お知らせ

大西文秀先生の講義 「ヒト・自然系からみた関西、奈良の暮らし」 (170914) への代表的な感想

 

◇住む環境や流域においてヒトと自然との関係を考えることがスタートラインであり、私たち自身が生活や文化を見直す時期にあるということに納得しました。ヒトの活動が自然の許容力を超えることにより、地域規模での環境や資源の過消費、災害問題が発生していることを真剣に考えなければならないと思います。

◇重要な自然を破壊せず、川の流域を大切にし、次世代に美しい環境を残したい。

◇環境問題は幅広く、毎日の生活の中で考えるべきテーマも多くあります。毎日の生活の中で小さなことから環境問題に常に関心をもって行動したい。地域や暮らしに問題意識をもって、みんなでよりよい社会としたい。

◇近年の自然災害の起因が温暖化と言われており、環境の悪化を防ぐには大きな力と時間が必要となる。日常生活でどれだけ個人が対応できるのか、家族と話してみたい。

◇地球環境、流域、自分の住む環境を頭のどこかに入れながら暮らしていかなければならないと感じました。

◇“ゆでガエル”現象からの脱却が大切なことがわかりました、いま我々がエコをしていることが良いのか、子どもたちの将来を考えると何が必要なのかを考えさせられました。やはり自然が大切であると思いました。

◇環境を守るためにエコを追求した結果、電力消費が多くなり、かえって自然に悪影響を与え、気温上昇にも影響を与え、住空間が悪くなってきています。かといって、いまさら前の生活に戻ることもできず、“ゆでガエル”ばかりが増えていくことに危惧を感じます。

◇エコ機器と言われる物の隠れた危険度も考えなければならないことがあることについて学べました。

◇耳慣れない言葉が多く、内容を理解するのに必死でしたが、環境容量という考えを初めて知り、ヒトと自然の関係を数値化・マップ化できることもわかりました。私たちは今、“ゆでガエル”状態であることを肝に銘じておきたいと思います。

◇日本の環境悪化の現状を改めて理解した。我々人間による破壊が最大の原因と思う。人が多く住んでいる地域の環境が悪化しており、解決策のひとつとして人の移動が挙げられていたが、地方創生とリンクした環境改善化ができないかと思ったりもした。我々はあと数年で終わるが、後の人はどうなるのだろうか、本格的に考えるべきだ。

◇今までは森にいたクマやシカ、イノシシが人間の居住地域に現れたり、自然が破壊されていることを実感しています。本日の講義では、ヒトと自然の関係を環境容量としてとらえ、CO2固定容量等の5指標の現状を説明くださった。流域の説明もあり、やはり都市圏の川は厳しい環境だということがよくわかった。

◇新たな視点からの分析的な説明にとても興味を感じました。もう少し勉強したいと思います。

◇環境問題の解決は、日々生活している我々の重要な課題であると認識しています。今日の日本並びに奈良県の数値を示され大いに参考になりました。

◇地球温暖化現象が進んでいますが、日本の現状を種々の指数から見せてもらい、また教えてもらいました。これからも世界規模で人口が増加していく中、ますます温暖化が激しくなっていくだろうと思われます。私たちもささやかなことかもしれませんがCO2排出削減や省資源等に協力していかなければならないと思います。

 

 

 

お知らせ

9月14日必修講義
同 選択講義
 

お知らせ

鏡清澄先生の講義「心で感じる奈良の旅(その2)」(170907)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇身近な薬師寺や唐招提寺を今まで知らずに通り過ぎてきました。何度か足を運ぶ間に、興味が湧いてきて、すばらしい国宝が待っていてくれるように感じました。本日の先生のお話でもっと深く知りたいと思いました。ありがとうございました。

◇寺を訪れた時に伽藍の配置を気にかけたことはありませんでしたが、今日のお話を聞かせていただき、今度訪れる時には違った見方ができるのではと思います。塔にはドラマがあるという説明に興味をもちました。

◇行基菩薩という高僧のこと、鑑真和上の日本渡航は6回も失敗して12年かかったことなど、いろいろ深く知れてとても良かったです。大仏建立の苦労、命をかけ寝食も忘れて自分の果たすべき役割を果たされたことを、いつも大体はわかっていても深く教えていただきました。ありがとうございました。

◇寺院の伽藍配置、塔、奈良の四季などについて、おもしろい話を聞きました。玄奘三蔵法師、行基菩薩、鑑真和上の話もおもしろかった。鑑真和上の我が国への貢献について、特に美術工芸、寺院建築、木彫像を造った人たちを連れて来日した話は参考になりました。

◇寺院の塔にまつわるドラマがとても興味深かった。今後、お寺を巡る時には違った目で塔を眺めることができると思います。

◇奈良の寺々を多面的にとらえることを学ばせていただき、ありがとうございました。これから奈良の四季を巡る見方を参考にして奈良の旅を楽しみたい。

◇伽藍配置の変化が一番の学び。鏡先生の講義、楽しく引き込まれた。ますます奈良が大好き、魅せられる。奈良の四季の写真も素敵だった。奈良を巡る時、何かで深掘りを考えて行きたい。

◇奈良の自然の美しさを楽しみながら、寺めぐりをすることはとても裕福な気持ちになる。寺の配置・思想を浮かべながら、いま一度訪れて見たい。

◇奈良に生まれ生活をしながら何ひとつとして人に説明できない。ひととおり知っていても何の自慢にもならない。奈良フェニックス大学で学ぶことで、自信とはいかないまでも、学ぶことの大切さを少しずつ感じられるようになった。友人に奈良の流れ(人・物など)を話せるようになりたいものです。

◇知ろうとしなければ、それだけの見方・感じ方しかできない。視点を変えながら、ひとつの古寺を深く理解することができる。講師先生に感謝します。

◇奈良の寺の概要、特徴について、よく整理され理解に役立ちました。伽藍配置は、県内の各寺を訪問する時に参考になります。また、開山時の貢献者たちについては、奈良との関わりやその足跡をタイムスリップして、興味深く学べてとても良かったと思います。

◇感動する心をお持ちで、すばらしいと感じました。深掘りをして、心で感じる旅にしたいですね。いつも歩いている奈良のまち、私の感性が試されている。求めて深く掘りさげていきたい。

◇薬師寺と興福寺について初めて知ることがあり新鮮でした。目で楽しむ映像が多くあり、注目しました。美しい

映像でした。

 

質問と回答

問1.中南和地方で伽藍配置が有名な寺院としては、どこがあるのでしょうか?

回答)伽藍配置は、ある時代に創建された寺院の特徴的な伽藍様式を把握するために、四天王寺式とか飛鳥寺式とかと呼ばれているものです。その意味では、どの寺がどのような様式(伽藍配置)で出来ているかを知るのが良いと思います。

なお、多くの寺は創建時の伽藍配置が発掘によって判明し、創建時の建物や伽藍配置がそのまま現在に残っている寺院は少ないです。

①明日香村の橘寺・・・創建時の伽藍配置は、中門、塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ四天王寺式でした。

                 ただし、橘寺は南側が山であるため、東西に一直線に並んでいました。

②桜井市の山田寺・・・創建時の伽藍配置は、南から北に中門、塔、金堂、講堂と、一直線に並ぶ四天王寺式でした。なお、講堂が中門に取付く回廊の外側にある点が四天王寺と異なります。

③斑鳩町の法起寺・・・創建時の伽藍配置は、中門を入ると左手に金堂、右手に塔があり、中央の北側に講堂があります。法隆寺式の伽藍配置とは「塔と金堂が左右逆」になっています。そのため、法起寺式伽藍配置と呼ばれています。

④明日香村の川原寺・・・創建時の伽藍配置は、南大門から中門を入ると右手に五重塔、左手に西金堂、向こう正面に中金堂がある「一塔二金堂」の配置でした。西金堂は南面ではなく、五重塔のある東を正面としていました。中金堂の北側に講堂がありました。(川原寺式の伽藍配置と呼ばれています)

現在、堂塔が建っている寺院の伽藍配置で興味深いところは、当麻寺と室生寺です。寺院が建立された土地の状況で伽藍配置が大きく変わっています。

   1)葛城市の当麻寺・・・東西両塔があって、そのほぼ中間に立つと、北に金堂、その北に講堂があり、薬師寺の伽藍配置に似ています。しかし、南側に山が迫っていて南大門や中門はありません。代わりに東大門があり、こちらが正門となっています。

   2)宇陀市の室生寺・・・室生寺は山の斜面に建っているため、主要な建物が次々と高い所に見えてきます。仁王門が西に向いてあります。門をくぐり、北への石畳みの坂を登って行くと金堂があります。金堂の左手上方に本堂があり、さらにその左手上方に塔があります。

2.講義の最後に、奈良で開催中の国文祭・障文祭との関係で紹介された「大分国際車いすマラソンの詩」のコピーを欲しいのですが…

回答)別紙に、その詩『君は鳥になった』の全文を掲載いたします。

 

 

お知らせ


9月7日必修、選択、特別各講義
 

お知らせ

奈良県消費生活センターの講義「悪質商法の実態と対策」(170831)への代表的な感想

 

◇消費生活センターが様々な対応をしてくれることがわかった。訪問販売、点検販売、訪問購入、原野商法、劇場型勧誘、睡眠商法、クーリングオフ制度の適用範囲、通信販売の落とし穴など、様々な悪質商法の実態が良くわかった。ネット・スマホ時代に悪質化が進行することが心配され、とても参考になりました。

◇日々新しい・怪しい商法が出てくる昨今なので、本日の話は参考になった。ネット販売も良く利用するが、納期など確認せずに必要な期間に間に合わなかったことがあった。自分も含め周りの人にも注意を促したい。

◇被害者にならないように、きっぱり断るようにしたいと思いました。また、近所の人のことも気にかけたいと思いました。

◇いろいろな悪質商法を丁寧に教えていただき、本当に参考になりました。私も訪問販売等で悪質商法と思われるようなことに遭った経験があり、油断大敵という熟語をしっかりと心に焼きつけておきたいと思いました。今日はとても勉強になりました。

◇とても役に立つ講義でした。何かあった時は相談します。消費者センターがあると思うと安心できます。

◇悪質商法の実態について、いろいろと説明いただき、ありがとうございました。毎日の生活の中で、ややこしい電話がよくかかってきますが、一切取り合わないよう気をつけています。また、市役所の相談室に相談して自己防衛します。

◇若い頃、訪問販売の詐欺に遭い、騙された苦い経験がある。騙されやすい心理チェックで「トラブルに対しての危機意識が薄い傾向にある」タイプだった。悪質商法はニュース等でよく見るが、たまたま運の悪い人がトラブルに遭うのだろうと他人事と思っていたが、いつ引っかかるかわからない。もっと賢い消費者にならなくてはならない。

◇紹介された事例のような電話が自分にも何度かありましたが、返信しない、放っておくことを守りました。市役所の相談室にも行きました。何度もこのような話を聞かせていただくことにより、対応もできるようになりました。留守電にて対応しています。

◇電話勧誘は度々かかってきます。身内に被害者もいます。悪質商法は人間的に許し難く、消費者の知識がいかに重要であるかを認識しました。

◇配管清掃、押し買いの電話など、思い当たることが何回か起きています。良いタイミングで講義を聞きました。

◇ワンクッションを置いてから物事に対応する必要があると思いました。しかし、相手はプロなので、十分気をつけなくてはと思いました。まずは消費生活センターに小さいことでも相談することにしようと思いました。

