、毎日の生活の中で考えるべきテーマも多くあります。毎日の生活の中で小さなことから環境問題に常に関心をもって行動したい。地域や暮らしに問題意識をもって、みんなでよりよい社会としたい。

◇近年の自然災害の起因が温暖化と言われており、環境の悪化を防ぐには大きな力と時間が必要となる。日常生活でどれだけ個人が対応できるのか、家族と話してみたい。

◇地球環境、流域、自分の住む環境を頭のどこかに入れながら暮らしていかなければならないと感じました。

◇“ゆでガエル”現象からの脱却が大切なことがわかりました、いま我々がエコをしていることが良いのか、子どもたちの将来を考えると何が必要なのかを考えさせられました。やはり自然が大切であると思いました。

◇環境を守るためにエコを追求した結果、電力消費が多くなり、かえって自然に悪影響を与え、気温上昇にも影響を与え、住空間が悪くなってきています。かといって、いまさら前の生活に戻ることもできず、“ゆでガエル”ばかりが増えていくことに危惧を感じます。

◇エコ機器と言われる物の隠れた危険度も考えなければならないことがあることについて学べました。

◇耳慣れない言葉が多く、内容を理解するのに必死でしたが、環境容量という考えを初めて知り、ヒトと自然の関係を数値化・マップ化できることもわかりました。私たちは今、“ゆでガエル”状態であることを肝に銘じておきたいと思います。

◇日本の環境悪化の現状を改めて理解した。我々人間による破壊が最大の原因と思う。人が多く住んでいる地域の環境が悪化しており、解決策のひとつとして人の移動が挙げられていたが、地方創生とリンクした環境改善化ができないかと思ったりもした。我々はあと数年で終わるが、後の人はどうなるのだろうか、本格的に考えるべきだ。

◇今までは森にいたクマやシカ、イノシシが人間の居住地域に現れたり、自然が破壊されていることを実感しています。本日の講義では、ヒトと自然の関係を環境容量としてとらえ、CO2固定容量等の5指標の現状を説明くださった。流域の説明もあり、やはり都市圏の川は厳しい環境だということがよくわかった。

◇新たな視点からの分析的な説明にとても興味を感じました。もう少し勉強したいと思います。

◇環境問題の解決は、日々生活している我々の重要な課題であると認識しています。今日の日本並びに奈良県の数値を示され大いに参考になりました。

◇地球温暖化現象が進んでいますが、日本の現状を種々の指数から見せてもらい、また教えてもらいました。これからも世界規模で人口が増加していく中、ますます温暖化が激しくなっていくだろうと思われます。私たちもささやかなことかもしれませんがCO2排出削減や省資源等に協力していかなければならないと思います。

 

 

 

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9月14日必修講義
同 選択講義
 

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鏡清澄先生の講義「心で感じる奈良の旅(その2)」(170907)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇身近な薬師寺や唐招提寺を今まで知らずに通り過ぎてきました。何度か足を運ぶ間に、興味が湧いてきて、すばらしい国宝が待っていてくれるように感じました。本日の先生のお話でもっと深く知りたいと思いました。ありがとうございました。

◇寺を訪れた時に伽藍の配置を気にかけたことはありませんでしたが、今日のお話を聞かせていただき、今度訪れる時には違った見方ができるのではと思います。塔にはドラマがあるという説明に興味をもちました。

◇行基菩薩という高僧のこと、鑑真和上の日本渡航は6回も失敗して12年かかったことなど、いろいろ深く知れてとても良かったです。大仏建立の苦労、命をかけ寝食も忘れて自分の果たすべき役割を果たされたことを、いつも大体はわかっていても深く教えていただきました。ありがとうございました。

◇寺院の伽藍配置、塔、奈良の四季などについて、おもしろい話を聞きました。玄奘三蔵法師、行基菩薩、鑑真和上の話もおもしろかった。鑑真和上の我が国への貢献について、特に美術工芸、寺院建築、木彫像を造った人たちを連れて来日した話は参考になりました。

◇寺院の塔にまつわるドラマがとても興味深かった。今後、お寺を巡る時には違った目で塔を眺めることができると思います。

◇奈良の寺々を多面的にとらえることを学ばせていただき、ありがとうございました。これから奈良の四季を巡る見方を参考にして奈良の旅を楽しみたい。

◇伽藍配置の変化が一番の学び。鏡先生の講義、楽しく引き込まれた。ますます奈良が大好き、魅せられる。奈良の四季の写真も素敵だった。奈良を巡る時、何かで深掘りを考えて行きたい。

◇奈良の自然の美しさを楽しみながら、寺めぐりをすることはとても裕福な気持ちになる。寺の配置・思想を浮かべながら、いま一度訪れて見たい。

◇奈良に生まれ生活をしながら何ひとつとして人に説明できない。ひととおり知っていても何の自慢にもならない。奈良フェニックス大学で学ぶことで、自信とはいかないまでも、学ぶことの大切さを少しずつ感じられるようになった。友人に奈良の流れ(人・物など)を話せるようになりたいものです。

◇知ろうとしなければ、それだけの見方・感じ方しかできない。視点を変えながら、ひとつの古寺を深く理解することができる。講師先生に感謝します。

◇奈良の寺の概要、特徴について、よく整理され理解に役立ちました。伽藍配置は、県内の各寺を訪問する時に参考になります。また、開山時の貢献者たちについては、奈良との関わりやその足跡をタイムスリップして、興味深く学べてとても良かったと思います。

◇感動する心をお持ちで、すばらしいと感じました。深掘りをして、心で感じる旅にしたいですね。いつも歩いている奈良のまち、私の感性が試されている。求めて深く掘りさげていきたい。

◇薬師寺と興福寺について初めて知ることがあり新鮮でした。目で楽しむ映像が多くあり、注目しました。美しい

映像でした。

 

質問と回答

問1.中南和地方で伽藍配置が有名な寺院としては、どこがあるのでしょうか?

回答)伽藍配置は、ある時代に創建された寺院の特徴的な伽藍様式を把握するために、四天王寺式とか飛鳥寺式とかと呼ばれているものです。その意味では、どの寺がどのような様式(伽藍配置)で出来ているかを知るのが良いと思います。

なお、多くの寺は創建時の伽藍配置が発掘によって判明し、創建時の建物や伽藍配置がそのまま現在に残っている寺院は少ないです。

①明日香村の橘寺・・・創建時の伽藍配置は、中門、塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ四天王寺式でした。

                 ただし、橘寺は南側が山であるため、東西に一直線に並んでいました。

②桜井市の山田寺・・・創建時の伽藍配置は、南から北に中門、塔、金堂、講堂と、一直線に並ぶ四天王寺式でした。なお、講堂が中門に取付く回廊の外側にある点が四天王寺と異なります。

③斑鳩町の法起寺・・・創建時の伽藍配置は、中門を入ると左手に金堂、右手に塔があり、中央の北側に講堂があります。法隆寺式の伽藍配置とは「塔と金堂が左右逆」になっています。そのため、法起寺式伽藍配置と呼ばれています。

④明日香村の川原寺・・・創建時の伽藍配置は、南大門から中門を入ると右手に五重塔、左手に西金堂、向こう正面に中金堂がある「一塔二金堂」の配置でした。西金堂は南面ではなく、五重塔のある東を正面としていました。中金堂の北側に講堂がありました。(川原寺式の伽藍配置と呼ばれています)

現在、堂塔が建っている寺院の伽藍配置で興味深いところは、当麻寺と室生寺です。寺院が建立された土地の状況で伽藍配置が大きく変わっています。

   1)葛城市の当麻寺・・・東西両塔があって、そのほぼ中間に立つと、北に金堂、その北に講堂があり、薬師寺の伽藍配置に似ています。しかし、南側に山が迫っていて南大門や中門はありません。代わりに東大門があり、こちらが正門となっています。

   2)宇陀市の室生寺・・・室生寺は山の斜面に建っているため、主要な建物が次々と高い所に見えてきます。仁王門が西に向いてあります。門をくぐり、北への石畳みの坂を登って行くと金堂があります。金堂の左手上方に本堂があり、さらにその左手上方に塔があります。

2.講義の最後に、奈良で開催中の国文祭・障文祭との関係で紹介された「大分国際車いすマラソンの詩」のコピーを欲しいのですが…

回答)別紙に、その詩『君は鳥になった』の全文を掲載いたします。

 

 

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9月7日必修、選択、特別各講義
 

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奈良県消費生活センターの講義「悪質商法の実態と対策」(170831)への代表的な感想

 

◇消費生活センターが様々な対応をしてくれることがわかった。訪問販売、点検販売、訪問購入、原野商法、劇場型勧誘、睡眠商法、クーリングオフ制度の適用範囲、通信販売の落とし穴など、様々な悪質商法の実態が良くわかった。ネット・スマホ時代に悪質化が進行することが心配され、とても参考になりました。

◇日々新しい・怪しい商法が出てくる昨今なので、本日の話は参考になった。ネット販売も良く利用するが、納期など確認せずに必要な期間に間に合わなかったことがあった。自分も含め周りの人にも注意を促したい。

◇被害者にならないように、きっぱり断るようにしたいと思いました。また、近所の人のことも気にかけたいと思いました。

◇いろいろな悪質商法を丁寧に教えていただき、本当に参考になりました。私も訪問販売等で悪質商法と思われるようなことに遭った経験があり、油断大敵という熟語をしっかりと心に焼きつけておきたいと思いました。今日はとても勉強になりました。

◇とても役に立つ講義でした。何かあった時は相談します。消費者センターがあると思うと安心できます。

◇悪質商法の実態について、いろいろと説明いただき、ありがとうございました。毎日の生活の中で、ややこしい電話がよくかかってきますが、一切取り合わないよう気をつけています。また、市役所の相談室に相談して自己防衛します。

◇若い頃、訪問販売の詐欺に遭い、騙された苦い経験がある。騙されやすい心理チェックで「トラブルに対しての危機意識が薄い傾向にある」タイプだった。悪質商法はニュース等でよく見るが、たまたま運の悪い人がトラブルに遭うのだろうと他人事と思っていたが、いつ引っかかるかわからない。もっと賢い消費者にならなくてはならない。

◇紹介された事例のような電話が自分にも何度かありましたが、返信しない、放っておくことを守りました。市役所の相談室にも行きました。何度もこのような話を聞かせていただくことにより、対応もできるようになりました。留守電にて対応しています。

◇電話勧誘は度々かかってきます。身内に被害者もいます。悪質商法は人間的に許し難く、消費者の知識がいかに重要であるかを認識しました。

◇配管清掃、押し買いの電話など、思い当たることが何回か起きています。良いタイミングで講義を聞きました。

◇ワンクッションを置いてから物事に対応する必要があると思いました。しかし、相手はプロなので、十分気をつけなくてはと思いました。まずは消費生活センターに小さいことでも相談することにしようと思いました。

◇つい先日、法務省を名乗る葉書が届いた。身に覚えがないので、奈良市役所の相談窓口に電話すると、弁護士さんが「絶対に電話しないように」、そして「県警本部へ電話しなさい」とのことで連絡しました。自分が悪質な葉書を受け取るとはビックリした。今日の話、家族にも伝えようと思う。とても勉強になりました。

◇自分は大丈夫と考えている者が案外弱いと聞いていますので、現状を聞き、とても役に立ちました。個人もそうですが、自治会などの地域としても考えなければならない問題でもあると思いました。

◇これからの行動に参考になります。近くの人にも声をかけられます。知って良かったです。身近なアドバイス、ありがとうございました。

◇今はやりの種々の悪質商法に対する対策を学ぶことができました。特に最近、再利用しだしたインターネットについて、その中での悪質商法の例は特にありがたかったです。

◇いつも気にはなっていたが、整理された内容でよくわかった。自己責任とはいうものの、相手は手を変え品を変えてやってくる。このような情報を定期的に受け、日頃から関心をもち、正しい判断の材料にしたい。

 

 

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上地先生の講義「味についての“あじな”話」(170831) への代表的な感想

 

◇身近な味を考え直さなければ、今さら遅いのでは、と自問自答しながら、先生の話を聞かせていただきました。おふくろの味を思い出しながら今でも作っています。親が子どもたちに与える物は、知らない間に毎日の生活の中で教えてきたのですね。だしを利かせた生活をとり入れたいです。

◇おふくろの味が一番うまいと感じるのは当たり前であるということがよくわかりました。子どもの頃からあまり好き嫌いはなかったが、これは、親から「何でも食べなあかんよ」「好き嫌いをしたら大きくなれないよ」と言われたおかげであると感謝している。

◇興味をもって聞かせてもらいました。食べ物を好きになるのは、1)おいしい、2)楽しい想い出がある、3)物心ついた時から食べている、という三点を挙げられましたが、本当にそうだなあと感じました。

◇元気で長生きするための食生活について、とても参考になりました。カロリーの摂り方なども良くわかりました。食塩を少なくするための料理方法なども参考になり、毎日の食生活について考えさせられました。

◇毎日の食事を見直そうと思いました。どこかで、「めんどくさい」と思いスルーしていたことがあまりにも多い。だしを利かして塩分を控えるという教えを実践します。

◇野菜の摂取により健康生活を続けることができるということを改めて確認しました。手間をかけずに野菜を摂る方法も教えていただきました。面倒な時にはレンジ料理をしようと思いました。

◇家内の“具だくさん”のみそ汁に閉口していましたが、本日の講義で家内の配慮が身に染みてわかりました。

◇人間にとって最も大切な食生活の「食品の味」についての話で、とても参考になり、また大事な話でありました。今後の食生活に活かしたいと思いました。

◇味については、おいしいか、そうでないかだけで判断していたが、これほど奥が深いとは知らなかった。料理を作ることにも興味があるので、学んだことを参考に、美味しいものを作れるようにしてみたい。また、成人病になりにくい食事をとることにも意を用いるようにしたいと思う。

◇食生活には気をつけているつもりでしたが、だしのとり方、一日に摂る水分量・塩分量を新たに確認しました。

◇毎日の食事は最も大切なことですが、老人一人での生活は偏った食事になります。これからは毎日、野菜を多く食べるように注意して取り組みます。塩については農作業することが多いので、体が要求しますが、極力減塩に務めたいです。

◇若い頃から自然に減塩の食事になっていましたが、改めて勉強になりました。総カロリーは気にしてもその供給が何かは考えていませんでした。早速、脂質が妥当か確認します。また、野菜をたくさん食べること、カルシウムを摂ることを改めて意識したい。

 

 

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三和先生の講義「シルバーパワーで助け合い-高齢者の生活支援ビジネス」(170803) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇ちょうど、私の地域の独居老人の方々から、自分ができない日常のことを手助けしてもらえないかという声が挙がっていたところです。元気なシニアが手助けするという考え方にとても賛同します。自分たちでできるシステムを地域でつくっていかなければならないと思いました。

◇私が住む農村部では、高齢者は老人クラブで遊んでいるだけ、元気な人は老人クラブに入らない。一見バラバラに見えたが、実は高齢者は大きなエネルギーをもっているがその放出機会に恵まれていないだけと改めて思った。元気な高齢者のネットワークをつくりたい。

◇自分の自治会は殆どが高齢者世帯に変わってきた。地域での互助が大切になっているのは確かであり、有償による支援も必要である。高齢者支援事業を改めて考える機会としたい。

◇地域に根ざした活動で、三和先生の行動力に感心しました。20年かけて住民の力でつくってきた支援の仕組みは良いなと思います。私も自分の町でできることをしたいと思います。

◇ボランティアによる無償支援の助けあいの限界を感じつつボランティア活動を行ってきましたが、有償ボランティアによる、継続できる支援システムを、今後の地域支援活動に活かしていきたいと思います。

◇高齢者が高齢者の生活を支援する方法に驚いた。公的支援ではやっていけない実状の中、活動を安定して継続していくにはいろいろと障害やトラブルがあったと思う。法的なことや介護事業との関係などのキッカケを感じることができた。地域での活動の始まりとしたい。

◇高齢者が高齢者を支えなければということはよく言われていますが、現実はなかなか難しいことです。具体的な立ち上げから運営の仕方までを含めて、良く理解でき、とても参考になりました。ボランティアコーデイネーションの考え方も参考になりました。

◇すばらしい活動だと思いながら話を聞かせてもらいました。介護サービスの適用外だけれども、日常生活に不便を感じている高齢者は、私の周りにもたくさんおられます。これから、ますます増えていくだろうと思います。このような高齢者の生活支援ビジネスが全国にどんどん増えていけば良いと思います。

◇有償ボランティアが成立するのか、疑問をもっていましたが、払拭されました。自分自身の今後の生き方を考える契機になりました。

◇画期的な取り組みに驚いた。行政とタイアップして活動され、最終的には地域で全てやるということが目標とされている。本当に立派なことと思う。私の地域でもできることをしていきたいと思います。

◇微力ながらも何か役に立つことがないかを考えることになりました。基本理念としてのふれあい、助けあい、出会いを大切にしている、すばらしい活動と思いました。

◇高齢者でも働ける間は、このような活動ができる場があるのは幸せ、シルバー人材センターより活動的ですね。出会い、ふれあい、助けあい、生きがいが、健康にもつながって、みんながハッピーになるような、このような会が近くにあればうれしいですね。

 

三和先生への質問と回答

1.シルバー人材センターとの関係、役割分担はどのようにされていますか?

回答)スタート時点で、市の担当部署と同行、訪問いたしました。

<基本的な合意内容>

NPO活動は『志』からのボランティア活動が基本。その活動の謝礼金(最低賃金以下)です。

◇シルバー人材センターは、『働くことにより「収入」を得ること』が主目的とのことです。

◇従って、あくまで『本人の意思』での活動への参加をお願い致しております。

以上を基本ベースに、市民にご説明・参加をいただいております。

注)庭の手入れについてはニーズが多く、シルバー人材センターだけでは対応が不足します。従って、双方で、上記趣旨に基づき、補完・対応しています(現場毎の見積り対応です)。

2.利用する人、支援する人、双方の笑顔のつながりが印象的でしたが、利用者の中には気難しい方がいて活動員が「もう、あそこの家には行きたくない」とか、あるいは逆に活動員にもいろいろな方がおられて利用者から苦情が寄せられるとか…、そんなこともあるのではないかと思います。そうした場合、どのように対処してクリアされてきたのでしょうか?

回答)長年の経験のある心優しい「コーディネータ(女性)」を中心に対応しています。

助け合いの基本スタンスは、『活動員の満足が利用者の満足』です。

☞まず『活動員の対応はどうか?』、次に『利用者の不満は何か?(わがまま?)』で個別に対応し、『誠意ある言動で対応』(思いやり)しておれば、自然に解決方法が見つかります。

注)あくまで「性善説」を基本に対応しています。

3.利用者が増加傾向にあることは、十分に承知していますが、高齢者の方々にもプライバシーがあり、自分の力で病院・買物・趣味・友だちとの懇親(茶和会)などに一人で出かけたい時の移動手段(例.コミュニティバス)などは検討されましたか? 良いアイデアがあれば教えていただけないでしょうか。

回答)「一人で出かけたい時の移動手段」に関しては、寝屋川あいの会では活動していません。活動事例を紹介します。

①太子町の自治会の例:住民同士の自家用車の活用(お互いの取決め事項が必要です)

②寝屋川市の自治会(一部)の例:コミュニティバスの活用

市と自治会が協働で実施-バスの確保・燃料費等は行政、運営・運転手・利用料等は自治会

以上の事例が一般的ですが、地域の特性により様々な工夫がなされていますので、地域の関係部署にお問合せください。

 

 

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笹野義一先生の講義「野鳥とヒトとの関わり」(170810)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇身近な鳥たちの羽根・卵・巣など初めて目にする物ばかり、とても興味深く、楽しい授業を受けた。ムクドリの青色の美しい卵が心に残った。車の前にクルミを置いて、車が走行した後に中身を食べにくるカラスの賢さに感心した。次々とでてくる鳥の生態の話に一日中聴講したいと思った。身近な所で観察眼を養っていきたい。

◇たくさんの実物を見せていただきました。風切羽根と尾羽根の違いも役割も知りました。巣もうまく作っていて、それぞれの生き物が、けなげに生きていることに驚きました。データの蓄積に役立ちたいと思います。

◇人間の都合で生き物を絶滅させてはいけない。私の幼い頃は、トキが飛んでいた。普通に(時々だが)見ていた。いま、努力によって増えてきたとの報道に接し、嬉しく思っている。笹野先生のような心をもって鳥、生態系を見なければと思った。わかりやすい講義、ありがとうございました。

◇野鳥観察の楽しみ方の奥深さを感じました。いろいろな鳥を観て楽しむだけでなく、落し物にも目を向けるといっそうおもしろくなりそうです。落し物は近くで見て触ることもできるので。今後は注意して観ていきたい。

◇身近にいる野鳥の生態がわかる講義であった。我が家でも昨年、巣作りをしている姿を最初から観察する機会があった。巣の実物を見せてもらい、精巧な作りに感動した。

◇新幹線500系先頭車両の流線型円形断面の形がカワセミのクチバシから頭にかけての流線型が参考になったことなど、野鳥とヒトとの関わりについて詳しく教えていただき、とても参考になりました。賢いカラスの話も興味がありました。

◇実物を見せていただいて、見方がわかりました。羽根など、時々落ちていたりするが、気にもしなかったですが、庭に鳥がやってくるので観察してみます。

◇おもしろい講義でした。現物を見せていただいたのは、強烈でしたが、より興味をもつ機会になりました。これから野鳥を見る目が変わりました。最近、カラスが少なくなりましたが、カラスも嫌がらずに観察してみます。

◇カワセミの流線型が新幹線の先頭形状の参考になったことは知りませんでした。自然界の形状は、何らかの理由で理に適っていることが興味深いです。近々、野鳥データベースづくりネットワークに参加したいと考えております。

◇本日の資料を参考にして、自宅へ飛来する野鳥の目録づくりを目標とします。

◇人間とそのほかの生き物との関わりは、良識のある者なら改めて言われなくてもわかることなのだが、なかなか通じないものでもある。温暖化が進み絶滅する生きものが増え、一人ひとりがもう一度考え直すきっかけとなる提言をいただいた気がします。今まであまり興味はなかったのですが、気持ちを改めて、そんな目で野鳥を見てみようと思います。

◇家の窓枠にフンをして、嫌だなと思っていましたが、今日の講義で、落し物で鳥を理解するということを聞いて、前ほど嫌と思わなくなりました。

◇身近に存在する野鳥の習性・実態が野鳥ごとに異なることが、一部分とはいえ、わかったように思った。今後、野鳥を発見した時に、観る関心をもてたように思う。

 

笹野先生への質問と回答

1.ツバメの塒入りの時に、ツバメがなぜ同じ場所へ集まるのでしょうか?