◇つい先日、法務省を名乗る葉書が届いた。身に覚えがないので、奈良市役所の相談窓口に電話すると、弁護士さんが「絶対に電話しないように」、そして「県警本部へ電話しなさい」とのことで連絡しました。自分が悪質な葉書を受け取るとはビックリした。今日の話、家族にも伝えようと思う。とても勉強になりました。

◇自分は大丈夫と考えている者が案外弱いと聞いていますので、現状を聞き、とても役に立ちました。個人もそうですが、自治会などの地域としても考えなければならない問題でもあると思いました。

◇これからの行動に参考になります。近くの人にも声をかけられます。知って良かったです。身近なアドバイス、ありがとうございました。

◇今はやりの種々の悪質商法に対する対策を学ぶことができました。特に最近、再利用しだしたインターネットについて、その中での悪質商法の例は特にありがたかったです。

◇いつも気にはなっていたが、整理された内容でよくわかった。自己責任とはいうものの、相手は手を変え品を変えてやってくる。このような情報を定期的に受け、日頃から関心をもち、正しい判断の材料にしたい。

 

 

お知らせ

上地先生の講義「味についての“あじな”話」(170831) への代表的な感想

 

◇身近な味を考え直さなければ、今さら遅いのでは、と自問自答しながら、先生の話を聞かせていただきました。おふくろの味を思い出しながら今でも作っています。親が子どもたちに与える物は、知らない間に毎日の生活の中で教えてきたのですね。だしを利かせた生活をとり入れたいです。

◇おふくろの味が一番うまいと感じるのは当たり前であるということがよくわかりました。子どもの頃からあまり好き嫌いはなかったが、これは、親から「何でも食べなあかんよ」「好き嫌いをしたら大きくなれないよ」と言われたおかげであると感謝している。

◇興味をもって聞かせてもらいました。食べ物を好きになるのは、1)おいしい、2)楽しい想い出がある、3)物心ついた時から食べている、という三点を挙げられましたが、本当にそうだなあと感じました。

◇元気で長生きするための食生活について、とても参考になりました。カロリーの摂り方なども良くわかりました。食塩を少なくするための料理方法なども参考になり、毎日の食生活について考えさせられました。

◇毎日の食事を見直そうと思いました。どこかで、「めんどくさい」と思いスルーしていたことがあまりにも多い。だしを利かして塩分を控えるという教えを実践します。

◇野菜の摂取により健康生活を続けることができるということを改めて確認しました。手間をかけずに野菜を摂る方法も教えていただきました。面倒な時にはレンジ料理をしようと思いました。

◇家内の“具だくさん”のみそ汁に閉口していましたが、本日の講義で家内の配慮が身に染みてわかりました。

◇人間にとって最も大切な食生活の「食品の味」についての話で、とても参考になり、また大事な話でありました。今後の食生活に活かしたいと思いました。

◇味については、おいしいか、そうでないかだけで判断していたが、これほど奥が深いとは知らなかった。料理を作ることにも興味があるので、学んだことを参考に、美味しいものを作れるようにしてみたい。また、成人病になりにくい食事をとることにも意を用いるようにしたいと思う。

◇食生活には気をつけているつもりでしたが、だしのとり方、一日に摂る水分量・塩分量を新たに確認しました。

◇毎日の食事は最も大切なことですが、老人一人での生活は偏った食事になります。これからは毎日、野菜を多く食べるように注意して取り組みます。塩については農作業することが多いので、体が要求しますが、極力減塩に務めたいです。

◇若い頃から自然に減塩の食事になっていましたが、改めて勉強になりました。総カロリーは気にしてもその供給が何かは考えていませんでした。早速、脂質が妥当か確認します。また、野菜をたくさん食べること、カルシウムを摂ることを改めて意識したい。

 

 

お知らせ

三和先生の講義「シルバーパワーで助け合い-高齢者の生活支援ビジネス」(170803) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇ちょうど、私の地域の独居老人の方々から、自分ができない日常のことを手助けしてもらえないかという声が挙がっていたところです。元気なシニアが手助けするという考え方にとても賛同します。自分たちでできるシステムを地域でつくっていかなければならないと思いました。

◇私が住む農村部では、高齢者は老人クラブで遊んでいるだけ、元気な人は老人クラブに入らない。一見バラバラに見えたが、実は高齢者は大きなエネルギーをもっているがその放出機会に恵まれていないだけと改めて思った。元気な高齢者のネットワークをつくりたい。

◇自分の自治会は殆どが高齢者世帯に変わってきた。地域での互助が大切になっているのは確かであり、有償による支援も必要である。高齢者支援事業を改めて考える機会としたい。

◇地域に根ざした活動で、三和先生の行動力に感心しました。20年かけて住民の力でつくってきた支援の仕組みは良いなと思います。私も自分の町でできることをしたいと思います。

◇ボランティアによる無償支援の助けあいの限界を感じつつボランティア活動を行ってきましたが、有償ボランティアによる、継続できる支援システムを、今後の地域支援活動に活かしていきたいと思います。

◇高齢者が高齢者の生活を支援する方法に驚いた。公的支援ではやっていけない実状の中、活動を安定して継続していくにはいろいろと障害やトラブルがあったと思う。法的なことや介護事業との関係などのキッカケを感じることができた。地域での活動の始まりとしたい。

◇高齢者が高齢者を支えなければということはよく言われていますが、現実はなかなか難しいことです。具体的な立ち上げから運営の仕方までを含めて、良く理解でき、とても参考になりました。ボランティアコーデイネーションの考え方も参考になりました。

◇すばらしい活動だと思いながら話を聞かせてもらいました。介護サービスの適用外だけれども、日常生活に不便を感じている高齢者は、私の周りにもたくさんおられます。これから、ますます増えていくだろうと思います。このような高齢者の生活支援ビジネスが全国にどんどん増えていけば良いと思います。

◇有償ボランティアが成立するのか、疑問をもっていましたが、払拭されました。自分自身の今後の生き方を考える契機になりました。

◇画期的な取り組みに驚いた。行政とタイアップして活動され、最終的には地域で全てやるということが目標とされている。本当に立派なことと思う。私の地域でもできることをしていきたいと思います。

◇微力ながらも何か役に立つことがないかを考えることになりました。基本理念としてのふれあい、助けあい、出会いを大切にしている、すばらしい活動と思いました。

◇高齢者でも働ける間は、このような活動ができる場があるのは幸せ、シルバー人材センターより活動的ですね。出会い、ふれあい、助けあい、生きがいが、健康にもつながって、みんながハッピーになるような、このような会が近くにあればうれしいですね。

 

三和先生への質問と回答

1.シルバー人材センターとの関係、役割分担はどのようにされていますか?

回答)スタート時点で、市の担当部署と同行、訪問いたしました。

<基本的な合意内容>

NPO活動は『志』からのボランティア活動が基本。その活動の謝礼金(最低賃金以下)です。

◇シルバー人材センターは、『働くことにより「収入」を得ること』が主目的とのことです。

◇従って、あくまで『本人の意思』での活動への参加をお願い致しております。

以上を基本ベースに、市民にご説明・参加をいただいております。

注)庭の手入れについてはニーズが多く、シルバー人材センターだけでは対応が不足します。従って、双方で、上記趣旨に基づき、補完・対応しています(現場毎の見積り対応です)。

2.利用する人、支援する人、双方の笑顔のつながりが印象的でしたが、利用者の中には気難しい方がいて活動員が「もう、あそこの家には行きたくない」とか、あるいは逆に活動員にもいろいろな方がおられて利用者から苦情が寄せられるとか…、そんなこともあるのではないかと思います。そうした場合、どのように対処してクリアされてきたのでしょうか?

回答)長年の経験のある心優しい「コーディネータ(女性)」を中心に対応しています。

助け合いの基本スタンスは、『活動員の満足が利用者の満足』です。

☞まず『活動員の対応はどうか?』、次に『利用者の不満は何か?(わがまま?)』で個別に対応し、『誠意ある言動で対応』(思いやり)しておれば、自然に解決方法が見つかります。

注)あくまで「性善説」を基本に対応しています。

3.利用者が増加傾向にあることは、十分に承知していますが、高齢者の方々にもプライバシーがあり、自分の力で病院・買物・趣味・友だちとの懇親(茶和会)などに一人で出かけたい時の移動手段(例.コミュニティバス)などは検討されましたか? 良いアイデアがあれば教えていただけないでしょうか。

回答)「一人で出かけたい時の移動手段」に関しては、寝屋川あいの会では活動していません。活動事例を紹介します。

①太子町の自治会の例:住民同士の自家用車の活用(お互いの取決め事項が必要です)

②寝屋川市の自治会(一部)の例:コミュニティバスの活用

市と自治会が協働で実施-バスの確保・燃料費等は行政、運営・運転手・利用料等は自治会

以上の事例が一般的ですが、地域の特性により様々な工夫がなされていますので、地域の関係部署にお問合せください。

 

 

お知らせ

笹野義一先生の講義「野鳥とヒトとの関わり」(170810)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇身近な鳥たちの羽根・卵・巣など初めて目にする物ばかり、とても興味深く、楽しい授業を受けた。ムクドリの青色の美しい卵が心に残った。車の前にクルミを置いて、車が走行した後に中身を食べにくるカラスの賢さに感心した。次々とでてくる鳥の生態の話に一日中聴講したいと思った。身近な所で観察眼を養っていきたい。

◇たくさんの実物を見せていただきました。風切羽根と尾羽根の違いも役割も知りました。巣もうまく作っていて、それぞれの生き物が、けなげに生きていることに驚きました。データの蓄積に役立ちたいと思います。

◇人間の都合で生き物を絶滅させてはいけない。私の幼い頃は、トキが飛んでいた。普通に(時々だが)見ていた。いま、努力によって増えてきたとの報道に接し、嬉しく思っている。笹野先生のような心をもって鳥、生態系を見なければと思った。わかりやすい講義、ありがとうございました。

◇野鳥観察の楽しみ方の奥深さを感じました。いろいろな鳥を観て楽しむだけでなく、落し物にも目を向けるといっそうおもしろくなりそうです。落し物は近くで見て触ることもできるので。今後は注意して観ていきたい。

◇身近にいる野鳥の生態がわかる講義であった。我が家でも昨年、巣作りをしている姿を最初から観察する機会があった。巣の実物を見せてもらい、精巧な作りに感動した。

◇新幹線500系先頭車両の流線型円形断面の形がカワセミのクチバシから頭にかけての流線型が参考になったことなど、野鳥とヒトとの関わりについて詳しく教えていただき、とても参考になりました。賢いカラスの話も興味がありました。

◇実物を見せていただいて、見方がわかりました。羽根など、時々落ちていたりするが、気にもしなかったですが、庭に鳥がやってくるので観察してみます。

◇おもしろい講義でした。現物を見せていただいたのは、強烈でしたが、より興味をもつ機会になりました。これから野鳥を見る目が変わりました。最近、カラスが少なくなりましたが、カラスも嫌がらずに観察してみます。

◇カワセミの流線型が新幹線の先頭形状の参考になったことは知りませんでした。自然界の形状は、何らかの理由で理に適っていることが興味深いです。近々、野鳥データベースづくりネットワークに参加したいと考えております。

◇本日の資料を参考にして、自宅へ飛来する野鳥の目録づくりを目標とします。

◇人間とそのほかの生き物との関わりは、良識のある者なら改めて言われなくてもわかることなのだが、なかなか通じないものでもある。温暖化が進み絶滅する生きものが増え、一人ひとりがもう一度考え直すきっかけとなる提言をいただいた気がします。今まであまり興味はなかったのですが、気持ちを改めて、そんな目で野鳥を見てみようと思います。

◇家の窓枠にフンをして、嫌だなと思っていましたが、今日の講義で、落し物で鳥を理解するということを聞いて、前ほど嫌と思わなくなりました。

◇身近に存在する野鳥の習性・実態が野鳥ごとに異なることが、一部分とはいえ、わかったように思った。今後、野鳥を発見した時に、観る関心をもてたように思う。

 

笹野先生への質問と回答

1.ツバメの塒入りの時に、ツバメがなぜ同じ場所へ集まるのでしょうか?