回答)春渡ってきた時から、子育てをしている間を除き、河川・湖沼、ため池等のヨシ原などで集団ねぐらを作っています。天敵の猛禽類やカラス、ヘビなどから身を守る外敵予防効果やエサについての情報交換といった学習的利益のためと考えられています。このようなことから、同じ場所に集まると考えられますが、詳しいことはわかっていません。

2.ツバメは、何を手掛かりに、前年に作った巣へ戻るのでしょうか?

回答)様々な研究がなされていますが、現在のところ特定の遺伝的プログラムを持っていて、そのプログラムに基づいて渡りをすると考えられています。元の巣のある地域に戻ってくるのは親ツバメで、前年に生まれた子ツバメはほとんど戻ってきません。近親交配を避けるためと考えられています、

 

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笹野義一先生の講義「身近な自然は宝の山-野鳥観察を楽しむ」(170803)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇奈良にはまだまだ自然が残っています。しかし、あまり気にせず、知ろうともせずに過ごしてきたことを反省しています。身の周りからいなくなったもの、新たに加わってきたもの、野鳥はもちろん、もう一度見渡してみたいと思いを新たにしています。同時にせっかく生き残ってきたものを守っていかなければと思いました。

◇今まで家の周りへ来る野鳥をあまり気にせず眺めていたが、これからは自然を温かく観察するようにして、我が家を訪れてくれる野鳥とともに楽しい日々を過ごしたい。近々、孫たちが東京から帰ってくるので、野鳥観察をして夏の思い出づくりをします。

◇鳥の鳴き声や見分け方などを教えていただき、少しは野鳥観察ができるのかなと感じました。自然の営みを感じる生活も自分のフィールドの中に入れられたらと思います。

◇本日の講義から、自然のなかにある、大切に守らなければならない宝物も思いながら、自然観察を楽しみたいと思いました。

◇今日も知りたかったことを知れ、うれしかったです。特に鳴き声でハシブトガラスとハシボソガラスの違いがよくわかりました。続けて観察し、データとして残していけるよう協力します。

◇鳥の声の話がおもしろかったです。鳥の名前を覚えるのに鳴き声を併せて覚えたいと思います。せっかく田舎に住んでいることを活かして、自然への知識を深めていきたいと思います。

◇おもしろかったです。注意して鳥を観るようになると思います。野鳥がいる環境がいかに大切なのかも知り、とても良かったです。

◇今まで、鳥には興味がなく見わけもつかないが、似た2種類の鳥の比較はおもしろかった。今度カラスを見かけたら鳴き声に耳を澄ませてみたい。サギを見かけたら指をじっくり見て見たい。また、メジロは目の周りが白いと聞いていたが、メジロがウグイス色をしているとは思っていなかった。

◇野鳥観察クラブのメンバーになったことで、身近な野鳥を、四季を通して観察し、その生活を知ることを実践していきたい。具体的な観察方法を学んだので、野鳥との出会いを楽しみたい。マイフィールドは平城京跡で。

◇想像する、比べる。これにより新たな経験ができそうに思いました。日常生活の中で、意識して観察してみようと思います。

◇自分の身の周りの自然に対して、あまりにも無関心であったと思いました。これからは今日の教えを意識していけば、鳥や自然をもっと理解できると思いました。

◇日ごろ野鳥観察をすることはないのですが、ちょっと自分の観る目を変えるだけで、「野鳥のいる環境」を楽しむことができることがわかりました。フィールドを決めて観察することで、野鳥観察を楽しめることに気づきました。機会があれば参加したいと思います。

◇カラスの鳴き声の違いがおもしろかったです。近所にいるのはハシブトガラスのようです。また、チョコチョコ歩いているのがハクセキレイだとわかりました。この鳥は、歩いているのですが、とても危なっかしくて、車が来てもウロウロ、アット飛んで行きます。鳥の楽しみができました。でも最近、鳥のフン害に困っています。

◇野鳥観察は特別なことではなく、身近な所で1年を通じてでき、身近にいる鳥や渡り鳥などを決めて、細かく観察することによりいろいろと知ることができるとのこと。観察の仕方や準備、マナーと幅広く教えてもらった気がしました。鳴き声も聞かせてもらって、おもしろかった。

 

笹野先生への質問と回答

1.けっこう大きくて、金魚池や田んぼにいる、全体がグレー色のサギの名前は何と言うのでしょうか? 

回答)アオサギです。繁殖期にクチバシと足が赤くなると説明した野鳥です。

2.聞きなしを体験する機会はありませんか?

回答)野鳥の鳴き声は私たちの言葉と違うので聞き分けるのは難しいです。聞きなしは楽しみながら覚える一つの方法です。野鳥の鳴き声が聞こえたとき、自分の言葉に置き替え、手元にあるききなしリストを探し見つけるのは楽しいです。しかし、どの人にも聞きなしのように聞こえるものではありません。例えばメジロの鳴き声を何人かで聞きどのように聞こえたのかを発表しあって、メジロのききなし「長兵衛忠兵衛長忠兵衛」と比べてみるのは楽しいことでしょう。聞きなしリストは、身近な野鳥を中心に纏めておくと使いやすいと思います。

 

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北田先生の講義 「健康寿命について考える」(170810) への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇「ゆっくり食べろ」「よく噛んで」と母に言われていたことが、今になってよくわかった。これからは、今日のお話を実践していこうと思う。何ごとにも原因・要因があることがわかった。紹介された著書は読んでいこうと思う。

◇老いという言葉から伝わってくるマイナスの響きは嫌いだと思っていたが、プラス指向に思考をチェンジすることの重要さと大切さを実感した。感謝です。

◇意識して、身体に良いこと(食事と歩き)を実行したいと思いました。老化と向き合いたいと思います。あまり考えていなかったです。自分だけは、大丈夫と思いがちでした。

◇今年66歳、まだまだ若いという思いがある一方で、あれも自分のことかなと当てはまる話を多くうかがった。食事、運動、飲酒など、あまり気にしてこなかった部分を見直す機会をいただきました。健康寿命をめざし、一つひとつ大切にしていきたいものです。

◇自分の生活習慣について考えさせられ、これからの自分の生き方に活かしていきたいと思いました。年をとっても要介護にならないよう、毎日を生きていきたい。

◇最も関心がある健康寿命について、わかりやすく話してくださった。講義の内容をもとに、自らの健康寿命を少しでも延ばすように、これからも活動したいと思います。とにかくポジティブに生きていきたいと思いました。

◇健康寿命を長くするヒントが得られました。講義内容すべてに納得しました。

◇健康寿命について、自分の現在の生活態度がこれで良いのか考えさせられました。学んだことを再確認して、日々の生活の中に活かしていきます。

◇健康寿命を保つために何をするかが参考になりました。「いい加減さ」「老人力」など参考になりました。

◇良いお話でした。健康寿命を延ばしたいです。週3回の運動を始めました。食事は、どうしても早く食べてしまいがちですので、気をつけたいと思います。

◇余命があと20年、いかに健康を維持するか、フレイルにならないための3ヶ条に気をつけて、筋力強化に務めようと思う。「起きてから12時間以内に3食を食べる」などの時間栄養学を実践しよう。

◇良い生活習慣によって、要介護になる期間をできるだけ少なくすることで、平均寿命を健康に過ごす必要があること、時間栄養学、フレイルなどについて学習しました。さらに、「いい感じ」や「いい加減さ」を付け加えて考える知恵を学びました。

注)フレイルは、「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態」(厚生労働科学研究費補助金総括研究報告書-後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究)で、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味する。

 

北田先生への質問と回答

1.物を食べたり飲んだりする時に、嚥下反射が低下していると、誤嚥性肺炎の原因になるとのことですが、どのような物質が影響しているのでしょうか?

回答)嚥下反射を起こすきっかけになる物質は、サブスタンスPと言います。サブスタンスは物質を意味し、Pはペプチドの頭文字です。サブスタンスPは、11個のアミノ酸からできている神経伝達物質で、のどや気管の神経に貯えられています。heisei.cocolog-nifty.com/heisei/2009/08/post-80c2.html

 

 

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笹野義一先生の講義「県民参加による自然環境目録づくり」(170727)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇「身近な自然との関係が希薄になり、変化への気づきが鈍くなっている」との言葉が心にグサッときた。野鳥観察クラブに入会したので、身近な鳥たちを観察するところから、自然環境目録づくりを意識していきたい。

◇自然環境の維持・管理のためには、対策の実施だけでなく、生物・環境の認識と継続的な調査、それを実行する人材の育成が大切なことを考えさせられました。自分でできる小さな点から継続する(定点観測)ための学習を行っていきたいと思いました。

◇庭に来る野鳥(10種)に興味をもち、周辺の野鳥(12種)へと興味が拡がり、フェニックス大学の野鳥観察クラブに参加してさらに行動を広げているところです。田舎で子ども時代を過ごした私にとっては、いつか来た道の入り口に立った気がしています。

◇生駒の高山に野鳥園をつくる努力をしたい。そのため、NPO法人を立ち上げたい。また、今後、調査員として自宅の庭で野鳥を観察したい。

◇県民参加による自然環境目録づくりのために、県民を巻き込むように良く考えてこられたなと思います。自分だったら、自分でもできる小さなことをコツコツとしか考えられなかったけれど、地面を耕すように、学校にも老人会にも自然を守る力をもつ人を増やしていけると思います。参加できるようになりたいです。

◇田植えの季節が来れば、ツバメが飛び交い、紫陽花の花が咲き、梅雨の長雨に時を感じながら過ごした日々。今年の暑い毎日、環境の大きな変化の中で鳥の姿の減少を身近に感じています。ツバメの巣も見られなくなりました。次世代にどれだけの鳥名を伝えていけるか、全く自信がありませんが、ひとつでも多く伝えたい。

◇自然環境保全の現状を講義いただき、県民が興味をもって協力していくことが本当に大切であると思いました。重要性はわかっていてもなかなかきっかけがなく活動にまで至っていないのが現状です。機会があれば参加してみようと思います。

◇奈良の恵まれた自然を私たちも深く思い、次の世代の子どもたちにもつないでいきたい。私の孫たちはみんな興味津々です。ツバメも毎年家に来て、ヒナが巣立っていっています。

◇初めて自然環境のことを知ろうとするキッカケになりました。知ろうとしなかったらスルーしてしまうテーマでした。自然への取組み方を教えていただきました。日ごろ観ている鳥に注意して、私なりの観察をしてみます。

◇今まで、自然に対して特に関心はありませんでしたが、フェニックス大学に入学し、野鳥観察クラブに参加しました。何もしなければ自然は保てないと感じました。今後、自然環境保全に興味をもち、自分に何ができるかを考えていきたいと思います。

◇地球規模で生き物がどんどん減少し、自然環境が破壊されている。奈良県も例外ではなく、私たちが子どもの頃に慣れ親しんだものを目にしなくなってしまった。動き出したいと思います。

◇自然環境保全を県民参加によって行うという、すごい考えに少なからず驚いた。この県民参加は非常に難しいと思うが、実行すれば県民の誇りとなると思う。ぜひとも成功するよう頑張ってほしい。協力できることはできる限り協力したいと思う。私はいま生駒市ホタルの会に所属していますが、頑張ろうと思う。

 

笹野先生への質問と回答

問.私の家は古い古民家ですが、ツバメが巣をつくりません。何かが災いしているのでしょうか?