回答)春渡ってきた時から、子育てをしている間を除き、河川・湖沼、ため池等のヨシ原などで集団ねぐらを作っています。天敵の猛禽類やカラス、ヘビなどから身を守る外敵予防効果やエサについての情報交換といった学習的利益のためと考えられています。このようなことから、同じ場所に集まると考えられますが、詳しいことはわかっていません。

2.ツバメは、何を手掛かりに、前年に作った巣へ戻るのでしょうか?

回答)様々な研究がなされていますが、現在のところ特定の遺伝的プログラムを持っていて、そのプログラムに基づいて渡りをすると考えられています。元の巣のある地域に戻ってくるのは親ツバメで、前年に生まれた子ツバメはほとんど戻ってきません。近親交配を避けるためと考えられています、

 

お知らせ

笹野義一先生の講義「身近な自然は宝の山-野鳥観察を楽しむ」(170803)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇奈良にはまだまだ自然が残っています。しかし、あまり気にせず、知ろうともせずに過ごしてきたことを反省しています。身の周りからいなくなったもの、新たに加わってきたもの、野鳥はもちろん、もう一度見渡してみたいと思いを新たにしています。同時にせっかく生き残ってきたものを守っていかなければと思いました。

◇今まで家の周りへ来る野鳥をあまり気にせず眺めていたが、これからは自然を温かく観察するようにして、我が家を訪れてくれる野鳥とともに楽しい日々を過ごしたい。近々、孫たちが東京から帰ってくるので、野鳥観察をして夏の思い出づくりをします。

◇鳥の鳴き声や見分け方などを教えていただき、少しは野鳥観察ができるのかなと感じました。自然の営みを感じる生活も自分のフィールドの中に入れられたらと思います。

◇本日の講義から、自然のなかにある、大切に守らなければならない宝物も思いながら、自然観察を楽しみたいと思いました。

◇今日も知りたかったことを知れ、うれしかったです。特に鳴き声でハシブトガラスとハシボソガラスの違いがよくわかりました。続けて観察し、データとして残していけるよう協力します。

◇鳥の声の話がおもしろかったです。鳥の名前を覚えるのに鳴き声を併せて覚えたいと思います。せっかく田舎に住んでいることを活かして、自然への知識を深めていきたいと思います。

◇おもしろかったです。注意して鳥を観るようになると思います。野鳥がいる環境がいかに大切なのかも知り、とても良かったです。

◇今まで、鳥には興味がなく見わけもつかないが、似た2種類の鳥の比較はおもしろかった。今度カラスを見かけたら鳴き声に耳を澄ませてみたい。サギを見かけたら指をじっくり見て見たい。また、メジロは目の周りが白いと聞いていたが、メジロがウグイス色をしているとは思っていなかった。

◇野鳥観察クラブのメンバーになったことで、身近な野鳥を、四季を通して観察し、その生活を知ることを実践していきたい。具体的な観察方法を学んだので、野鳥との出会いを楽しみたい。マイフィールドは平城京跡で。

◇想像する、比べる。これにより新たな経験ができそうに思いました。日常生活の中で、意識して観察してみようと思います。

◇自分の身の周りの自然に対して、あまりにも無関心であったと思いました。これからは今日の教えを意識していけば、鳥や自然をもっと理解できると思いました。

◇日ごろ野鳥観察をすることはないのですが、ちょっと自分の観る目を変えるだけで、「野鳥のいる環境」を楽しむことができることがわかりました。フィールドを決めて観察することで、野鳥観察を楽しめることに気づきました。機会があれば参加したいと思います。

◇カラスの鳴き声の違いがおもしろかったです。近所にいるのはハシブトガラスのようです。また、チョコチョコ歩いているのがハクセキレイだとわかりました。この鳥は、歩いているのですが、とても危なっかしくて、車が来てもウロウロ、アット飛んで行きます。鳥の楽しみができました。でも最近、鳥のフン害に困っています。

◇野鳥観察は特別なことではなく、身近な所で1年を通じてでき、身近にいる鳥や渡り鳥などを決めて、細かく観察することによりいろいろと知ることができるとのこと。観察の仕方や準備、マナーと幅広く教えてもらった気がしました。鳴き声も聞かせてもらって、おもしろかった。

 

笹野先生への質問と回答

1.けっこう大きくて、金魚池や田んぼにいる、全体がグレー色のサギの名前は何と言うのでしょうか? 

回答)アオサギです。繁殖期にクチバシと足が赤くなると説明した野鳥です。

2.聞きなしを体験する機会はありませんか?

回答)野鳥の鳴き声は私たちの言葉と違うので聞き分けるのは難しいです。聞きなしは楽しみながら覚える一つの方法です。野鳥の鳴き声が聞こえたとき、自分の言葉に置き替え、手元にあるききなしリストを探し見つけるのは楽しいです。しかし、どの人にも聞きなしのように聞こえるものではありません。例えばメジロの鳴き声を何人かで聞きどのように聞こえたのかを発表しあって、メジロのききなし「長兵衛忠兵衛長忠兵衛」と比べてみるのは楽しいことでしょう。聞きなしリストは、身近な野鳥を中心に纏めておくと使いやすいと思います。

 

お知らせ

北田先生の講義 「健康寿命について考える」(170810) への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇「ゆっくり食べろ」「よく噛んで」と母に言われていたことが、今になってよくわかった。これからは、今日のお話を実践していこうと思う。何ごとにも原因・要因があることがわかった。紹介された著書は読んでいこうと思う。

◇老いという言葉から伝わってくるマイナスの響きは嫌いだと思っていたが、プラス指向に思考をチェンジすることの重要さと大切さを実感した。感謝です。

◇意識して、身体に良いこと(食事と歩き)を実行したいと思いました。老化と向き合いたいと思います。あまり考えていなかったです。自分だけは、大丈夫と思いがちでした。

◇今年66歳、まだまだ若いという思いがある一方で、あれも自分のことかなと当てはまる話を多くうかがった。食事、運動、飲酒など、あまり気にしてこなかった部分を見直す機会をいただきました。健康寿命をめざし、一つひとつ大切にしていきたいものです。

◇自分の生活習慣について考えさせられ、これからの自分の生き方に活かしていきたいと思いました。年をとっても要介護にならないよう、毎日を生きていきたい。

◇最も関心がある健康寿命について、わかりやすく話してくださった。講義の内容をもとに、自らの健康寿命を少しでも延ばすように、これからも活動したいと思います。とにかくポジティブに生きていきたいと思いました。

◇健康寿命を長くするヒントが得られました。講義内容すべてに納得しました。

◇健康寿命について、自分の現在の生活態度がこれで良いのか考えさせられました。学んだことを再確認して、日々の生活の中に活かしていきます。

◇健康寿命を保つために何をするかが参考になりました。「いい加減さ」「老人力」など参考になりました。

◇良いお話でした。健康寿命を延ばしたいです。週3回の運動を始めました。食事は、どうしても早く食べてしまいがちですので、気をつけたいと思います。

◇余命があと20年、いかに健康を維持するか、フレイルにならないための3ヶ条に気をつけて、筋力強化に務めようと思う。「起きてから12時間以内に3食を食べる」などの時間栄養学を実践しよう。

◇良い生活習慣によって、要介護になる期間をできるだけ少なくすることで、平均寿命を健康に過ごす必要があること、時間栄養学、フレイルなどについて学習しました。さらに、「いい感じ」や「いい加減さ」を付け加えて考える知恵を学びました。

注)フレイルは、「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態」(厚生労働科学研究費補助金総括研究報告書-後期高齢者の保健事業のあり方に関する研究)で、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味する。

 

北田先生への質問と回答

1.物を食べたり飲んだりする時に、嚥下反射が低下していると、誤嚥性肺炎の原因になるとのことですが、どのような物質が影響しているのでしょうか?

回答)嚥下反射を起こすきっかけになる物質は、サブスタンスPと言います。サブスタンスは物質を意味し、Pはペプチドの頭文字です。サブスタンスPは、11個のアミノ酸からできている神経伝達物質で、のどや気管の神経に貯えられています。heisei.cocolog-nifty.com/heisei/2009/08/post-80c2.html

 

 

お知らせ

笹野義一先生の講義「県民参加による自然環境目録づくり」(170727)への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇「身近な自然との関係が希薄になり、変化への気づきが鈍くなっている」との言葉が心にグサッときた。野鳥観察クラブに入会したので、身近な鳥たちを観察するところから、自然環境目録づくりを意識していきたい。

◇自然環境の維持・管理のためには、対策の実施だけでなく、生物・環境の認識と継続的な調査、それを実行する人材の育成が大切なことを考えさせられました。自分でできる小さな点から継続する(定点観測)ための学習を行っていきたいと思いました。

◇庭に来る野鳥(10種)に興味をもち、周辺の野鳥(12種)へと興味が拡がり、フェニックス大学の野鳥観察クラブに参加してさらに行動を広げているところです。田舎で子ども時代を過ごした私にとっては、いつか来た道の入り口に立った気がしています。

◇生駒の高山に野鳥園をつくる努力をしたい。そのため、NPO法人を立ち上げたい。また、今後、調査員として自宅の庭で野鳥を観察したい。

◇県民参加による自然環境目録づくりのために、県民を巻き込むように良く考えてこられたなと思います。自分だったら、自分でもできる小さなことをコツコツとしか考えられなかったけれど、地面を耕すように、学校にも老人会にも自然を守る力をもつ人を増やしていけると思います。参加できるようになりたいです。

◇田植えの季節が来れば、ツバメが飛び交い、紫陽花の花が咲き、梅雨の長雨に時を感じながら過ごした日々。今年の暑い毎日、環境の大きな変化の中で鳥の姿の減少を身近に感じています。ツバメの巣も見られなくなりました。次世代にどれだけの鳥名を伝えていけるか、全く自信がありませんが、ひとつでも多く伝えたい。

◇自然環境保全の現状を講義いただき、県民が興味をもって協力していくことが本当に大切であると思いました。重要性はわかっていてもなかなかきっかけがなく活動にまで至っていないのが現状です。機会があれば参加してみようと思います。

◇奈良の恵まれた自然を私たちも深く思い、次の世代の子どもたちにもつないでいきたい。私の孫たちはみんな興味津々です。ツバメも毎年家に来て、ヒナが巣立っていっています。

◇初めて自然環境のことを知ろうとするキッカケになりました。知ろうとしなかったらスルーしてしまうテーマでした。自然への取組み方を教えていただきました。日ごろ観ている鳥に注意して、私なりの観察をしてみます。

◇今まで、自然に対して特に関心はありませんでしたが、フェニックス大学に入学し、野鳥観察クラブに参加しました。何もしなければ自然は保てないと感じました。今後、自然環境保全に興味をもち、自分に何ができるかを考えていきたいと思います。

◇地球規模で生き物がどんどん減少し、自然環境が破壊されている。奈良県も例外ではなく、私たちが子どもの頃に慣れ親しんだものを目にしなくなってしまった。動き出したいと思います。

◇自然環境保全を県民参加によって行うという、すごい考えに少なからず驚いた。この県民参加は非常に難しいと思うが、実行すれば県民の誇りとなると思う。ぜひとも成功するよう頑張ってほしい。協力できることはできる限り協力したいと思う。私はいま生駒市ホタルの会に所属していますが、頑張ろうと思う。

 

笹野先生への質問と回答

問.私の家は古い古民家ですが、ツバメが巣をつくりません。何かが災いしているのでしょうか?

回答)ツバメに来てほしい、巣を作ってほしいと思う人はたくさんいます。実例を多く観察し、同様の環境を整備したり、擬似巣を作ったり、ツバメ向けのポスターを用意してツバメに来てもらおうと努力をしているようです。しかし、うまくいったという話は聞いたことがありません。ツバメにとって何か条件に合わないことがあるのだと思いますが、現在まだ解明できていません。

 

 

お知らせ

高岡氏の講義 「地域における”つながり”づくりと災害への備え」 (170727)への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇地域の防災に備えて皆が協力して行動を起こす必要を感じています。行政に頼るばかりではなく、自分たちの町をみんなで守る活動を早期に立ち上げたい。「まずは行動すること」を学びました。

◇世帯数200ほどの中規模団地に住んでいるが、住民同士の仲は比較的良く、また市の指導などもあり、防災活動も定着し積み上げている。ただし、活動の主体が70歳前後となり、今後のさらなる高齢化への対応が課題です。ネットワーク型コミュニティの形成というのが大切な切り口だと思いました。

◇自主防災は、今まであまり関心がなかった。防災のためには、隣近所とのコミュニケーションから始めなければならないとのことであった。よく考えてみると、今までそのような行動をとってこなかったので、これからは、意識的にコミュニケーションをとっていこうと思う。

◇地元にも自主防災会が結成されたが、参加意識は低い。仏つくって魂入れずにならないよう、仕組みづくりが重要であることに納得。仲よしづくりが重要である。絆づくりの目玉を何にするのか、参加する・活動することが嬉しく感じられることが求められる。

◇地域における「つながり」づくりは、本当に大切だと思いますが、なかなか難しい問題もあり、やや困っております。災害への備えについては、自治会も力を入れていますが、本日の講義を聞いて、その大切さがよくわかりました。これからも災害への備えについて、勉強していきたいと思います。

◇近所との交流の重要性を理解しました。自分・自宅・家族などを大切にするだけでなく、近所づきあいを可能な限り行い、友好関係を向上させていくことも重要と思いました。防災については自助の準備も進めていきたいと思います。

◇私の自治会でも、西大和ニュータウンのコミュニティカフェ“つどい”のような交流の場をつくりたいと思った。

◇効果的な防災訓練をしていきたいと考えていたので、自主防災DVDがとても役に立った。

◇大きな災害に遭った地域では防災意識が高く常に備えておられるようですが、私たち奈良府民は、大きな災害も知らず日常生活を送っています。家族はもちろんのこと、地域の人々とのコミュニケーションを密にしながら、何かあった時すぐに動ける体制づくりをしていくことの重要性を実感しました。

◇自助・公助・共助という言葉を初めて知りました。最近は、地震だけではなく、豪雨被害など、いつ被災地になるかわからない状況です。そんな中で、自主防災組織は、これから絶対に必要になっていくものだと思います。新興住宅地で組織をつくりあげていくのは難しいことですが、まずは一人でも多くの人に自主防災組織の必要性を知らせていくことが大切だと思いました。

◇つながりの希薄化を実感しています。地域に飛び込む「きっかけ」がわかりません。今回の講義で、自分の特性を生かせるネタが見つかったような気がします。

◇最初の地震訓練には驚いた。滅多にしない行動をとっさにとることの難しさを思い知った貴重な体験だった。

◇ソーシャルビジネスについて、もっと詳しく知りたいです。ソーシャルビジネス独自の講義を開いてほしいです。西大和ニュータウンに在住しています。地域の高齢化をひしひしと感じており、コミュニケーションの重要性を感じました。

 

高岡氏への質問と回答

問.奈良県の老人クラブ連合会の活動内容がわかれば教えてください。

回答)奈良県老人クラブ連合会のHPより抜粋し、紹介します。

①老人クラブとは

老人クラブは、昭和25年ごろ、社会と経済の混乱、家族制度の変革などいまだかつて経験したことのないような状況の中で、高齢者自らが集い新たな役割を求めて誕生した地域を基盤とする自主組織です。21世紀の高齢社会においても、 地域の高齢者が生きがいと健康づくりのために、老人クラブの仲間づくりを基礎に相互に支えあい、楽しいクラブづくり、社会貢献するクラブづくりに励んでいます。老人クラブは、昭和38年に制定された老人福祉法や平成6年の新ゴールドプラン(高齢者保健福祉推進10か年戦略の見直し)等に高齢者の社会参加・生きがい対策の推進組織として位置づけがされています。

②老人クラブの基本姿勢

〈健康寿命〉 ・健康寿命をのばし、自立した生活、生きがいある生活の実現を目指します。

・仲間や地域の高齢者とともに継続的な健康活動に取り組みます。

〈地域づくり〉 ・他世代や関係団体と連携し、安全・安心の住みよい地域づくりを目指します。

・元気高齢者の知識・経験・活力を生かす場づくり・機会づくりを広げます。

③活動

◇健康づくり・シニアスポーツ、ねたきりゼロ運動、健康学習、クラブ体操、ゴルフ、健康麻雀、ウォーキング、高齢者の体力測定、ウォークラリーなど

◇趣味・文化・レクリエーション、趣味、文化、芸能などのサークル活動、旅行など

◇学習活動・リーダー研修、奈良県老連大学校、リーダー研修など

④地域を豊かにする「社会活動」

◇友愛活動・ボランティア活動・社会奉仕の日

在宅福祉を支える友愛活動、地域のボランティア活動、社会奉仕の日、見守り活動など

◇伝承活動・世代間交流、地域の文化

伝統芸能、民芸、手工芸、郷土史、生活記録等の伝承活動。子どもや青壮年などとの交流活動など

◇作業・生産・環境美化・リサイクル

農産物や花の栽培、植林、手工芸品制作、公園や公共施設の環境整備や運営管理、リサイクルなど

◇提言・提案

生活調査、点検(モニター)活動、関係機関への提案など

⑤老人クラブの組織(右図)

⑥一般財団法人奈良県老人クラブ連合会

老連数:郡老連7団体、市町村老連38団体

所在地等:奈良県橿原市大久保町320-11

県社会福祉総合センター4F

TEL0744-29-0166

⑦問合せ先

奈良県長寿社会課「総務・生きがいづくり推進係」

630-8501奈良市登大路町30  TEL0742-27-8524

 

お知らせ

鈴木先生の講義「興福寺北円堂の無著・世親像と運慶」(170713) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇仏像に対してあまり知識がなく、顔の表情などをじっくりと観ることもありませんでした。今日の講義で無著と世親のいろいろな対比を聞き、作者の想いを感じとることができることを知りました。これから仏像を観る機会には、そのことを念頭に置きながら観察してみたいと思いました。

◇「対比の造形思想」が心に残った。とても興味深い講義だった。これから鑑賞する時、注意して観たい。学生時代、東大寺二月堂の「日光・月光菩薩」に恋心を抱いたのを思い出した。

◇無著と世親が兄弟であったこと、耳の形、鼻の形、目の開きの違い、右手左手の形、袖口の開き、布のよれよれ感とか袖先の生地の重さとか、老人の体力の衰えとか、張りのある体つきとか、心理表現の対比の仕方、運慶の企画は今さらのようにすごいなあと思います。

◇奈良国立博物館で学芸員をされていた鈴木先生のお話は、現在、同館で仏像館を中心に解説ボランティアをしている私にとって、とても参考になるものでありました。解説はとかく表相的なものなりがちですが、感情移入し、心で観なくてはならないことに気づかされ、有意義な講義でした。心理表現の大切さに気づかされました。

◇興味深い仏像の見方でした。おもしろい。映像がわかりやすく、引き込まれました。このような機会に感謝!

◇美術教育の鑑賞では油彩・日本画など全てのテーマを浅く広く学びます。ひとつのテーマを深くといったことはまずありません。私も一般的なことは学び教えてきましたが、久しぶりに踏み込んだ講義を受け、50年前のワクワクしながら受けた授業を思い出しました。鈴木先生にはとても及びませんが、一生追求できるものを見つけたいものです。

◇仏像一体だけを観ていると気づかないことが、二体を対比して観ていくと、見えなかったものが見えてくる。無著・世親は対比して観るのに格好の像である。2人の性格、感情、身体状況、衣の様子、生き様まで計算して像を造った運慶のすごさに改めて感心する。対比してこそ始めてわかることに感動である。とてもおもしろかったです。文学作品を詠んだような気分になりました。

◇仏像を観る時には、少しは歴史的意義などを事前学習するが、今日の「対比」の造形表現としての見方は新たな発見であった。いろいろな展示会での仏像などの配置は学芸員の思いが入っているということ、ただ並べているのではなく、わけありを知れば、ますます価値のある見学となる。今回の仏像の見方を今後の展示会での鑑賞視点として活かしたい。

◇無著・世親像を対比しての学び方を教えていただき、ありがとうございました。今後パンフレット、写真を深く掘り下げて、線・形などを対比して学ぶ力をつけていきたい。細部について、細かく見て学びたい。

◇仏像は文化である。今日教わったことを念頭において北円堂の御開帳を待ちたい。信心はないがありがたいものとして接していたが、彫刻として観るということに“はっと”した。奈良国立博物館の仏像館に行くと、大量の仏像に圧倒されていたが、対比という見方を教えていただき、あらためて対峙してみたい。もう一度じっくり観賞してみよう。

◇仏像本体のみならず、袈裟の付け方・着方・袖口の様子など、あらゆる分野まで範囲を広げて観賞する意味合いを教わった。今後機会があれば、観るポイントを想い出し、単に見ただけに終わらず、終始観賞することに徹して勉強していきたい。

 

鈴木先生への質問と回答

問.運慶の作品で他に、このように対比できる彫刻があるのでしょうか?