回答)ツバメに来てほしい、巣を作ってほしいと思う人はたくさんいます。実例を多く観察し、同様の環境を整備したり、擬似巣を作ったり、ツバメ向けのポスターを用意してツバメに来てもらおうと努力をしているようです。しかし、うまくいったという話は聞いたことがありません。ツバメにとって何か条件に合わないことがあるのだと思いますが、現在まだ解明できていません。

 

 

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高岡氏の講義 「地域における”つながり”づくりと災害への備え」 (170727)への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇地域の防災に備えて皆が協力して行動を起こす必要を感じています。行政に頼るばかりではなく、自分たちの町をみんなで守る活動を早期に立ち上げたい。「まずは行動すること」を学びました。

◇世帯数200ほどの中規模団地に住んでいるが、住民同士の仲は比較的良く、また市の指導などもあり、防災活動も定着し積み上げている。ただし、活動の主体が70歳前後となり、今後のさらなる高齢化への対応が課題です。ネットワーク型コミュニティの形成というのが大切な切り口だと思いました。

◇自主防災は、今まであまり関心がなかった。防災のためには、隣近所とのコミュニケーションから始めなければならないとのことであった。よく考えてみると、今までそのような行動をとってこなかったので、これからは、意識的にコミュニケーションをとっていこうと思う。

◇地元にも自主防災会が結成されたが、参加意識は低い。仏つくって魂入れずにならないよう、仕組みづくりが重要であることに納得。仲よしづくりが重要である。絆づくりの目玉を何にするのか、参加する・活動することが嬉しく感じられることが求められる。

◇地域における「つながり」づくりは、本当に大切だと思いますが、なかなか難しい問題もあり、やや困っております。災害への備えについては、自治会も力を入れていますが、本日の講義を聞いて、その大切さがよくわかりました。これからも災害への備えについて、勉強していきたいと思います。

◇近所との交流の重要性を理解しました。自分・自宅・家族などを大切にするだけでなく、近所づきあいを可能な限り行い、友好関係を向上させていくことも重要と思いました。防災については自助の準備も進めていきたいと思います。

◇私の自治会でも、西大和ニュータウンのコミュニティカフェ“つどい”のような交流の場をつくりたいと思った。

◇効果的な防災訓練をしていきたいと考えていたので、自主防災DVDがとても役に立った。

◇大きな災害に遭った地域では防災意識が高く常に備えておられるようですが、私たち奈良府民は、大きな災害も知らず日常生活を送っています。家族はもちろんのこと、地域の人々とのコミュニケーションを密にしながら、何かあった時すぐに動ける体制づくりをしていくことの重要性を実感しました。

◇自助・公助・共助という言葉を初めて知りました。最近は、地震だけではなく、豪雨被害など、いつ被災地になるかわからない状況です。そんな中で、自主防災組織は、これから絶対に必要になっていくものだと思います。新興住宅地で組織をつくりあげていくのは難しいことですが、まずは一人でも多くの人に自主防災組織の必要性を知らせていくことが大切だと思いました。

◇つながりの希薄化を実感しています。地域に飛び込む「きっかけ」がわかりません。今回の講義で、自分の特性を生かせるネタが見つかったような気がします。

◇最初の地震訓練には驚いた。滅多にしない行動をとっさにとることの難しさを思い知った貴重な体験だった。

◇ソーシャルビジネスについて、もっと詳しく知りたいです。ソーシャルビジネス独自の講義を開いてほしいです。西大和ニュータウンに在住しています。地域の高齢化をひしひしと感じており、コミュニケーションの重要性を感じました。

 

高岡氏への質問と回答

問.奈良県の老人クラブ連合会の活動内容がわかれば教えてください。

回答)奈良県老人クラブ連合会のHPより抜粋し、紹介します。

①老人クラブとは

老人クラブは、昭和25年ごろ、社会と経済の混乱、家族制度の変革などいまだかつて経験したことのないような状況の中で、高齢者自らが集い新たな役割を求めて誕生した地域を基盤とする自主組織です。21世紀の高齢社会においても、 地域の高齢者が生きがいと健康づくりのために、老人クラブの仲間づくりを基礎に相互に支えあい、楽しいクラブづくり、社会貢献するクラブづくりに励んでいます。老人クラブは、昭和38年に制定された老人福祉法や平成6年の新ゴールドプラン(高齢者保健福祉推進10か年戦略の見直し)等に高齢者の社会参加・生きがい対策の推進組織として位置づけがされています。

②老人クラブの基本姿勢

〈健康寿命〉 ・健康寿命をのばし、自立した生活、生きがいある生活の実現を目指します。

・仲間や地域の高齢者とともに継続的な健康活動に取り組みます。

〈地域づくり〉 ・他世代や関係団体と連携し、安全・安心の住みよい地域づくりを目指します。

・元気高齢者の知識・経験・活力を生かす場づくり・機会づくりを広げます。

③活動

◇健康づくり・シニアスポーツ、ねたきりゼロ運動、健康学習、クラブ体操、ゴルフ、健康麻雀、ウォーキング、高齢者の体力測定、ウォークラリーなど

◇趣味・文化・レクリエーション、趣味、文化、芸能などのサークル活動、旅行など

◇学習活動・リーダー研修、奈良県老連大学校、リーダー研修など

④地域を豊かにする「社会活動」

◇友愛活動・ボランティア活動・社会奉仕の日

在宅福祉を支える友愛活動、地域のボランティア活動、社会奉仕の日、見守り活動など

◇伝承活動・世代間交流、地域の文化

伝統芸能、民芸、手工芸、郷土史、生活記録等の伝承活動。子どもや青壮年などとの交流活動など

◇作業・生産・環境美化・リサイクル

農産物や花の栽培、植林、手工芸品制作、公園や公共施設の環境整備や運営管理、リサイクルなど

◇提言・提案

生活調査、点検(モニター)活動、関係機関への提案など

⑤老人クラブの組織(右図)

⑥一般財団法人奈良県老人クラブ連合会

老連数:郡老連7団体、市町村老連38団体

所在地等:奈良県橿原市大久保町320-11

県社会福祉総合センター4F

TEL0744-29-0166

⑦問合せ先

奈良県長寿社会課「総務・生きがいづくり推進係」

630-8501奈良市登大路町30  TEL0742-27-8524

 

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鈴木先生の講義「興福寺北円堂の無著・世親像と運慶」(170713) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇仏像に対してあまり知識がなく、顔の表情などをじっくりと観ることもありませんでした。今日の講義で無著と世親のいろいろな対比を聞き、作者の想いを感じとることができることを知りました。これから仏像を観る機会には、そのことを念頭に置きながら観察してみたいと思いました。

◇「対比の造形思想」が心に残った。とても興味深い講義だった。これから鑑賞する時、注意して観たい。学生時代、東大寺二月堂の「日光・月光菩薩」に恋心を抱いたのを思い出した。

◇無著と世親が兄弟であったこと、耳の形、鼻の形、目の開きの違い、右手左手の形、袖口の開き、布のよれよれ感とか袖先の生地の重さとか、老人の体力の衰えとか、張りのある体つきとか、心理表現の対比の仕方、運慶の企画は今さらのようにすごいなあと思います。

◇奈良国立博物館で学芸員をされていた鈴木先生のお話は、現在、同館で仏像館を中心に解説ボランティアをしている私にとって、とても参考になるものでありました。解説はとかく表相的なものなりがちですが、感情移入し、心で観なくてはならないことに気づかされ、有意義な講義でした。心理表現の大切さに気づかされました。

◇興味深い仏像の見方でした。おもしろい。映像がわかりやすく、引き込まれました。このような機会に感謝!

◇美術教育の鑑賞では油彩・日本画など全てのテーマを浅く広く学びます。ひとつのテーマを深くといったことはまずありません。私も一般的なことは学び教えてきましたが、久しぶりに踏み込んだ講義を受け、50年前のワクワクしながら受けた授業を思い出しました。鈴木先生にはとても及びませんが、一生追求できるものを見つけたいものです。

◇仏像一体だけを観ていると気づかないことが、二体を対比して観ていくと、見えなかったものが見えてくる。無著・世親は対比して観るのに格好の像である。2人の性格、感情、身体状況、衣の様子、生き様まで計算して像を造った運慶のすごさに改めて感心する。対比してこそ始めてわかることに感動である。とてもおもしろかったです。文学作品を詠んだような気分になりました。

◇仏像を観る時には、少しは歴史的意義などを事前学習するが、今日の「対比」の造形表現としての見方は新たな発見であった。いろいろな展示会での仏像などの配置は学芸員の思いが入っているということ、ただ並べているのではなく、わけありを知れば、ますます価値のある見学となる。今回の仏像の見方を今後の展示会での鑑賞視点として活かしたい。

◇無著・世親像を対比しての学び方を教えていただき、ありがとうございました。今後パンフレット、写真を深く掘り下げて、線・形などを対比して学ぶ力をつけていきたい。細部について、細かく見て学びたい。

◇仏像は文化である。今日教わったことを念頭において北円堂の御開帳を待ちたい。信心はないがありがたいものとして接していたが、彫刻として観るということに“はっと”した。奈良国立博物館の仏像館に行くと、大量の仏像に圧倒されていたが、対比という見方を教えていただき、あらためて対峙してみたい。もう一度じっくり観賞してみよう。

◇仏像本体のみならず、袈裟の付け方・着方・袖口の様子など、あらゆる分野まで範囲を広げて観賞する意味合いを教わった。今後機会があれば、観るポイントを想い出し、単に見ただけに終わらず、終始観賞することに徹して勉強していきたい。

 

鈴木先生への質問と回答

問.運慶の作品で他に、このように対比できる彫刻があるのでしょうか?