回答)無著・世親像に指摘される「対比の造形」は、運慶様式の本質を考えるのに特に有効な視点を提供するものと考えられます。

東大寺俊乗堂の重源上人像は史料や造像銘記には記されていないけれども、作風からみて運慶作の可能性が高いと言われてきた肖像彫刻です。この像が、ご質問の答えに該当する運慶作品と筆者は考えています。重源上人は東大寺鎌倉復興に尽力した高僧です。本像はその没年(1206)より前に造立された可能性があり、無著・世親像より6年位、製作年代が遡ります。

さて、この重源像の左右の腕にかかる衣の皺(しわ)の表現をみると、左側の腕にかかる袈裟は、右側の袖(法衣)に比べて、皺の数が多く、やや浅い彫り口で、強く引っ張られているようで、どこか緊張した感じが伝わってきます。一方、右の袖の表現は、深い彫り口で、大きくたわむように、大ぶりな皺が作られています。左の方は神経質というか、繊細な感情というか、そのような気質が感じられますが、これに対して、右の方は神経が太いというか、気丈夫な感じを抱きます。このような表現の違いが、東大寺復興を成し遂げた重源上人の性格の二面性を示すものであると見れば、その指摘は本講演で取り上げた「対比の造形」に該当すると考えられます。また重源像の右袖の表現が世親像のそれへ、一方、左袖の造形が無著のそれに展開したと気づくと、それは、運慶作品にみる「対比の造形」の系譜として捉えられる様式展開であると思います。

 

 

お知らせ

松本先生の講義 「私たちの奈良24ヶ所めぐりをつくろうその1.明日香と山の辺の道を満喫しよう」

170706) への代表的な感想と質問回答

 

代表的な感想

◇明日香、山の辺の道は、日本のふるさと。国内の人々にとっては、興味のある、行ってみたい地です。奈良に住む者として、郷土を知るとともに、県外にアピール・紹介するのに役立つ講義でした。後世に残していく価値あるものだけに、良さをしっかりと伝えていきたいと思いました。

◇これからの観光パターンの提案として、明日香と山の辺の道に絞って話された。テーマをもって見てまわることは、外からの観光客だけではなく、奈良の住民にとっても再発見することが多いと思う。

◇地味な奈良の魅力をどう伝えるのか、どう楽しんでもらうのか、まだまだ伝えきれてない面が多いように感じます。奈良24ヶ所めぐりのメンバーとして、興味ある“めぐり”をつくっていけたらなと思いました。

◇山の辺の道は大好きな道で、これまでに30回以上は歩いただろうか。今年も3月は梅の花と香り、4月は満開の桜、桧原神社から二上山の感動、5月には纏向遺跡をまわった。講義を聴講しながら、歩いた時の感動を思い出した。奈良の魅力は見ただけではわからないという先生の言葉に、そのとおりだと実感している。

◇明日香と山の辺の道は、奈良の中でもとても好きな所です。明日香には数回、山の辺の道は三輪山から天理まで歩きましたが、本日は2ヶ所の楽しみ方等を聞き、ぜひもう一度行ってみたい気持ちにさせられました。

◇以前、一人で歩いたことがあるが、また歩きたくなった。その際、いくつかのテーマをもってゆっくり歩いてみたいと思う。その中で奈良24ヶ所めぐりの提案ができるのではないかと思う。

◇歴史感満載の地をどう活性化して認知度を高めていくのか、難しい問題だと思います。24ヶ所めぐりで、観光客に再訪してもらえるルートづくりを、インフラの整備・食事・みやげもの等も含めて企画していくのも大切と考えます。四季を通じて楽しめる奈良の良い景観の認知度をぜひ高めていきたいと思います。

◇奈良府民であった私たちは、奈良の良さを見つけるポイントがつかめず、奈良に無関心になっていたと思います。この講義により、奈良の見どころのポイントのつかみ方のヒントを得ました。奈良を訪ね歩き、奈良の良さを探していきたいと思います。

◇奈良県民でありながら、近くを素通りして、立ち止まっていない自分を振り返りました。これを機に歴史を感じ、紐解きながら歩いてみたい。特に古道沿いの景観を楽しみたい。他県の友を誘ってみたい。

◇「あすか」の歴史を学び、自身で歩き、そして他県の人を案内する、そのようになりたいものだ。

◇明日香には、日本の原風景が残り、さらに史跡・古墳・社寺・石造物など古代史のロマンが多数つまっている、とても魅力的な地だと思う。より多くの人に実際に触れてほしいと思う一方、ほどほどの観光客数だからこそ、この環境が保たれており、それが明日香の素朴な良さなのではないかとも思う。地元の人とゆっくり話し、「見ただけではわからない奈良・明日香の魅力」に触れてほしい。

◇奈良は魅力いっぱいの地域です。ですが、皆さんあまりにもその魅力を知らなさすぎだと思います。若者と話をしても、○○はよく知っている、でも中身はほとんど知らない。せめてポピュラーなものについては、説明できるようになりたいものである。

 

松本先生への質問

1.松本先生と一緒に、明日香と山の辺の道へ行きたいのですが……

 よく、一人でカメラを以って歩いています。ウオークの会でも、念に数回は飛鳥・山の辺の道を歩いています。季節を変えたり、テーマの選び方でいろんな楽しみ方ができるのが、魅力です。

 

2.三輪三山は人工の山でしょうか?

 明日香から三輪山周辺は、昔湖だったそうです。

 大和三山のことですね。畝傍山と耳成山は、昔は海底火山でこれが隆起してできた山です。

 香具山は、談山神社から続く山裾の端にある山です。

   *畝傍と耳成は、山頂から貝や土器の遺跡が出てきます。そして、大昔、畝傍山には人が住んでいた形跡が残っています。麓に橿原神宮・神武天皇陵(畝傍御陵)ができて、人は住めなくなりました。

 

お知らせ

米村先生「2人に1人がガンになる時代-ガン治療の最前線」(170706) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇ガン治療は実に様々で選択肢も多いのだと知った。今日の講義の内容を知っているのと知らないのとでは、今後、もし自分あるいは身近な者がガン治療を始めることとなった場合、大違いであると思った。また、人間にはある程度の負荷を常にかけなければならないということ、今後の生活の参考にしたい。

◇本日の講義はとても参考になりました。自分は大丈夫という思い込みがどこかにあって、検査をためらいがちですが、早期発見がガンに打ち勝つための重要ポイントであることがわかりました。

◇ガン治療を紹介いただいて勉強になりました。生活の中で気をつけることがガン予防の最適な方法であることを理解することができました。

◇苦しいことから逃げないで、自分にストレスをかけていくべきことを教えていただきました。ガンに勝ってからも、元気で長生きできるよう、脳を使っていこうと思います。

◇ガンの話は難しかったが、先進的手法の発達によって生存率が伸びている現状などはおもしろく聞くことができた。それよりも、脳の機能を維持するために何をしたら良いのか、脳に適度なストレスを与えなければならないことがよくわかった。少し難しいことをする方が良いことがよく理解できた。

◇ガンについて自分が何も知らないことを痛感しました。まだまだ人ごとでした。年1回の検診を受けること、もう少し知識を得ることが必要と思いました。早期発見・治療が完治の可能性を高めてくれることとわかりました。

◇今までガンの知識がありませんでしたが、先生の新たなガン治療が世界に広がっていくことを望みます。ガンになったら延命治療はやめておこうと思っていましたが、考え直すことになりました。

◇ガンについては、とにかく早期発見が大切である。最新のガン治療技術は専門的で理解は難しかったが、希望がもてる内容であった。自分も16年前に胃ガン手術の経験があり、心強い講義内容であった。

◇抗ガン剤ではガンを治すことができないとの認識を家族に伝えたい。ガンの治療は早期発見と適切な治療を主治医と相談すること、また日常的に予防に努めることが大切なことがわかりました。

◇両親がガンで亡くなったため、遺伝子を持っていると考えています。可能な限りの予防を行い、検診も定期的に受け、早期発見を心がけたいと思います。最先端対応薬の一般化(安価化)を切望します。脳に関してもSuper-Agerを目指して訓練と運動を続けていきます。

注) Super-Ager 80歳以上でも、平均的な中年成人と同等の記憶能力をもつ者

◇最先端医療の状況を把握することができて、とても有意義でした。Super-Agerを目指してストレスをかけようと思いました。

◇私たちシニアに最も興味のある健康問題の中でも、ガン問題は身近な問題であります。予防としては年1回のがん検診を受診し、先生が言われるSuper-Agerを目指して、この大学で多くの仲間とともに勉学に励み、楽しく人生を送りたい。

 

質問と回答

1.抗ガン剤を使用する時、医師から説明を受けてから治療するのが普通だと思うのですが、大きな病院で、薬剤師からの説明だけで医師から説明がない場合、この病院でガン治療を受けても大丈夫でしょうか?

回答)普通は薬剤師が説明しています。

2.抗ガン剤では完治しないのに、抗ガン剤で苦しむ患者が多い今の治療方法はどうなのでしょうか?

回答)手術ができない時は抗ガン剤しかないため、仕方なく治療しているのが現状です。 しかし、手術を前提に行う化学療法は治癒できる可能性があります。

3.ガンになった場合、米村先生に診てもらいたいと思いますが、先生は何処の病院におられるのですか?

回答)岸和田徳洲会病院、静岡県池田病院、草津総合病院にいます。

 

 

お知らせ

谷幸三先生の講義「奈良の自然の豊かさと素晴らしさを知ろう!」(170622) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇奈良公園へは再々訪れていますが、シカ、芝、フンコロガシの関係を知ることにより、公園をより大切にしなければならないと思うようになりました。生態系がどんどん壊されている現在、一人ひとりが真剣に考えていかなければならないと思います。谷先生の熱意がビシビシと伝わってきました。

◇本日の講義の中から一つひとつ学ぶこととします。身近な場所から取り組みをします。動植物を観察して、自分の目で確め身につけようと思います。

◇生態系が壊されてしまうと、人間が生きるうえでも大変なことになる。自然と共存することの大切さについて、再確認させていただきました。虫は好きではありませんが、虫との共存がなければ自然が保存されないことがわかりました。最近、見つかった外来種のアリ等は水際で止めてほしいものです。

◇春日原生林は身近にある原生林と聞き、一度歩きたいと思います。最近、奈良に生まれて良かったと感じることが多くなりました。

◇ああそうだったのかと思うことばかりでした。森林浴は、わかっているようでわからなかったけれど、よくわかりました。

◇とても貴重なお話であった。ふだんから見なれている生物の生態を興味深く聴くことができた。小学生はカニ、ザリガニ、オタマジャクシを一生懸命探したりしている。久々に子どもに戻れた。いろいろな虫、魚の特徴がよくわかった。

◇生態系について今まで深く考えたことはありませんでした。日本の恵まれた生態系の中で、自然を大切にする心を育んでいきたいと感じました。

◇とても楽しい講義でした。「環境保護は権力との戦いである」という言葉が印象的でした。時代の流れによって生態系が変わっていくのはある程度は仕方ないことだと思っていたが、そうではなく、みんなが一生懸命に守っていかなくてはならないものなのだと思った。

◇奈良公園のシバが珍しいものとは知りませんでした。改めて奈良の良さを発見したように思います。

◇環境問題に真摯に取り組まれている様子が熱い講義の中で伝わります。奈良公園の生態系がよくわかり、これからよく行く奈良公園を再発見したい。資料の中のシカの発育状態にはとても興味をもった。

◇谷先生や皆さまの反対運動のおかげで奈良が保たれていることを知り、自分も知らない顔をせず、大切に思うことを守るために、小さなことを積み上げていかなければならないと思いました。

◇谷先生の博学の講義が聞けたことで、自然がいかに大切なのかがわかりました。ただ単に反対運動をするのではなく、計算された理論を出して自然を大切にしておられることに感激を受けました。

◇生態系について深く考えたことがなかった自分だが、本日の講義に感銘した。自分の孫にも生物に興味をもって観察する様子が見え始めてきたところであり、一緒に楽しんでいきたい。国内外来種という言葉は初めて聞いた。

 

谷先生への質問と回答

1.なぜ若い頃から、様々な運動に取り組むようになられたのかを教えてください。

回答)私は幼い頃から自然が好きで、とりわけ奈良県の自然の観察・研究は中学生の頃から取り組んでいました。大学生の頃に公害問題が起き、金儲けのためであれば平気で自然を破壊する企業や行政の行動を許されないと思い自然を守る運動に没頭しました。その結果、

☆大台ケ原のブナの原生林を、環境省に買い上げてもらいました。

☆春日山原始林内のドラィブウエイに自家用車とバスが通らないようにしました。

☆シルク博の開催による奈良公園の野生シバの破壊を防ぎました。

☆若草山にロープウエイを建設することを中止させました。

☆現在、奈良公園の素晴らしい自然を破壊して高級ホテルを建設することに反対しています。

 


2.谷先生の「研究・発表の図書」がわかる一覧表を希望します。

回答)①原色日本昆虫図鑑(トビケラ)保育社 1977

②決定版生物大図鑑(カワゲラ・トビケラ)世界文化社 1985

③トンボものしり帳 大阪府下水道課 1994

④水生昆虫の観察―安全できれいな水をめざしてートンボ出版 220pp.1995年 全国学校図書館協会

⑤下北山村の自然 下北

⑥トンボのすべて 井上清との共著 トンボ出版 1999

⑦楽しく学ぶ川の学校4[川の水生昆虫・動物] 学習研究社 48pp. 2002

⑧マイ奈良[Nature Watching]に連載中 有限会社まほろば 19984月~

⑨奈良公園史・奈良市史・曽爾村史・三郷町史・吉野町史・大淀町史・天川村史・都祁村史の自然部門を

担当執筆

⑩『ため池と水田の生き物図鑑―動物編― トンボ出版 2005

⑪『水田とその周辺の生き物 動物編 米・食味鑑定士協会 200711

⑫赤トンボのすべて 井上清との共著 トンボ出版 20107

⑬フィールド版「トンボのすべて」 トンボ出版 2010

⑭奈良の鹿-「鹿の国」の初めての本- 2010

⑮フィールド版「ため池と水田の生き物図鑑―動物編―」 トンボ出版 2014

⑯水生生物の観察ガイド 国土交通省大和川河川事務所 2014年版

⑰大阪府岸和田市の蜻蛉池公園のテキスト(20143月)

⑱奈良新聞の子ども新聞に連載中 奈良新聞社 年3回 2017年夏号は11回目

⑲「新装改訂版 トンボのすべて 増補 世界のトンボ」201761日 トンボ出版

3.先生の野外講義に同行したいので、行事の予定などを教えてください。

回答)23回みんなのかつぱ教室

日時:2017717日(月・祝)10:0015:00

集合:明日香村 あすか風舞台 

日時:2017717日(月・祝)10:0015:00

集合:明日香村 あすか風舞台 

対象:奈良県の小学生と保護者

申し込み:はがき・FAXで、氏名・年齢・住所・電話番号記入して申し込む。

住所:奈良市登大路町30 奈良県河川課かっぱ教室 

電話:0742-27-7504 FAX:0742-22-1399

講師:谷 幸三

内容:水生生物の観察

奈良公園の自然観察

日時:2017725日(火)9:301200

集合:奈良県庁前 

対象:奈良県の小学生・中学校と保護者(年齢に制限なし)

申し込み:往復はがきに氏名・年齢・住所・電話番号記入して申し込む。

住所:奈良市法蓮佐保山4-3-2 奈良県ユースホステル協会

有料:大人400円、3歳から小学生200

電話:0742-22-0004 

講師:谷 幸三

内容:奈良公園の生態系について

 

 

お知らせ

鏡清澄先生の講義「心で感じる奈良の旅(その1)」(170615)への代表的な感想と質問回答

 

◇奈良の有名な寺院の障壁画・書・伽藍配置・塔に焦点を当てた講義だった。ふだんはざっと見るだけで、ここまで掘り下げて考えることがなく新鮮だった。今日教えてもらった寺に行く機会があれば、壁画や書にも関心をもって見ることができそうだ。

◇今までは、寺を観ることだけになっていたが、障壁画・書なども興味をもって拝観していきたいと思います。また、奈良24ヶ所めぐりの参考にしたい。

◇大好きで、頻回に訪れている東大寺、薬師寺、唐招提寺、本日の講義で観る心が深まった。貴重な講義でとても勉強になった。ありがたい。鑑真和上の御廟にもよくお参りに行くが、「巡展礼讃」のことに気づかずにいた。明後日も訪れるので、しっかり読んでみよう。クイズ、楽しい学びでした。

◇今まで興味があった寺社を、知的寄り道等で深堀りするという考え方…違う角度でより奈良の魅力を感じとっていけたらと感じ入りました。とても良くわかる講義でした。ありがとうございました。

◇寺院へ行く時に、仏像以外に見どころが増えた。おそらく心に感ずるところも変わってくると思われる。改めて法隆寺、東大寺、薬師寺、唐招提寺を訪れてみよう。これからも古寺院について、いろいろなことを学びたい。

◇項目別に教えていただき、斬新な感じがしました。四大障壁画の比較はおもしろかったです。お寺は大好きなのですが、お話のように「広がりと深さ」が大切なのだと思います。より深く学びたいです。

◇東大寺、薬師寺、唐招提寺の一般公開の時には足を運ぶ方ですが、東大寺の奥絵はまだ観たことがなく、今日の講義で、実物を見たい気持ちがいっそう強くなりました。見落としている部分も多く、参考になりました。

◇障壁画について、こんなに学んだのは初めてです。実物を見たいと思いました。見られる時期に出かけます。知りたいと思います。

◇高校生に奈良について質問してみると、東大寺「大仏」それ以外は「…」、聖徳太子とは「…」といった感じで、ほとんど知らない。大人もあまり変わらない。今日の講義で教えていただいたことをきっかけに、県外の友人に少しでも奈良の良さを伝えられるよう、気持ちを改めてもつことができました。次回が楽しみです。

◇講義を聞いて、御影堂や薬師寺、東大寺の障壁画をぜひ見たいと思った。きっと今までに見ているものもあるのだろうが、何気なく見ているので印象に残っていない。今日の話を思い出しながら、ナーランダの人影を探してみたい。できることならば、現地で実物を前にして講義を聞きたかった。

◇奈良24ヶ所めぐりの観点としての障壁画はなかなか興味深いものでした。有名画伯の薬師寺、唐招提寺は見ていましたが、ほかは意識していませんでした。書・塔など奈良をめぐるのに自分でポイントを決め、探しながら心で感じるようにありたいと思いました。

◇深掘りの旅を実践してみたいと思いました。

◇奈良24ヶ所めぐりの視点が変わっておもしろかった。いろいろな視点から観ることが大切だと思った。

 

質問と回答

1.今までの「奈良24ヶ所めぐり」の経過を紹介いただけませんか?

回答)

1.結論…徐々に、自分たちで奈良の各地へ行こう、「24ヶ所めぐりづくり」をしていこうという、取り組みが積極的になってきました。

2.詳細

(1)2012年(構想期)

①奈良の将来ビジョンをつくるフォーラム実行委員会で議論され、書籍『奈良の将来ビジョン-県民からの129の提案-』で「奈良二十四ヶ所めぐり」が提案されました。

②提案のポイントは、次のとおりでした。

1)年月をかけて奈良をめぐる仕組みやコースをつくることが今の時代に合っている。

2)奈良県を24地域に分け、各地域それぞれにおいて、喜んでもらえるサービスをつくり上げる。

3)(それによって)新しい観光・交流と関連産業の開発(を行う)

2013年から奈良フェニックス大学として、「奈良24ヶ所めぐり」の講義とクラブ活動を行うことにしました。

④視察旅行として一泊旅行実施  不動七重の滝→五鬼→下北山

(2)2013年(第1期)

①講義は、講師の奈良に関する見どころ紹介、歩きの魅力紹介などです。

②各地訪問は、モニターツアーということで、AB2班に分かれ、村田先生のネットワークや事務局の支援により、地域活性化リーダーが案内役となって実施

③行政の担当者との話合いや、食事処のオーナーなどとの話し合いで、改善した方が良いと思った点などを伝えました。

④具体的な訪問先は次のとおりです(鏡の把握している分のみ)。

  御所(藤岡家)→五条新町→泥川温泉→天河神社→鳳閣寺→吉野

⑤その他の訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(3)2014年(第2期)、2015年(第3期)

①モニターツアーとして、およびクラブとして自主的に各地訪問をしています。

②具体的な訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(4)2016年(第4期)

①「24ヶ所めぐりクラブ」のメンバーに自主的な活動をしていただこうと、クラブ長や各班のリーダーに各地訪問の企画と実行を依頼しました。

②クラブ長と各班リーダーが互いに顔を合わせて打ち合わせする時間がなかなかとれず、活動開始は年度後半に集中しました。

③クラブ活動の実態を知ろうと、講師もできる限り同行しました。

④各地訪問では観光ボランティに案内と説明を依頼したものが多く、自分たちで勉強して案内するということは少なかったです。

⑤各回の行事への参加者が20名前後と多く、また歩く距離も長めで、観光開発のために改善提案をすることは少なかったです。

⑥活動は活発で、柿の葉寿司つくり、赤膚焼物つくり、藍染などの体験ツアーが実施されました。

⑦「奈良24ヶ所めぐり」のクラブ長および各班リーダーと講師3名・事務局長との懇談意見交換会が持たれ、クラブ運営について改善が議論されました。

⑧具体的な訪問先は、別紙の「奈良24ヶ所めぐりの訪問先」(村田先生作成+鏡作成)を参照ください。

(5)2017年(第5期)

①前年の反省を踏まえ、クラブ員募集時に「24ヶ所めぐりづくり」であることを明確に伝えることにしました。

②クラブの活動開始が遅くならないよう、年初にクラブ長と各班のリーダーを決め、どう行動するか話し合っていただく機会をつくることにしました。

③講義の内容で、「奈良24ヶ所めぐりづくり」であることをしっかり伝え、つくり方のヒント(歩き方、公共交通機関の活用、店などへの改善提案)をお話ししていく予定です。

※なお、「奈良24ヶ所めぐり」の今年度の取り組み詳細については、622日(木)の兼村先生の講義「みんなでつくる奈良24ヶ所めぐり」、76日(木)の松本先生の講義「私たちの奈良24ヶ所めぐりをつくろう」で説明がなされる予定です。

2.できることならば、現地で実物を前にしての講義をいただけませんか?