回答)無著・世親像に指摘される「対比の造形」は、運慶様式の本質を考えるのに特に有効な視点を提供するものと考えられます。

東大寺俊乗堂の重源上人像は史料や造像銘記には記されていないけれども、作風からみて運慶作の可能性が高いと言われてきた肖像彫刻です。この像が、ご質問の答えに該当する運慶作品と筆者は考えています。重源上人は東大寺鎌倉復興に尽力した高僧です。本像はその没年(1206)より前に造立された可能性があり、無著・世親像より6年位、製作年代が遡ります。

さて、この重源像の左右の腕にかかる衣の皺(しわ)の表現をみると、左側の腕にかかる袈裟は、右側の袖(法衣)に比べて、皺の数が多く、やや浅い彫り口で、強く引っ張られているようで、どこか緊張した感じが伝わってきます。一方、右の袖の表現は、深い彫り口で、大きくたわむように、大ぶりな皺が作られています。左の方は神経質というか、繊細な感情というか、そのような気質が感じられますが、これに対して、右の方は神経が太いというか、気丈夫な感じを抱きます。このような表現の違いが、東大寺復興を成し遂げた重源上人の性格の二面性を示すものであると見れば、その指摘は本講演で取り上げた「対比の造形」に該当すると考えられます。また重源像の右袖の表現が世親像のそれへ、一方、左袖の造形が無著のそれに展開したと気づくと、それは、運慶作品にみる「対比の造形」の系譜として捉えられる様式展開であると思います。

 

 

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松本先生の講義 「私たちの奈良24ヶ所めぐりをつくろうその1.明日香と山の辺の道を満喫しよう」

170706) への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇明日香、山の辺の道は、日本のふるさと。国内の人々にとっては、興味のある、行ってみたい地です。奈良に住む者として、郷土を知るとともに、県外にアピール・紹介するのに役立つ講義でした。後世に残していく価値あるものだけに、良さをしっかりと伝えていきたいと思いました。

◇これからの観光パターンの提案として、明日香と山の辺の道に絞って話された。テーマをもって見てまわることは、外からの観光客だけではなく、奈良の住民にとっても再発見することが多いと思う。

◇地味な奈良の魅力をどう伝えるのか、どう楽しんでもらうのか、まだまだ伝えきれてない面が多いように感じます。奈良24ヶ所めぐりのメンバーとして、興味ある“めぐり”をつくっていけたらなと思いました。

◇山の辺の道は大好きな道で、これまでに30回以上は歩いただろうか。今年も3月は梅の花と香り、4月は満開の桜、桧原神社から二上山の感動、5月には纏向遺跡をまわった。講義を聴講しながら、歩いた時の感動を思い出した。奈良の魅力は見ただけではわからないという先生の言葉に、そのとおりだと実感している。

◇明日香と山の辺の道は、奈良の中でもとても好きな所です。明日香には数回、山の辺の道は三輪山から天理まで歩きましたが、本日は2ヶ所の楽しみ方等を聞き、ぜひもう一度行ってみたい気持ちにさせられました。

◇以前、一人で歩いたことがあるが、また歩きたくなった。その際、いくつかのテーマをもってゆっくり歩いてみたいと思う。その中で奈良24ヶ所めぐりの提案ができるのではないかと思う。

◇歴史感満載の地をどう活性化して認知度を高めていくのか、難しい問題だと思います。24ヶ所めぐりで、観光客に再訪してもらえるルートづくりを、インフラの整備・食事・みやげもの等も含めて企画していくのも大切と考えます。四季を通じて楽しめる奈良の良い景観の認知度をぜひ高めていきたいと思います。

◇奈良府民であった私たちは、奈良の良さを見つけるポイントがつかめず、奈良に無関心になっていたと思います。この講義により、奈良の見どころのポイントのつかみ方のヒントを得ました。奈良を訪ね歩き、奈良の良さを探していきたいと思います。

◇奈良県民でありながら、近くを素通りして、立ち止まっていない自分を振り返りました。これを機に歴史を感じ、紐解きながら歩いてみたい。特に古道沿いの景観を楽しみたい。他県の友を誘ってみたい。

◇「あすか」の歴史を学び、自身で歩き、そして他県の人を案内する、そのようになりたいものだ。

◇明日香には、日本の原風景が残り、さらに史跡・古墳・社寺・石造物など古代史のロマンが多数つまっている、とても魅力的な地だと思う。より多くの人に実際に触れてほしいと思う一方、ほどほどの観光客数だからこそ、この環境が保たれており、それが明日香の素朴な良さなのではないかとも思う。地元の人とゆっくり話し、「見ただけではわからない奈良・明日香の魅力」に触れてほしい。

◇奈良は魅力いっぱいの地域です。ですが、皆さんあまりにもその魅力を知らなさすぎだと思います。若者と話をしても、○○はよく知っている、でも中身はほとんど知らない。せめてポピュラーなものについては、説明できるようになりたいものである。

 

松本先生への質問

1.松本先生と一緒に、明日香と山の辺の道へ行きたいのですが……

 よく、一人でカメラを以って歩いています。ウオークの会でも、念に数回は飛鳥・山の辺の道を歩いています。季節を変えたり、テーマの選び方でいろんな楽しみ方ができるのが、魅力です。

 

2.三輪三山は人工の山でしょうか?

 明日香から三輪山周辺は、昔湖だったそうです。

 大和三山のことですね。畝傍山と耳成山は、昔は海底火山でこれが隆起してできた山です。

 香具山は、談山神社から続く山裾の端にある山です。

   *畝傍と耳成は、山頂から貝や土器の遺跡が出てきます。そして、大昔、畝傍山には人が住んでいた形跡が残っています。麓に橿原神宮・神武天皇陵(畝傍御陵)ができて、人は住めなくなりました。

 

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米村先生「2人に1人がガンになる時代-ガン治療の最前線」(170706) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇ガン治療は実に様々で選択肢も多いのだと知った。今日の講義の内容を知っているのと知らないのとでは、今後、もし自分あるいは身近な者がガン治療を始めることとなった場合、大違いであると思った。また、人間にはある程度の負荷を常にかけなければならないということ、今後の生活の参考にしたい。

◇本日の講義はとても参考になりました。自分は大丈夫という思い込みがどこかにあって、検査をためらいがちですが、早期発見がガンに打ち勝つための重要ポイントであることがわかりました。

◇ガン治療を紹介いただいて勉強になりました。生活の中で気をつけることがガン予防の最適な方法であることを理解することができました。

◇苦しいことから逃げないで、自分にストレスをかけていくべきことを教えていただきました。ガンに勝ってからも、元気で長生きできるよう、脳を使っていこうと思います。

◇ガンの話は難しかったが、先進的手法の発達によって生存率が伸びている現状などはおもしろく聞くことができた。それよりも、脳の機能を維持するために何をしたら良いのか、脳に適度なストレスを与えなければならないことがよくわかった。少し難しいことをする方が良いことがよく理解できた。

◇ガンについて自分が何も知らないことを痛感しました。まだまだ人ごとでした。年1回の検診を受けること、もう少し知識を得ることが必要と思いました。早期発見・治療が完治の可能性を高めてくれることとわかりました。

◇今までガンの知識がありませんでしたが、先生の新たなガン治療が世界に広がっていくことを望みます。ガンになったら延命治療はやめておこうと思っていましたが、考え直すことになりました。

◇ガンについては、とにかく早期発見が大切である。最新のガン治療技術は専門的で理解は難しかったが、希望がもてる内容であった。自分も16年前に胃ガン手術の経験があり、心強い講義内容であった。

◇抗ガン剤ではガンを治すことができないとの認識を家族に伝えたい。ガンの治療は早期発見と適切な治療を主治医と相談すること、また日常的に予防に努めることが大切なことがわかりました。

◇両親がガンで亡くなったため、遺伝子を持っていると考えています。可能な限りの予防を行い、検診も定期的に受け、早期発見を心がけたいと思います。最先端対応薬の一般化(安価化)を切望します。脳に関してもSuper-Agerを目指して訓練と運動を続けていきます。

注) Super-Ager 80歳以上でも、平均的な中年成人と同等の記憶能力をもつ者

◇最先端医療の状況を把握することができて、とても有意義でした。Super-Agerを目指してストレスをかけようと思いました。

◇私たちシニアに最も興味のある健康問題の中でも、ガン問題は身近な問題であります。予防としては年1回のがん検診を受診し、先生が言われるSuper-Agerを目指して、この大学で多くの仲間とともに勉学に励み、楽しく人生を送りたい。

 

質問と回答

1.抗ガン剤を使用する時、医師から説明を受けてから治療するのが普通だと思うのですが、大きな病院で、薬剤師からの説明だけで医師から説明がない場合、この病院でガン治療を受けても大丈夫でしょうか?

回答)普通は薬剤師が説明しています。

2.抗ガン剤では完治しないのに、抗ガン剤で苦しむ患者が多い今の治療方法はどうなのでしょうか?

回答)手術ができない時は抗ガン剤しかないため、仕方なく治療しているのが現状です。 しかし、手術を前提に行う化学療法は治癒できる可能性があります。

3.ガンになった場合、米村先生に診てもらいたいと思いますが、先生は何処の病院におられるのですか?

回答)岸和田徳洲会病院、静岡県池田病院、草津総合病院にいます。

 

 

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谷幸三先生の講義「奈良の自然の豊かさと素晴らしさを知ろう!」(170622) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇奈良公園へは再々訪れていますが、シカ、芝、フンコロガシの関係を知ることにより、公園をより大切にしなければならないと思うようになりました。生態系がどんどん壊されている現在、一人ひとりが真剣に考えていかなければならないと思います。谷先生の熱意がビシビシと伝わってきました。

◇本日の講義の中から一つひとつ学ぶこととします。身近な場所から取り組みをします。動植物を観察して、自分の目で確め身につけようと思います。

◇生態系が壊されてしまうと、人間が生きるうえでも大変なことになる。自然と共存することの大切さについて、再確認させていただきました。虫は好きではありませんが、虫との共存がなければ自然が保存されないことがわかりました。最近、見つかった外来種のアリ等は水際で止めてほしいものです。

◇春日原生林は身近にある原生林と聞き、一度歩きたいと思います。最近、奈良に生まれて良かったと感じることが多くなりました。

◇ああそうだったのかと思うことばかりでした。森林浴は、わかっているようでわからなかったけれど、よくわかりました。

◇とても貴重なお話であった。ふだんから見なれている生物の生態を興味深く聴くことができた。小学生はカニ、ザリガニ、オタマジャクシを一生懸命探したりしている。久々に子どもに戻れた。いろいろな虫、魚の特徴がよくわかった。

◇生態系について今まで深く考えたことはありませんでした。日本の恵まれた生態系の中で、自然を大切にする心を育んでいきたいと感じました。

◇とても楽しい講義でした。「環境保護は権力との戦いである」という言葉が印象的でした。時代の流れによって生態系が変わっていくのはある程度は仕方ないことだと思っていたが、そうではなく、みんなが一生懸命に守っていかなくてはならないものなのだと思った。

◇奈良公園のシバが珍しいものとは知りませんでした。改めて奈良の良さを発見したように思います。

◇環境問題に真摯に取り組まれている様子が熱い講義の中で伝わります。奈良公園の生態系がよくわかり、これからよく行く奈良公園を再発見したい。資料の中のシカの発育状態にはとても興味をもった。

◇谷先生や皆さまの反対運動のおかげで奈良が保たれていることを知り、自分も知らない顔をせず、大切に思うことを守るために、小さなことを積み上げていかなければならないと思いました。

◇谷先生の博学の講義が聞けたことで、自然がいかに大切なのかがわかりました。ただ単に反対運動をするのではなく、計算された理論を出して自然を大切にしておられることに感激を受けました。

◇生態系について深く考えたことがなかった自分だが、本日の講義に感銘した。自分の孫にも生物に興味をもって観察する様子が見え始めてきたところであり、一緒に楽しんでいきたい。国内外来種という言葉は初めて聞いた。

 

谷先生への質問と回答

1.なぜ若い頃から、様々な運動に取り組むようになられたのかを教えてください。

回答)私は幼い頃から自然が好きで、とりわけ奈良県の自然の観察・研究は中学生の頃から取り組んでいました。大学生の頃に公害問題が起き、金儲けのためであれば平気で自然を破壊する企業や行政の行動を許されないと思い自然を守る運動に没頭しました。その結果、

☆大台ケ原のブナの原生林を、環境省に買い上げてもらいました。

☆春日山原始林内のドラィブウエイに自家用車とバスが通らないようにしました。

☆シルク博の開催による奈良公園の野生シバの破壊を防ぎました。

☆若草山にロープウエイを建設することを中止させました。

☆現在、奈良公園の素晴らしい自然を破壊して高級ホテルを建設することに反対しています。

 