回答)唐招提寺、薬師寺については今回お話しした以上のことをお話しできます。梅雨と真夏が終わりましたら、現地での説明ツアーを企画しますので、その際にご参加ください。

 


 

お知らせ

新田先生の講義 「盛年世代が知っていると役立つ適切な薬とのつきあい方」 (170608)への感想と質問回答

代表的な感想

◇今まで気にしていなかった薬の用法の理解が深まった。また、薬剤師の存在意義についても理解でき、自分の健康管理のためにも薬剤師との話が重要とわかり、お薬手帳、かかりつけ薬局の重要性も理解できた。

◇ありがとうございました。参考になりました。「お薬手帳」の常時持参、実行したい。

◇薬のことはわかったようでわからないことが多かったのですが、今日の話を聞いて、正しい飲み方や薬局・薬剤師とのつき合い方が理解できたように思えた。薬品はかなり専門的分野なので、知らないことやわからないことが多く、とても参考になった。サプリメントについての考え方もわかった。

◇ジェネリック医薬品への疑問が非常に強かったのですが、多岐にわたって説明いただき、少しすっきりしました。気になることがある時には、薬剤師にもっと質問していこうと思いました。

◇知っているようで知らないことが多くあり、薬剤師の役割、リスクの高いOTC医薬品(一般用医薬品)への対処など、とても参考になりました。現在ほとんど薬を飲んでいないので、今後の薬への対応の参考にさせていただきます。

◇「なぜ医師に話したことをもう一度薬局で話さないといけないのか」と、日ごろ思っていましたが、この講義で理解できました。今日の講義は役に立ちました。

◇薬の飲み方について、考えて飲んでいなかったが、この講義でいろいろな問題点などを知りました。これからは、疑問があれば薬剤師さんに相談し、適切に薬を利用していきたいと思います。

◇とても勉強になりました。お薬手帳を持参することを自覚しました。自分のため、家族のため、周知したい。薬剤師の重要性・必要性を十分に理解できました。信頼のおける薬剤師を決めておくことも自覚しました。

◇薬の正しい飲み方の知識が得られた。医者に言われたことを守り、いついかに飲むかを知りました。効果がでるような飲み方をします。薬と食事の関係の知識を得られました。薬局で薬の説明を聞くようにします。薬剤師の役割を知り、お薬手帳の大切さを再認識しました。

◇近年、病院にかかることが多くなり、興味のある話でした。薬の用法・種類等、基本的なことも自分勝手な解釈をしていたこと、誤ったことをしていることが多く反省させられた。

◇とてもよくわかった。薬は先生の指示の一方的なもので信頼しきっており、全てをお任せしている。先生と相談しながら進めていきたい。錠剤一つひとつが、いかに大切かよくわかった。お薬手帳も大切にしていきたい。

◇今まで漫然としか知らなかったことが、本日の講義で明確になりました。とても良い学びとなりました。

新田先生への質問と回答

1.外出先で手洗いなどが困難なケースがありますが、投薬時間と投薬環境のどちらを優先すべきでしょうか? 私は現在時間を優先していますが……

回答)一般的には朝昼夕など食事の時間を目安に服用して頂くことが多いかと思います。また、多くの薬は食事の前後いずれでも問題がないものが多いので、おおよその時間を優先して飲んでもらうことで問題は無いと思います。ただし、お話の中にもあったように薬によっては食事の有無が効果に大きく影響するものもありますので、しっかりとお薬の効果を引き出すためには、生活環境も含めて薬剤師に相談した上で飲んで頂くと良いと思います。

2.フェイルセーフの観点から医薬分業制度があるが、薬剤師のフェイルセーフはどうなっているのでしょうか?

回答)薬局でもお薬の調剤を行った後、複数の目で確認を行ったり、粉薬や水薬を量った量の記録を残したり、正しい薬が取り揃えられているかをバーコードやカメラを用いて確認する監査システムなどを導入しているところもあります。

また、薬を受け取る時に薬剤師と一緒に内容を確認して頂けると更に安全にお渡しすることができますね。

3.セルフメディケーション税制が、どのように無駄の節約になるのか、もう少し説明ください。

回答)セルフメディケーション税制は従来からある医療費控除の特例です。病院で年間に高額の医療費を使用する方に税制優遇があるのと同様に、病院に掛からず、市販薬で体調を維持してみえる方にも税制優遇の対象を広げることが目的といえると考えます。

国としてはセルフメディケーションを推奨することで軽微な症状での医療機関の受診を抑制し、医療費の節約に繋げたいという狙いがあります。

4.私が通っている病院は院外薬局ではないのですが、違いはどういうことなのでしょうか。価格でしょうか?

回答)院内処方は医療機関で薬を直接もらうしくみです。独立した薬局によるチェックが入らない分、確かに安くお薬を受け取ることができますが、最近では、院外処方によるチェックにより薬剤費が抑制されることも明らかになってきています。自宅の近くや勤務先の近くにかかりつけとなる薬局がない方や、お体が不自由で医療機関で直接お薬を受け取りたい方は院内処方を選択されてもよいかもしれません。

それに対し院外処方では複数の医療機関から処方されたお薬の飲み合わせなどを細かくチェックでき、安全性の面で優れています。また、院外薬局は院内薬局よりも豊富な種類の薬を取り扱っているため、院内処方よりも幅広い薬の選択肢から医師が治療に必要と判断した薬を使用することができます。ちなみに世界的には院外処方が標準です。

5.新薬とサプリメントの違いがよくわかりませんが、製造時のノウハウに差があるのでしょうか?

回答)新薬を作るためには多くの研究と臨床試験といって実際に人間にどのような効果があるのかを証明するための過程が必要になります。そのため、作るまでに時間も費用も非常に多く掛かってしまいますが、有効性もちゃんと科学的に証明されています。

対してサプリメントは通常食事等でも摂取可能な栄養素を補うことが目的であり、大きな効果や治療のための利用には向かず、あくまでも予防や健康の維持のために食事の補助程度に利用するものと考えて頂けると良いと思います。

6.お薬手帳はどこで手に入れるのですか?

回答)薬局、医院、病院などにおいて無料で手に入れることができます。

特に薬局であれば普段のご利用がなくともお気軽にお声がけいただければ手に入るはずです

一冊の手帳を全ての薬局や医療機関、ドラッグストア等も含めて共通して使っていただくことができます。

 

 

お知らせ

永富先生の講義「エネルギーの地産地消」 (170525) への感想と質問回答

 

代表的な感想

◇再生可能エネルギーに興味があるので、勉強になりました。もっとクリーンな電力が増えてほしいと思います。

◇今までエネルギーの地産地消が地域の発展に関わるとは全く思っていなかったが、とても重要なポイントになることがわかった。講義にあったように、今後は、自治体がつくるエネルギーを、公共施設だけでなく民間・個人へ供給することが必要になると思う。

◇関心が高い内容だったので興味深く聴いた。今の日本のシステムでは、地産地消がなかなか進みにくいということだったが、需要家がどの事業主を選ぶかによって、あるいは自治体に働きかけることによって、変えていけるかもしれない。電気だけでなく熱や水を含めたユーティリティサービス事業も自治体単位で考えれば、不必要なエネルギー消費を抑えられ、エネルギーのクリーン化ができる。

◇エネルギー事業の自由化、特に電気事業について、電気業務と関係がない企業の新規参入について疑問をもっていましたが、故障時のフォロー等についての説明を聞き、納得しました。エネルギー産業の競争については歓迎しますが、既存産業(企業)を超えるのはなかなか大変であると感じています。

◇エネルギー会社に勤務していた者として、国内ばかりか海外事情についても、統合的に対極的に説明があり、十分に理解できました。昨年・今年と、電力・ガス(会社)の自由化が実施されているが、わかりやすい説明が有効でした。

◇地方創生の面からも、エネルギーの地産地消は必要で、重要で興味深いテーマであった。特に奈良は立ち遅れている。社会の課題として低炭素社会、地域最適のエネルギーシステムの実現は本腰を入れて取り組むべきである。特に奈良県が住環境、観光資源をセールスポイントにするのであれば、戦略的にも環境対策は重要課題である。

◇エネルギーについては、一般人には情報もなく、関心も低かった。太陽光・水力など、奈良に住む者としてはイメージが湧きますが、中山間地域に住む者としては、節電・省エネとともに、昔の生活に学び、薪の利用など中山間地域の一般家庭での普及も、改めて考えたいと思いました。

◇エネルギーの地産地消で奈良県の現状について理解できた。地産地消を進めていくことの難しさについてもおぼろげながら理解できたと思う。

◇奈良県の再生可能エネルギーの導入量が全国42位であることに、ちょっとびっくりしました。あまり考えていなかったエネルギーの地産地消の現実がわかりました。

◇奈良県は、古くからの伝統文化を守っていくことには力を入れているように思うが、先進的なことにはなかなか……。奈良県でエネルギーの地産地消が進むにはまだまだ時間がかかりそうに思う。電力自由化では、私たちはコスト面にだけに目が行きがちだが、エネルギーの地産地消のメリット・デメリットをもっと広くしらせていく必要があると思った。

◇奈良県ではエネルギーの地産地消ができていないことを学びました。必ず進めなければならないテーマながら問題が山積みしていることも知りました。

◇海外では「水道事業と同じような感覚」で行っている所があるという言葉が印象に残った。なるほどと思った。

 

永冨先生への質問と回答

1.「エネルギーの地産地消」というテーマに関して、国の具体的な方針はどうなっていますか?

回答)国の基本指針である「エネルギー基本計画」に言及はありませんが、エネルギーの地産地消は、都市開発やまちづくりにおけるエネルギーの面的な利用、地域における強靭なインフラ形成、地方創生や地域活性化のなかで取り扱われることが多い状況です。実際に、エネルギーの地産地消を行う個々のプロジェクトに国の補助金が投下される状況が続き、地域でのそうした動きも活発化しています。個々のプロジェクト同士をどうつないでいくか、どのスケールでエネルギーシステムを最適化していくか、そうした成果を国のエネルギーシステムとしてどうつくり上げていくかといった検討が、今後の大きな課題と考えられます。

 

 

お知らせ

水主先生の講義 「日本人の死生観の変化」 (170518)への代表的な感想

 

◇深く考えさせられる内容でした。今後、家族および自己の死を見つけるインデックスとさせていただきます。

◇死生観の変化の講義を聞き、ボヤッと考えていたことについて、自分にハッキリと答えを出していきたいと思いました。

◇死生観についての講義を聞いていて、昨年亡くなった友人の死を思い出していました。友人は自分の死期を悟り緩和ケアの病院で静かに生涯を閉じました。近い所で見ていて、自分にはとうていできないことだと思いました。「自分はやりたいことは全部やったから後悔はない」と言い切った人にどこまで近づけるかは、これからの生き方次第なのかと思います。

◇死を知ることによって、今の人生観というか、生きることの意味を知ることが大切だということがわかりました。癌を患うと気持ちが沈み暗くなってしまいますが、生きる目的を知ることができました。

◇ユングの言葉が心に残った。「人生の半ばから先は、死の覚悟ができている人だけが本当に生き生き生きている」との言葉を胸に生きていきたい。この講義を聞くことができ感謝!

60代半ば、まだまだ真剣に死を考えるには至っていない。しかし、自身はもちろん親を含め自分のまわりは、それを考えていかなければならない時期を迎えている。今日の講義で、いざという時に慌てず向き合うことができるよう、心構えを身につけていかなければと思いました。子どもたちともう一度話してみようと思います。

◇「加齢とともに死を恐れるようになる高齢者」と「加齢とともに死を受け入れやすくなる高齢者」のうち後者になりたい。また、死への対策、間接的な解決策のうち、ルソーの考えが日本の幕末の思想者(吉田松陰)と同じであることに興味をもちました。

◇系統だった死生観を学び、とても参考になりました。死生観なんて考えもしなかったが、これから先、死に関することを考えなければならないのか、まだ早いのか、これからの課題の一つとして計画に留めたい。

◇自分自身の死に方について、「人間は生きてきたようにしか死ねない」柏木哲夫先生の言葉を心に刻んでいる。死期が近づいた時には、水主先生のテキストにある、明石海人の悟りの言葉が聴こえるような終りを迎えられたら理想である。「人生の夕暮れに近づいて、いよいよこの世の美しさが身にしみる。雀の声までもきれいに聞こえる」死に方を考える機会を与えていただいた。

◇「死」に対するいろいろな考え方、見方を知ることができました。読んでみたい本が、読まずに家に置いてあるのを思い出したので、ぜひ読んでみたいと思います。

◇積極的に受け入れるか? 絶望して精神を病むか? の選択であれば、積極的に受け入れたいと思います。死を自分で創るプロセスを十分に考えて、これからも明るく生きていきたい。

◇宗教への関心も、これまでどおりにもちたいですが、生き続けること、これからのことを考えるうえで、先生に教えていただいたことを学び続けたいと思います。

 

 

 

お知らせ

村田学長の講義 「地域の課題を知る」 (170511)への代表的な感想・質問回答

 

代表的な感想

◇奈良県の現状を、数字を交えてお話いただき、良く理解できました。イメージとずいぶん違うものですね。地域のプランに「おもしろがって参加・協力・支援する県民」になりたいと思います。「将来像のイメージが必要」ということもよく理解できました。