2.谷先生の「研究・発表の図書」がわかる一覧表を希望します。

回答)①原色日本昆虫図鑑(トビケラ)保育社 1977

②決定版生物大図鑑(カワゲラ・トビケラ)世界文化社 1985

③トンボものしり帳 大阪府下水道課 1994

④水生昆虫の観察―安全できれいな水をめざしてートンボ出版 220pp.1995年 全国学校図書館協会

⑤下北山村の自然 下北

⑥トンボのすべて 井上清との共著 トンボ出版 1999

⑦楽しく学ぶ川の学校4[川の水生昆虫・動物] 学習研究社 48pp. 2002

⑧マイ奈良[Nature Watching]に連載中 有限会社まほろば 19984月~

⑨奈良公園史・奈良市史・曽爾村史・三郷町史・吉野町史・大淀町史・天川村史・都祁村史の自然部門を

担当執筆

⑩『ため池と水田の生き物図鑑―動物編― トンボ出版 2005

⑪『水田とその周辺の生き物 動物編 米・食味鑑定士協会 200711

⑫赤トンボのすべて 井上清との共著 トンボ出版 20107

⑬フィールド版「トンボのすべて」 トンボ出版 2010

⑭奈良の鹿-「鹿の国」の初めての本- 2010

⑮フィールド版「ため池と水田の生き物図鑑―動物編―」 トンボ出版 2014

⑯水生生物の観察ガイド 国土交通省大和川河川事務所 2014年版

⑰大阪府岸和田市の蜻蛉池公園のテキスト(20143月)

⑱奈良新聞の子ども新聞に連載中 奈良新聞社 年3回 2017年夏号は11回目

⑲「新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ」201761日 トンボ出版

3.先生の野外講義に同行したいので、行事の予定などを教えてください。

回答)23回みんなのかつぱ教室

日時:2017717日(月・祝)10:0015:00

集合:明日香村 あすか風舞台 

日時:2017717日(月・祝)10:0015:00

集合:明日香村 あすか風舞台 

対象:奈良県の小学生と保護者

申し込み:はがき・FAXで、氏名・年齢・住所・電話番号記入して申し込む。

住所:奈良市登大路町30 奈良県河川課かっぱ教室 

電話:0742-27-7504 FAX:0742-22-1399

講師:谷 幸三

内容:水生生物の観察

奈良公園の自然観察

日時:2017725日(火)9:301200

集合:奈良県庁前 

対象:奈良県の小学生・中学校と保護者(年齢に制限なし)

申し込み:往復はがきに氏名・年齢・住所・電話番号記入して申し込む。

住所:奈良市法蓮佐保山4-3-2 奈良県ユースホステル協会

有料:大人400円、3歳から小学生200

電話:0742-22-0004 

講師:谷 幸三

内容:奈良公園の生態系について

 

 

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鏡清澄先生の講義「心で感じる奈良の旅(その1)」(170615)への代表的な感想と質問回答

 

◇奈良の有名な寺院の障壁画・書・伽藍配置・塔に焦点を当てた講義だった。ふだんはざっと見るだけで、ここまで掘り下げて考えることがなく新鮮だった。今日教えてもらった寺に行く機会があれば、壁画や書にも関心をもって見ることができそうだ。

◇今までは、寺を観ることだけになっていたが、障壁画・書なども興味をもって拝観していきたいと思います。また、奈良24ヶ所めぐりの参考にしたい。

◇大好きで、頻回に訪れている東大寺、薬師寺、唐招提寺、本日の講義で観る心が深まった。貴重な講義でとても勉強になった。ありがたい。鑑真和上の御廟にもよくお参りに行くが、「巡展礼讃」のことに気づかずにいた。明後日も訪れるので、しっかり読んでみよう。クイズ、楽しい学びでした。

◇今まで興味があった寺社を、知的寄り道等で深堀りするという考え方…違う角度でより奈良の魅力を感じとっていけたらと感じ入りました。とても良くわかる講義でした。ありがとうございました。

◇寺院へ行く時に、仏像以外に見どころが増えた。おそらく心に感ずるところも変わってくると思われる。改めて法隆寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺を訪れてみよう。これからも古寺院について、いろいろなことを学びたい。

◇項目別に教えていただき、斬新な感じがしました。四大障壁画の比較はおもしろかったです。お寺は大好きなのですが、お話のように「広がりと深さ」が大切なのだと思います。より深く学びたいです。

◇東大寺、薬師寺、唐招提寺の一般公開の時には足を運ぶ方ですが、東大寺の奥絵はまだ観たことがなく、今日の講義で、実物を見たい気持ちがいっそう強くなりました。見落としている部分も多く、参考になりました。

◇障壁画について、こんなに学んだのは初めてです。実物を見たいと思いました。見られる時期に出かけます。知りたいと思います。

◇高校生に奈良について質問してみると、東大寺「大仏」それ以外は「…」、聖徳太子とは「…」といった感じで、ほとんど知らない。大人もあまり変わらない。今日の講義で教えていただいたことをきっかけに、県外の友人に少しでも奈良の良さを伝えられるよう、気持ちを改めてもつことができました。次回が楽しみです。

◇講義を聞いて、御影堂や薬師寺、東大寺の障壁画をぜひ見たいと思った。きっと今までに見ているものもあるのだろうが、何気なく見ているので印象に残っていない。今日の話を思い出しながら、ナーランダの人影を探してみたい。できることならば、現地で実物を前にして講義を聞きたかった。

◇奈良24ヶ所めぐりの観点としての障壁画はなかなか興味深いものでした。有名画伯の薬師寺、唐招提寺は見ていましたが、ほかは意識していませんでした。書・塔など奈良をめぐるのに自分でポイントを決め、探しながら心で感じるようにありたいと思いました。

◇深掘りの旅を実践してみたいと思いました。

◇奈良24ヶ所めぐりの視点が変わっておもしろかった。いろいろな視点から観ることが大切だと思った。

 

質問と回答

1.今までの「奈良24ヶ所めぐり」の経過を紹介いただけませんか?

回答)

1.結論…徐々に、自分たちで奈良の各地へ行こう、「24ヶ所めぐりづくり」をしていこうという、取り組みが積極的になってきました。

2.詳細

(1)2012年(構想期)

①奈良の将来ビジョンをつくるフォーラム実行委員会で議論され、書籍『奈良の将来ビジョン-県民からの129の提案-』で「奈良二十四ヶ所めぐり」が提案されました。

②提案のポイントは、次のとおりでした。

1)年月をかけて奈良をめぐる仕組みやコースをつくることが今の時代に合っている。

2)奈良県を24地域に分け、各地域それぞれにおいて、喜んでもらえるサービスをつくり上げる。

3)(それによって)新しい観光・交流と関連産業の開発(を行う)

2013年から奈良フェニックス大学として、「奈良24ヶ所めぐり」の講義とクラブ活動を行うことにしました。

④視察旅行として一泊旅行実施  不動七重の滝→五鬼→下北山

(2)2013年(第1期)

①講義は、講師の奈良に関する見どころ紹介、歩きの魅力紹介などです。

②各地訪問は、モニターツアーということで、AB2班に分かれ、村田先生のネットワークや事務局の支援により、地域活性化リーダーが案内役となって実施

③行政の担当者との話合いや、食事処のオーナーなどとの話し合いで、改善した方が良いと思った点などを伝えました。

④具体的な訪問先は次のとおりです(鏡の把握している分のみ)。

  御所(藤岡家)→五条新町→泥川温泉→天河神社→鳳閣寺→吉野

⑤その他の訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(3)2014年(第2期)、2015年(第3期)

①モニターツアーとして、およびクラブとして自主的に各地訪問をしています。

②具体的な訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(4)2016年(第4期)

①「24ヶ所めぐりクラブ」のメンバーに自主的な活動をしていただこうと、クラブ長や各班のリーダーに各地訪問の企画と実行を依頼しました。

②クラブ長と各班リーダーが互いに顔を合わせて打ち合わせする時間がなかなかとれず、活動開始は年度後半に集中しました。

③クラブ活動の実態を知ろうと、講師もできる限り同行しました。

④各地訪問では観光ボランティに案内と説明を依頼したものが多く、自分たちで勉強して案内するということは少なかったです。

⑤各回の行事への参加者が20名前後と多く、また歩く距離も長めで、観光開発のために改善提案をすることは少なかったです。

⑥活動は活発で、柿の葉寿司つくり、赤膚焼物つくり、藍染などの体験ツアーが実施されました。

⑦「奈良24ヶ所めぐり」のクラブ長および各班リーダーと講師3名・事務局長との懇談意見交換会が持たれ、クラブ運営について改善が議論されました。

⑧具体的な訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(5)2017年(第5期)

①前年の反省を踏まえ、クラブ員募集時に「24ヶ所めぐりづくり」であることを明確に伝えることにしました。

②クラブの活動開始が遅くならないよう、年初にクラブ長と各班のリーダーを決め、どう行動するか話し合っていただく機会をつくることにしました。

③講義の内容で、「奈良24ヶ所めぐりづくり」であることをしっかり伝え、つくり方のヒント(歩き方、公共交通機関の活用、店などへの改善提案)をお話ししていく予定です。

※なお、「奈良24ヶ所めぐり」の今年度の取り組み詳細については、622日(木)の兼村先生の講義「みんなでつくる奈良24ヶ所めぐり」、76日(木)の松本先生の講義「私たちの奈良24ヶ所めぐりをつくろう」で説明がなされる予定です。

2.できることならば、現地で実物を前にしての講義をいただけませんか?

回答)唐招提寺、薬師寺については今回お話しした以上のことをお話しできます。梅雨と真夏が終わりましたら、現地での説明ツアーを企画しますので、その際にご参加ください。

 


 

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新田先生の講義 「盛年世代が知っていると役立つ適切な薬とのつきあい方」 (170608)への感想と質問回答

代表的な感想

◇今まで気にしていなかった薬の用法の理解が深まった。また、薬剤師の存在意義についても理解でき、自分の健康管理のためにも薬剤師との話が重要とわかり、お薬手帳、かかりつけ薬局の重要性も理解できた。

◇ありがとうございました。参考になりました。「お薬手帳」の常時持参、実行したい。

◇薬のことはわかったようでわからないことが多かったのですが、今日の話を聞いて、正しい飲み方や薬局・薬剤師とのつき合い方が理解できたように思えた。薬品はかなり専門的分野なので、知らないことやわからないことが多く、とても参考になった。サプリメントについての考え方もわかった。

◇ジェネリック医薬品への疑問が非常に強かったのですが、多岐にわたって説明いただき、少しすっきりしました。気になることがある時には、薬剤師にもっと質問していこうと思いました。

◇知っているようで知らないことが多くあり、薬剤師の役割、リスクの高いOTC医薬品(一般用医薬品)への対処など、とても参考になりました。現在ほとんど薬を飲んでいないので、今後の薬への対応の参考にさせていただきます。

◇「なぜ医師に話したことをもう一度薬局で話さないといけないのか」と、日ごろ思っていましたが、この講義で理解できました。今日の講義は役に立ちました。

◇薬の飲み方について、考えて飲んでいなかったが、この講義でいろいろな問題点などを知りました。これからは、疑問があれば薬剤師さんに相談し、適切に薬を利用していきたいと思います。

◇とても勉強になりました。お薬手帳を持参することを自覚しました。自分のため、家族のため、周知したい。薬剤師の重要性・必要性を十分に理解できました。信頼のおける薬剤師を決めておくことも自覚しました。

◇薬の正しい飲み方の知識が得られた。医者に言われたことを守り、いついかに飲むかを知りました。効果がでるような飲み方をします。薬と食事の関係の知識を得られました。薬局で薬の説明を聞くようにします。薬剤師の役割を知り、お薬手帳の大切さを再認識しました。

◇近年、病院にかかることが多くなり、興味のある話でした。薬の用法・種類等、基本的なことも自分勝手な解釈をしていたこと、誤ったことをしていることが多く反省させられた。

◇とてもよくわかった。薬は先生の指示の一方的なもので信頼しきっており、全てをお任せしている。先生と相談しながら進めていきたい。錠剤一つひとつが、いかに大切かよくわかった。お薬手帳も大切にしていきたい。

◇今まで漫然としか知らなかったことが、本日の講義で明確になりました。とても良い学びとなりました。

新田先生への質問と回答

1.外出先で手洗いなどが困難なケースがありますが、投薬時間と投薬環境のどちらを優先すべきでしょうか? 私は現在時間を優先していますが……

回答)一般的には朝昼夕など食事の時間を目安に服用して頂くことが多いかと思います。また、多くの薬は食事の前後いずれでも問題がないものが多いので、おおよその時間を優先して飲んでもらうことで問題は無いと思います。ただし、お話の中にもあったように薬によっては食事の有無が効果に大きく影響するものもありますので、しっかりとお薬の効果を引き出すためには、生活環境も含めて薬剤師に相談した上で飲んで頂くと良いと思います。

2.フェイルセーフの観点から医薬分業制度があるが、薬剤師のフェイルセーフはどうなっているのでしょうか?

回答)薬局でもお薬の調剤を行った後、複数の目で確認を行ったり、粉薬や水薬を量った量の記録を残したり、正しい薬が取り揃えられているかをバーコードやカメラを用いて確認する監査システムなどを導入しているところもあります。

また、薬を受け取る時に薬剤師と一緒に内容を確認して頂けると更に安全にお渡しすることができますね。

3.セルフメディケーション税制が、どのように無駄の節約になるのか、もう少し説明ください。

回答)セルフメディケーション税制は従来からある医療費控除の特例です。病院で年間に高額の医療費を使用する方に税制優遇があるのと同様に、病院に掛からず、市販薬で体調を維持してみえる方にも税制優遇の対象を広げることが目的といえると考えます。

国としてはセルフメディケーションを推奨することで軽微な症状での医療機関の受診を抑制し、医療費の節約に繋げたいという狙いがあります。

4.私が通っている病院は院外薬局ではないのですが、違いはどういうことなのでしょうか。価格でしょうか?

回答)院内処方は医療機関で薬を直接もらうしくみです。独立した薬局によるチェックが入らない分、確かに安くお薬を受け取ることができますが、最近では、院外処方によるチェックにより薬剤費が抑制されることも明らかになってきています。自宅の近くや勤務先の近くにかかりつけとなる薬局がない方や、お体が不自由で医療機関で直接お薬を受け取りたい方は院内処方を選択されてもよいかもしれません。

それに対し院外処方では複数の医療機関から処方されたお薬の飲み合わせなどを細かくチェックでき、安全性の面で優れています。また、院外薬局は院内薬局よりも豊富な種類の薬を取り扱っているため、院内処方よりも幅広い薬の選択肢から医師が治療に必要と判断した薬を使用することができます。ちなみに世界的には院外処方が標準です。

5.新薬とサプリメントの違いがよくわかりませんが、製造時のノウハウに差があるのでしょうか?

回答)新薬を作るためには多くの研究と臨床試験といって実際に人間にどのような効果があるのかを証明するための過程が必要になります。そのため、作るまでに時間も費用も非常に多く掛かってしまいますが、有効性もちゃんと科学的に証明されています。

対してサプリメントは通常食事等でも摂取可能な栄養素を補うことが目的であり、大きな効果や治療のための利用には向かず、あくまでも予防や健康の維持のために食事の補助程度に利用するものと考えて頂けると良いと思います。

6.お薬手帳はどこで手に入れるのですか?

回答)薬局、医院、病院などにおいて無料で手に入れることができます。

特に薬局であれば普段のご利用がなくともお気軽にお声がけいただければ手に入るはずです

一冊の手帳を全ての薬局や医療機関、ドラッグストア等も含めて共通して使っていただくことができます。

 

 

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永富先生の講義「エネルギーの地産地消」 (170525) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇再生可能エネルギーに興味があるので、勉強になりました。もっとクリーンな電力が増えてほしいと思います。

◇今までエネルギーの地産地消が地域の発展に関わるとは全く思っていなかったが、とても重要なポイントになることがわかった。講義にあったように、今後は、自治体がつくるエネルギーを、公共施設だけでなく民間・個人へ供給することが必要になると思う。

◇関心が高い内容だったので興味深く聴いた。今の日本のシステムでは、地産地消がなかなか進みにくいということだったが、需要家がどの事業主を選ぶかによって、あるいは自治体に働きかけることによって、変えていけるかもしれない。電気だけでなく熱や水を含めたユーティリティサービス事業も自治体単位で考えれば、不必要なエネルギー消費を抑えられ、エネルギーのクリーン化ができる。

◇エネルギー事業の自由化、特に電気事業について、電気業務と関係がない企業の新規参入について疑問をもっていましたが、故障時のフォロー等についての説明を聞き、納得しました。エネルギー産業の競争については歓迎しますが、既存産業(企業)を超えるのはなかなか大変であると感じています。

◇エネルギー会社に勤務していた者として、国内ばかりか海外事情についても、統合的に対極的に説明があり、十分に理解できました。昨年・今年と、電力・ガス(会社)の自由化が実施されているが、わかりやすい説明が有効でした。

◇地方創生の面からも、エネルギーの地産地消は必要で、重要で興味深いテーマであった。特に奈良は立ち遅れている。社会の課題として低炭素社会、地域最適のエネルギーシステムの実現は本腰を入れて取り組むべきである。特に奈良県が住環境、観光資源をセールスポイントにするのであれば、戦略的にも環境対策は重要課題である。

◇エネルギーについては、一般人には情報もなく、関心も低かった。太陽光・水力など、奈良に住む者としてはイメージが湧きますが、中山間地域に住む者としては、節電・省エネとともに、昔の生活に学び、薪の利用など中山間地域の一般家庭での普及も、改めて考えたいと思いました。

◇エネルギーの地産地消で奈良県の現状について理解できた。地産地消を進めていくことの難しさについてもおぼろげながら理解できたと思う。

◇奈良県の再生可能エネルギーの導入量が全国42位であることに、ちょっとびっくりしました。あまり考えていなかったエネルギーの地産地消の現実がわかりました。

◇奈良県は、古くからの伝統文化を守っていくことには力を入れているように思うが、先進的なことにはなかなか……。奈良県でエネルギーの地産地消が進むにはまだまだ時間がかかりそうに思う。電力自由化では、私たちはコスト面にだけに目が行きがちだが、エネルギーの地産地消のメリット・デメリットをもっと広くしらせていく必要があると思った。

◇奈良県ではエネルギーの地産地消ができていないことを学びました。必ず進めなければならないテーマながら問題が山積みしていることも知りました。

◇海外では「水道事業と同じような感覚」で行っている所があるという言葉が印象に残った。なるほどと思った。

 

永冨先生への質問と回答

1.「エネルギーの地産地消」というテーマに関して、国の具体的な方針はどうなっていますか?

回答)国の基本指針である「エネルギー基本計画」に言及はありませんが、エネルギーの地産地消は、都市開発やまちづくりにおけるエネルギーの面的な利用、地域における強靭なインフラ形成、地方創生や地域活性化のなかで取り扱われることが多い状況です。実際に、エネルギーの地産地消を行う個々のプロジェクトに国の補助金が投下される状況が続き、地域でのそうした動きも活発化しています。個々のプロジェクト同士をどうつないでいくか、どのスケールでエネルギーシステムを最適化していくか、そうした成果を国のエネルギーシステムとしてどうつくり上げていくかといった検討が、今後の大きな課題と考えられます。

 

 

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水主先生の講義 「日本人の死生観の変化」 (170518)への代表的な感想

 

◇深く考えさせられる内容でした。今後、家族および自己の死を見つけるインデックスとさせていただきます。

◇死生観の変化の講義を聞き、ボヤッと考えていたことについて、自分にハッキリと答えを出していきたいと思いました。

◇死生観についての講義を聞いていて、昨年亡くなった友人の死を思い出していました。友人は自分の死期を悟り緩和ケアの病院で静かに生涯を閉じました。近い所で見ていて、自分にはとうていできないことだと思いました。「自分はやりたいことは全部やったから後悔はない」と言い切った人にどこまで近づけるかは、これからの生き方次第なのかと思います。

◇死を知ることによって、今の人生観というか、生きることの意味を知ることが大切だということがわかりました。癌を患うと気持ちが沈み暗くなってしまいますが、生きる目的を知ることができました。

◇ユングの言葉が心に残った。「人生の半ばから先は、死の覚悟ができている人だけが本当に生き生き生きている」との言葉を胸に生きていきたい。この講義を聞くことができ感謝!

60代半ば、まだまだ真剣に死を考えるには至っていない。しかし、自身はもちろん親を含め自分のまわりは、それを考えていかなければならない時期を迎えている。今日の講義で、いざという時に慌てず向き合うことができるよう、心構えを身につけていかなければと思いました。子どもたちともう一度話してみようと思います。

◇「加齢とともに死を恐れるようになる高齢者」と「加齢とともに死を受け入れやすくなる高齢者」のうち後者になりたい。また、死への対策、間接的な解決策のうち、ルソーの考えが日本の幕末の思想者(吉田松陰)と同じであることに興味をもちました。

◇系統だった死生観を学び、とても参考になりました。死生観なんて考えもしなかったが、これから先、死に関することを考えなければならないのか、まだ早いのか、これからの課題の一つとして計画に留めたい。

◇自分自身の死に方について、「人間は生きてきたようにしか死ねない」柏木哲夫先生の言葉を心に刻んでいる。死期が近づいた時には、水主先生のテキストにある、明石海人の悟りの言葉が聴こえるような終りを迎えられたら理想である。「人生の夕暮れに近づいて、いよいよこの世の美しさが身にしみる。雀の声までもきれいに聞こえる」死に方を考える機会を与えていただいた。

◇「死」に対するいろいろな考え方、見方を知ることができました。読んでみたい本が、読まずに家に置いてあるのを思い出したので、ぜひ読んでみたいと思います。

◇積極的に受け入れるか? 絶望して精神を病むか? の選択であれば、積極的に受け入れたいと思います。死を自分で創るプロセスを十分に考えて、これからも明るく生きていきたい。

◇宗教への関心も、これまでどおりにもちたいですが、生き続けること、これからのことを考えるうえで、先生に教えていただいたことを学び続けたいと思います。

 

 

 

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村田学長の講義 「地域の課題を知る」 (170511)への代表的な感想・質問回答

 

代表的な感想

◇奈良県の現状を、数字を交えてお話いただき、良く理解できました。イメージとずいぶん違うものですね。地域のプランに「おもしろがって参加・協力・支援する県民」になりたいと思います。「将来像のイメージが必要」ということもよく理解できました。