◇今までの視点にはない奈良を知り、その現実にショックを受け、もっと深く知りたいと思いました。自分から考え・知ろうと思います。まず、動きます。

◇いままでは、何かにつけて問題・課題を解決するのは行政と思っていた。しかし、何年たっても解決しない。それどころか、前より必ず悪くなっている。地域から変えていく必要があることがわかった。まずは、できるところから一つひとつ始めていくこととする。

◇視点を変えることによって、奈良の現状が露わになり、問題点が多いことを感じました。宿泊やおみやげ等、自分たちの手では改革できないと感じていましたが、今日の講義で、自分たちでもできることがあるとわかりました。小さい力ですが、活動していきたいと思います。

◇私は、観光ボランティアガイドをしており、今日の講義はとても参考になりました。世界文化遺産があるにも関わらず、再訪くださる方々が少ない状況、観光事業に関する行政策のあり方、周辺の店舗の協力姿勢に疑問を感じていますので、何らかの提案を考えていきたいと思います。

◇全国における奈良県の位置を再認識しました。5年間にわたり外国人学生を受け入れる仕事をしてきましたが、思い当たることがあります。随分とましになりましたが、まだまだ待ちの仕事(大仏商法)だと思います。誰がどう考え、どう計画し、どう動くべきなのかを再考しなければならない時が来ていると感じます。

◇奈良は情報収集と発信がヘタだと漠然と感じていたが、今日の講義で具体的に明確に知ることができた。私自身は、退職後はできるだけ奈良市内で飲食するようにしているが、SNSからの情報ですばらしい店を知ることができるし、できるだけ発信していきたい。

◇奈良を感覚的に良いところだと判断していたが、間違っていた。このような状況になったのは自分たちの責任でもある。長く奈良府民として生活していたせいなのか、情報が入ってこない、情報を取りに行かない。奈良をどうしたい、目標は、具体的な方法は……考えなければならない。

◇今おかれている奈良の位置が、ひしひしと感じられ、自分がどうしなければならないのかについて考えさせられました。これからの地域との関わりについて、何かすることを考えていくこととしたい。

◇奈良県の実力が、他府県に比べ低すぎることを知った。現状をよく学び分析して、小さなことでも良いから、できることから取り組み、改善していくことが大切である。県北東部の山間地の活性化をまず考えたい。

◇奈良の課題を聞いて、奈良県のランクの低さに驚いた。自分に何ができるのかはわからないが、奈良24ヶ所めぐりへの参加を通して、感じたことを伝えていきたいと思う。

◇京都の雅(みやび)に対し、奈良の俚(さとび)を活かす具体策をグループディスカッションして、小さな観光交流地を創り上げることの重要性を十分認識できた。また、観光立県のキャッチフレーズの至らなさも他府県との比較から理解できた。

 

質問と回答

1.奈良の課題の解決に向けて、行政をもっと動かし、少しでも他の県に追いつくよう、指導をお願いしたいのですが……。

回答)地域を良くする基本は、地域の方々の思い・行動です。皆さまが奈良の姿を正しく知り、問題意識をもってくださること、県庁や市町村へ資料を請求し、その分析に基づく提案を行ってくださることに期待します。

2.「奈良には、奈良らしい、買う側の使い方にフィットするような土産物が少ない。若手職人が新作菓子を出した時に周辺店舗から嫌がらせされるようなこともあり、新商品の開発も進みにくい」とのことに関連してですが、その嫌がらせされた葛菓子屋さんはなくなってしまうのですか?奈良フェニックス大学の関係者がひとり一個買うような運動をすることによってどうにかならないのですか?

 

お知らせ

この画面をダブルクリックするか、ブロック右上の「編集」をクリックし、お知らせの内容を記入してください。

お知らせ

江本先生の講義「次の10年のために-“変えたい”が地域を変える」(170427) への感想と質問回答

代表的な感想

◇「自分探しは自分が自分をつくることです」という言葉が心に残りました。「やりたいからやる」「好きだからやる」。“から”から始まる。本気になってやることが元気につながっていく。与えられたものに乗っていくというようになりがちですが、この言葉は大切だと感じました。

◇私が住んでいる村では、この4月から、村内に4校あった小学校が統合され1校だけになり、残された3校は廃校になった。この3校は、田口小学校のように大きな学校である。今後どのように活用していくかが大きな課題になっている。過疎問題の解決にとても参考になりました。ありがとうございました。

◇歴史のある地域を次の世代に残すためには、問題意識をもっている仲間が集まり、それぞれの世代にふさわしい形で地域を継続させていくという考えをもって始めることの大切さを学んだ気がしました。

◇おだやかな語り口の中にも、今まで活動でご苦労された中で培われたノウハウを教えていただきました。「これからやるべきことを本気で動いてみる」、そして「賛同協力を求めていく」という広がりのお話に勇気と力をいただきました。

◇地域や人々のために何かをやっていくには、「やる気・本気・元気」がまず必要であること、そして、賛同しサポートしてくれる人々をどうつくっていくかが大切であることが、本日とても印象に残りました。

◇自分が一人でも、まず始めることが大切なこと、「やる気・本気・元気」が必要であることを教えていただいた。また、「できない・あかん」の逆をすれば、できることが見つかる、あきらめないことが大切との話をいただき、活力をもっていく気になりました。

◇「元気」だけはあるので「やる気・本気」を見つけていきたい。

◇老後を元気に過ごすために、何かしなければ、何をするのかということが頭の中で堂々巡りしていたが、目標は自らの意志でしっかり決め、そして「やる気→本気→元気」をモットーに継続的に取り組むことが大切であることを理解できました。

◇今日の講義では、自分が住んでいる地域を楽しく元気にするために、必要なことがよくわかった。

◇いま住んでいるところは新興住宅地であり、住民同士のつながりが薄い。今日、話を聞きながら、年配の住民の方々が、子どもたちにとってはここがふるさとだから美しい町にしようとおっしゃっていたことを思い出した。「やる気」を「本気」にしたいと思った。

◇自分を変えることが地域を変えていくことに繋がっていくと思っています。やりたいことを探して、仲間とともに、継続的に自分を変えていく活動をしていきたい。地域は現場=住民がつくるとの講義は共感できました。自分を変え、地域を変える、新しい奈良をつくるために知ることを大切にしたいと思います。

◇できないことがわかると、できることが見えてくる……よくわかりました。「やりたいことをやる、好きだからやる」を実践していきたいです。

◇自分に何が生まれるかを考えさせられた。80才になっても何かをやる元気が出た。いろいろなことを学ぶことが大切である。会社人間であったことを反省している。

江本先生への質問と回答

問.室生口大野駅から元気村への交通を考えていただきたい。期待しています。再訪問したいと思います。

回答)交通問題の元に、市町村合併があり、予算削減・合理化がありました。この件は、ふるさと元気村の立上げ時よりの懸案です。立上げと時を同じくして、路線バスが廃止され、住民主体で運営・管理を行う当施設は、人材・用具・設備も不十分な出発を余儀なくされたところです。ともに立上げに参画してくれた地域住民、地域サポーターは、自分たちのできることを持ち寄り、この10年、継続の基礎をつくりあげてくれ、私たちは「つづける」ことに努力を続けてきたところです。

交通の便については、①奈良交通バス・室生寺からの延伸(ふるさと元気村前でUターンを!)、②送迎車の運行、③「ライドシェア」元気村の立上げ、④元気村のアーティスト・事務局による直接サービスとしての送迎などの検討を続けています。ただし、それぞれに問題点・課題があります。

現在、皆さまは、①奈良交通バスで室生寺まで~元気村へ軽ハイキング約2km、②室生口大野駅(室生地域事務所)にある電動自転車を借りてサイクリング、③友人・家族等と車で、来訪されています。

 

お知らせ

村田学長の講義 「地域は盛年の活躍に期待している」 (170413)への代表的な感想・質問回答

 

代表的な感想

◇今まであたりまえと思っていた奈良の魅力や価値を再認識し、いかに活性化していくのかという課題をもつこと、それを認識した地域が様々な方の知識や経験を活かし活動されていることにとても感銘を受けました。

◇ふだんから疑問に思っていた地域内の交流、過疎化の防止、高齢者の活躍の場所づくり、その方法等が講義を受けて解決できそうである。今後、勉強していきたい。よろしくお願いします。

◇大学を卒業して43年、二つの仕事を無事終えることができました。充実した日々でしたが、何かしら物足りなさを感じる自分がいました。退職後それらを活かして何かを始めることができたらと考えていましたが、今日の講義で、何かしらきっかけを見つけられたような気がしています。1年かけて確実なものにしていきたいと考えています。

◇中山間地域に住んでいます。地域の活性化に向けて継続性の大切さを改めて認識しました。そのため、長期と短期の取組みを考えたいと思いました。

◇私も奈良府民であったひとりで、西大和ニュータウンに住んでいます。地域の人口は年々減少しており、地域の活性化に役立てればと感じました。

◇地域の活力醸成につながった事例をもっと知りたい。私が知らないだけで、いろいろなことが進んでいる話をお聞きして、「私も」と思いました。

◇「リタイア後はゆっくりしたら」と周りの者から言われ、私もそうしようと思っていた。しかし、今日の講義を聞いて、これからの社会、盛年がするべきこと、しなければならないことが山積みなのだと、改めて気づかされた。でも、そう言われても、何をどうしたら……と思いますが、いろいろな事例を示していただき、無理なく、構えることなく、私にも少しはできるのではという気持ちが芽生えました。

◇退職後今まで地域とは関わってこなかったが、コミュニティデビューの必要性を感じた。まだ具体的に何をすれば良いのかわからないが、1年をかけてじっくり学んでいきたい。

◇コミュニティデビューとは何かを教えていただいたことは収穫です。地域活動は、無理なく楽しく継続していくことを学んだ。メダカの稚魚の育成・放流・水路めだか通りのお話はおもしろく興味ある分野でした。

◇住んでいながら奈良を知らないことの恥ずかしさを実感。今年一年の大いなる動機づけになった。

◇講義を聞いて、1年間頑張ろうと決意しました。これから1年間よろしくお願い致します。いろいろなことに知識を広げて自分ができることを見つけたいと思います。

◇奈良府民であったので、今日の話に共感するところが多々ありました。これから1年の学びで自分の不足やこれからの生きざまについて、見つめ直したいと思いました。

◇奈良県地域の現状と今後の取組み内容が理解できました。種々のテーマを継続的に行うことで、活性化や次世代に残す奈良のすばらしさの構築に努めていきたいと考えています。大切な友人を多くつくり、有意義な学校生活を過ごしていきたいと思います。

◇地域づくりの大切さがわかりました。奈良に住んでいても地域のために何をどうすれば良いのかがわかりませんでしたが、これを機会に動いてみたいと思いました。

◇地域社会にどのように貢献すれば良いのかを考えてみます。

 

質問と回答

問.「新たな公」の担い手のマネジメント能力を習得できるチャンスはあるのでしょうか?

回答)教養学部修了後に進学できる地域リーダーカレッジ(RLC)では、地域プランナー・コーディネータとして地域の活性化に関わっていくための知識・ノウハウを獲得します。また、地域活性化プロジェクトのマネジメント能力を養成します。そして、RLCでは、チームを組んでの地域実習も行いますので、地域の方々やチームメンバーから学ぶことも多々あります。

教養学部の講義の中には、地域づくりを主導しておられる方々による講義もありますので、学ぶ機会はいろいろとあります。