◇今までの視点にはない奈良を知り、その現実にショックを受け、もっと深く知りたいと思いました。自分から考え・知ろうと思います。まず、動きます。

◇いままでは、何かにつけて問題・課題を解決するのは行政と思っていた。しかし、何年たっても解決しない。それどころか、前より必ず悪くなっている。地域から変えていく必要があることがわかった。まずは、できるところから一つひとつ始めていくこととする。

◇視点を変えることによって、奈良の現状が露わになり、問題点が多いことを感じました。宿泊やおみやげ等、自分たちの手では改革できないと感じていましたが、今日の講義で、自分たちでもできることがあるとわかりました。小さい力ですが、活動していきたいと思います。

◇私は、観光ボランティアガイドをしており、今日の講義はとても参考になりました。世界文化遺産があるにも関わらず、再訪くださる方々が少ない状況、観光事業に関する行政策のあり方、周辺の店舗の協力姿勢に疑問を感じていますので、何らかの提案を考えていきたいと思います。

◇全国における奈良県の位置を再認識しました。5年間にわたり外国人学生を受け入れる仕事をしてきましたが、思い当たることがあります。随分とましになりましたが、まだまだ待ちの仕事(大仏商法)だと思います。誰がどう考え、どう計画し、どう動くべきなのかを再考しなければならない時が来ていると感じます。

◇奈良は情報収集と発信がヘタだと漠然と感じていたが、今日の講義で具体的に明確に知ることができた。私自身は、退職後はできるだけ奈良市内で飲食するようにしているが、SNSからの情報ですばらしい店を知ることができるし、できるだけ発信していきたい。

◇奈良を感覚的に良いところだと判断していたが、間違っていた。このような状況になったのは自分たちの責任でもある。長く奈良府民として生活していたせいなのか、情報が入ってこない、情報を取りに行かない。奈良をどうしたい、目標は、具体的な方法は……考えなければならない。

◇今おかれている奈良の位置が、ひしひしと感じられ、自分がどうしなければならないのかについて考えさせられました。これからの地域との関わりについて、何かすることを考えていくこととしたい。

◇奈良県の実力が、他府県に比べ低すぎることを知った。現状をよく学び分析して、小さなことでも良いから、できることから取り組み、改善していくことが大切である。県北東部の山間地の活性化をまず考えたい。

◇奈良の課題を聞いて、奈良県のランクの低さに驚いた。自分に何ができるのかはわからないが、奈良24ヶ所めぐりへの参加を通して、感じたことを伝えていきたいと思う。

◇京都の雅(みやび)に対し、奈良の俚(さとび)を活かす具体策をグループディスカッションして、小さな観光交流地を創り上げることの重要性を十分認識できた。また、観光立県のキャッチフレーズの至らなさも他府県との比較から理解できた。

 

質問と回答

1.奈良の課題の解決に向けて、行政をもっと動かし、少しでも他の県に追いつくよう、指導をお願いしたいのですが……。

回答)地域を良くする基本は、地域の方々の思い・行動です。皆さまが奈良の姿を正しく知り、問題意識をもってくださること、県庁や市町村へ資料を請求し、その分析に基づく提案を行ってくださることに期待します。

2.「奈良には、奈良らしい、買う側の使い方にフィットするような土産物が少ない。若手職人が新作菓子を出した時に周辺店舗から嫌がらせされるようなこともあり、新商品の開発も進みにくい」とのことに関連してですが、その嫌がらせされた葛菓子屋さんはなくなってしまうのですか?奈良フェニックス大学の関係者がひとり一個買うような運動をすることによってどうにかならないのですか?

 

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江本先生の講義「次の10年のために-“変えたい”が地域を変える」(170427) への感想と質問回答

代表的な感想

◇「自分探しは自分が自分をつくることです」という言葉が心に残りました。「やりたいからやる」「好きだからやる」。“から”から始まる。本気になってやることが元気につながっていく。与えられたものに乗っていくというようになりがちですが、この言葉は大切だと感じました。

◇私が住んでいる村では、この4月から、村内に4校あった小学校が統合され1校だけになり、残された3校は廃校になった。この3校は、田口小学校のように大きな学校である。今後どのように活用していくかが大きな課題になっている。過疎問題の解決にとても参考になりました。ありがとうございました。

◇歴史のある地域を次の世代に残すためには、問題意識をもっている仲間が集まり、それぞれの世代にふさわしい形で地域を継続させていくという考えをもって始めることの大切さを学んだ気がしました。

◇おだやかな語り口の中にも、今まで活動でご苦労された中で培われたノウハウを教えていただきました。「これからやるべきことを本気で動いてみる」、そして「賛同協力を求めていく」という広がりのお話に勇気と力をいただきました。

◇地域や人々のために何かをやっていくには、「やる気・本気・元気」がまず必要であること、そして、賛同しサポートしてくれる人々をどうつくっていくかが大切であることが、本日とても印象に残りました。

◇自分が一人でも、まず始めることが大切なこと、「やる気・本気・元気」が必要であることを教えていただいた。また、「できない・あかん」の逆をすれば、できることが見つかる、あきらめないことが大切との話をいただき、活力をもっていく気になりました。

◇「元気」だけはあるので「やる気・本気」を見つけていきたい。

◇老後を元気に過ごすために、何かしなければ、何をするのかということが頭の中で堂々巡りしていたが、目標は自らの意志でしっかり決め、そして「やる気→本気→元気」をモットーに継続的に取り組むことが大切であることを理解できました。

◇今日の講義では、自分が住んでいる地域を楽しく元気にするために、必要なことがよくわかった。

◇いま住んでいるところは新興住宅地であり、住民同士のつながりが薄い。今日、話を聞きながら、年配の住民の方々が、子どもたちにとってはここがふるさとだから美しい町にしようとおっしゃっていたことを思い出した。「やる気」を「本気」にしたいと思った。

◇自分を変えることが地域を変えていくことに繋がっていくと思っています。やりたいことを探して、仲間とともに、継続的に自分を変えていく活動をしていきたい。地域は現場=住民がつくるとの講義は共感できました。自分を変え、地域を変える、新しい奈良をつくるために知ることを大切にしたいと思います。

◇できないことがわかると、できることが見えてくる……よくわかりました。「やりたいことをやる、好きだからやる」を実践していきたいです。

◇自分に何が生まれるかを考えさせられた。80才になっても何かをやる元気が出た。いろいろなことを学ぶことが大切である。会社人間であったことを反省している。

江本先生への質問と回答

問.室生口大野駅から元気村への交通を考えていただきたい。期待しています。再訪問したいと思います。

回答)交通問題の元に、市町村合併があり、予算削減・合理化がありました。この件は、ふるさと元気村の立上げ時よりの懸案です。立上げと時を同じくして、路線バスが廃止され、住民主体で運営・管理を行う当施設は、人材・用具・設備も不十分な出発を余儀なくされたところです。ともに立上げに参画してくれた地域住民、地域サポーターは、自分たちのできることを持ち寄り、この10年、継続の基礎をつくりあげてくれ、私たちは「つづける」ことに努力を続けてきたところです。

交通の便については、①奈良交通バス・室生寺からの延伸(ふるさと元気村前でUターンを!)、②送迎車の運行、③「ライドシェア」元気村の立上げ、④元気村のアーティスト・事務局による直接サービスとしての送迎などの検討を続けています。ただし、それぞれに問題点・課題があります。

現在、皆さまは、①奈良交通バスで室生寺まで~元気村へ軽ハイキング約2km、②室生口大野駅(室生地域事務所)にある電動自転車を借りてサイクリング、③友人・家族等と車で、来訪されています。

 

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村田学長の講義 「地域は盛年の活躍に期待している」 (170413)への代表的な感想・質問回答

 

代表的な感想

◇今まであたりまえと思っていた奈良の魅力や価値を再認識し、いかに活性化していくのかという課題をもつこと、それを認識した地域が様々な方の知識や経験を活かし活動されていることにとても感銘を受けました。

◇ふだんから疑問に思っていた地域内の交流、過疎化の防止、高齢者の活躍の場所づくり、その方法等が講義を受けて解決できそうである。今後、勉強していきたい。よろしくお願いします。

◇大学を卒業して43年、二つの仕事を無事終えることができました。充実した日々でしたが、何かしら物足りなさを感じる自分がいました。退職後それらを活かして何かを始めることができたらと考えていましたが、今日の講義で、何かしらきっかけを見つけられたような気がしています。1年かけて確実なものにしていきたいと考えています。

◇中山間地域に住んでいます。地域の活性化に向けて継続性の大切さを改めて認識しました。そのため、長期と短期の取組みを考えたいと思いました。

◇私も奈良府民であったひとりで、西大和ニュータウンに住んでいます。地域の人口は年々減少しており、地域の活性化に役立てればと感じました。

◇地域の活力醸成につながった事例をもっと知りたい。私が知らないだけで、いろいろなことが進んでいる話をお聞きして、「私も」と思いました。

◇「リタイア後はゆっくりしたら」と周りの者から言われ、私もそうしようと思っていた。しかし、今日の講義を聞いて、これからの社会、盛年がするべきこと、しなければならないことが山積みなのだと、改めて気づかされた。でも、そう言われても、何をどうしたら……と思いますが、いろいろな事例を示していただき、無理なく、構えることなく、私にも少しはできるのではという気持ちが芽生えました。

◇退職後今まで地域とは関わってこなかったが、コミュニティデビューの必要性を感じた。まだ具体的に何をすれば良いのかわからないが、1年をかけてじっくり学んでいきたい。

◇コミュニティデビューとは何かを教えていただいたことは収穫です。地域活動は、無理なく楽しく継続していくことを学んだ。メダカの稚魚の育成・放流・水路めだか通りのお話はおもしろく興味ある分野でした。

◇住んでいながら奈良を知らないことの恥ずかしさを実感。今年一年の大いなる動機づけになった。

◇講義を聞いて、1年間頑張ろうと決意しました。これから1年間よろしくお願い致します。いろいろなことに知識を広げて自分ができることを見つけたいと思います。

◇奈良府民であったので、今日の話に共感するところが多々ありました。これから1年の学びで自分の不足やこれからの生きざまについて、見つめ直したいと思いました。

◇奈良県地域の現状と今後の取組み内容が理解できました。種々のテーマを継続的に行うことで、活性化や次世代に残す奈良のすばらしさの構築に努めていきたいと考えています。大切な友人を多くつくり、有意義な学校生活を過ごしていきたいと思います。

◇地域づくりの大切さがわかりました。奈良に住んでいても地域のために何をどうすれば良いのかがわかりませんでしたが、これを機会に動いてみたいと思いました。

◇地域社会にどのように貢献すれば良いのかを考えてみます。

 

質問と回答

問.「新たな公」の担い手のマネジメント能力を習得できるチャンスはあるのでしょうか?

回答)教養学部修了後に進学できる地域リーダーカレッジ(RLC)では、地域プランナー・コーディネータとして地域の活性化に関わっていくための知識・ノウハウを獲得します。また、地域活性化プロジェクトのマネジメント能力を養成します。そして、RLCでは、チームを組んでの地域実習も行いますので、地域の方々やチームメンバーから学ぶことも多々あります。

教養学部の講義の中には、地域づくりを主導しておられる方々による講義もありますので、学ぶ機会はいろいろとあります。